管理: 一般
「一般」ページを使用して、WebCenter Portalのアプリケーション全体のプロパティを設定します。
管理: 一般: アプリケーション
初期状態では、Oracleロゴとアプリケーション名のWebCenter Portalが、ホーム・ポータル・ページのバナーに表示されます。ホーム・ポータル・ページのロゴと名前は、両方ともターゲット・ユーザーにより相応しいものに変更できます。たとえば、ここに会社名や会社の部署名を表示できます。
ホーム・ポータルの名前またはロゴを変更する手順は次のとおりです。
管理: 一般: アセット
デフォルト・ページ・テンプレートの選択
WebCenter Portalでは、ページ・テンプレートによって、ユーザーの画面に個々のページとページ・グループを表示する方法を定義します。どのページも、ページ・テンプレート内に表示されます。システム管理者がページを表示するために使用するデフォルト・ページ・テンプレートを定義できる場所は、次のとおりです。
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ホーム・ポータル
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新規ポータル(ポータルのテンプレートが特定のページ・テンプレートの使用を指定していない場合)
WebCenter Portalのデフォルト・ページ・テンプレートを選択する手順は次のとおりです。
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次のいずれかの操作を行います。
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使用可能リストから「デフォルト・ページ・テンプレート」を選択します。
注意:
[system default]
では、webcenter-config.xml
にハードコードされているWebCenter Portal用に定義されているデフォルト・ページ・テンプレートを指定します。 -
「拡張編集オプション」アイコンをクリックして「式ビルダー」を選択し、特定の基準に基づいて動的にデフォルト・ページ・テンプレートを決定するEL式を入力します。ELのサポートが必要な場合は、アプリケーション開発者がEL式を指定できます。
たとえば、ログイン・ユーザーが所属する部署や組織に応じて、デフォルト・ページ・テンプレートを変更することもできます。
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「保存」をクリックします。
デフォルト・スキンの選択
システム管理者は、デフォルト・スキンを変更して、すべてのユーザーに対するWebCenter Portalのデフォルトの外観をカスタマイズできます。スキンによって、ユーザー・インタフェースの表示が変更されますが、アプリケーションの動作は変更されません。
WebCenter Portalのスキンを設定すると、そのスキンはホーム・ポータル、およびアプリケーションレベルのスキン設定を使用するすべてのポータルに適用されます。そのスキンは作成されたすべての新規ポータルにも適用されます。
スキンをWebCenter Portalに適用する手順は次のとおりです。
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次のいずれかの操作を行います。
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使用可能リストから「アプリケーション・スキン」を選択します。
各ページ・テンプレートでは優先スキンを定義して、そのページ・テンプレートに対して最適に連携するスキンを特定できます。ページ・テンプレートがポータルの新規デフォルト・ページ・テンプレートまたはシステムのデフォルトとして選択されると、そのデフォルト・スキンが自動的にそのページ・テンプレートの優先スキンに更新されます。
警告:
デフォルト・スキンを、選択されたデフォルトのページ・テンプレートの優先スキン以外に変更すると、予期しない結果になることがあります。
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「拡張編集オプション」アイコンをクリックして「式ビルダー」を選択し、特定の基準に基づいて動的にデフォルト・アプリケーション・スキンを決定するEL式を入力します。
たとえば、ログイン・ユーザーが所属する部署や組織に応じて、デフォルト・スキンを変更することもできます。
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「保存」をクリックします。
選択するスキンがWebCenter Portal、作成したすべての新規ポータル、およびアプリケーションレベルのスキン設定を使用するすべてのポータルに適用されます。そのスキンは、アプリケーションレベルのスキン設定がオーバーライドされたポータルには適用されません。
デフォルト・リソース・カタログの選択
システム管理者がページ、ページ・テンプレート、ページ・スタイルおよびタスク・フロー・アセットに使用するデフォルト・リソース・カタログを指定できる場所は、次のとおりです。
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新規ポータル
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ホーム・ポータル
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ビジネス・ロール・ページ
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ポータル内のページ・テンプレート
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ホーム・ポータルのページ・テンプレート
デフォルト・リソース・カタログを選択する手順は次のとおりです。
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「次のリソース・カタログ」の下にあるリストで、デフォルトのリソース・カタログを選択します。
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オプションで、「拡張編集オプション」アイコンをクリックして「式ビルダー」を選択し、特定の基準に基づいて動的にデフォルト・リソース・カタログを決定するEL式を入力します。たとえば、ログイン・ユーザーが属するロールに応じて、デフォルト・リソース・カタログを変更することもできます。ELのサポートが必要な場合は、アプリケーション開発者がEL式を指定できます。
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「保存」をクリックします。
管理: 一般: オプション
コピーライトとプライバシ宣言文のカスタマイズ
システム管理者は、WebCenter Portalのコピーライトとプライバシ宣言文をカスタマイズまたは非表示にすることができます。
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コピーライト: アプリケーション全体のコピーライト宣言文を表示します。
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プライバシURL: アプリケーション全体のプライバシ・ポリシーが含まれるドキュメントにリンクします。
コピーライトとプライバシ宣言文をカスタマイズしたり非表示にするには:
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「ページ・フッターの表示」を選択または選択解除して、ページ・フッターにコピーライトとプライバシ情報を表示または非表示にします。
必要に応じて法律上の注意点とプライバシURLを変更します。
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コピーライト: アプリケーションに対する適切なコピーライト宣言文を入力します。コピーライト情報が不要な場合には、このフィールドは空白のままにします。
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プライバシURL: アプリケーションのプライバシ・ポリシーの場所を指定します。完全修飾URLを入力します。プライバシ情報が不要な場合には、このフィールドは空白のままにします。
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「保存」をクリックします。
オンライン・ヘルプ・リンクのカスタマイズ
システム管理者は、カスタム・オンライン・ヘルプへのURLを指定して、「ヘルプ」メニューからアクセスするデフォルトのWebCenter Portalオンライン・ヘルプを置き換えることができます。
「ヘルプの目次」リンクをカスタマイズするには:
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「グローバル・ヘルプURL」フィールドに、カスタム・オンライン・ヘルプの場所へのURLを入力します。
完全修飾URLを次の形式で入力します。
http://host:port/helplocation
次に例を示します。
http://myhost:8888/myhelp
WebCenter Portalのデフォルト・グローバル・ヘルプURLは、
/webcenterhelp/spaces?topic=welcome_rr
です。デフォルト設定に戻す場合には、このURLを入力します。注意:
「グローバル・ヘルプURL」フィールドを空白のままにすると、「ヘルプの目次」リンクは表示されません。
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「保存」をクリックします。
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カスタム・ヘルプが適切に開いているかどうかを確認するには、WebCenter Portalの「ヘルプ」メニューで「ヘルプの目次」を選択します。
デフォルト表示言語の選択
初期設定で、WebCenter Portalでは、27の言語と100の異なるロケールがサポートされています。WebCenter Portalのシステム管理者が、デフォルトの表示言語を選択する必要があります。
WebCenter Portalのデフォルト表示言語を選択する手順は次のとおりです。
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次のいずれかの操作を行います。
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リストから「デフォルト言語」を選択します。
必要な言語がドロップダウン・リストにない場合、「カスタマイズ」をクリックして必要な言語のチェック・ボックスを選択し、「保存」をクリックします。
完全に新しい言語を追加するには、ローカライズ・チームがWebCenter Portalリソース・バンドルをその新しい言語に翻訳し、その翻訳をWebCenter Portalがデプロイされている管理対象サーバーにデプロイする必要があります。
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「拡張編集オプション」アイコンをクリックして「式ビルダー」を選択し、特定の基準に基づいて動的にデフォルト言語を決定するEL式を入力します。ELのサポートが必要な場合は、アプリケーション開発者がEL式を指定できます。
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「保存」をクリックします。
管理: 一般: デフォルト・ポータル
デフォルトでは、ユーザーがログインするとポータル・ブラウザが表示されますが、初期ランディング・ページは、ホーム・ポータル、特定のポータルまたは特定のページに変更できます。特定のグループ、認証されたユーザー、およびパブリック・ユーザーに対する開始ページを指定できます。
グループに対するデフォルト開始ページの指定
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選択したエンタープライズ・グループに対して特定の開始ページが表示されるようにするには、「グループの追加」をクリックします。
注意:
デフォルト・ポータルが非表示またはプライベートの場合、そのポータルをグループ・メンバーに表示するには、そのグループ自体がポータルのメンバーである必要があります。
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「グループの追加」ダイアログで、グループを検索するかリストからグループを選択し、「OK」をクリックします。
選択したグループが表に追加されます。
グループに属するすべてのユーザーは、WebCenter Portalにログインすると、デフォルト・ランディング・ページが表示されます。デフォルトでは、ランディング・ページはポータル・ブラウザに設定されることに注意してください。
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ランディング・ページの「場所」を変更するには、グループ名を選択して「編集」をクリックし、「編集」ダイアログを開きます。
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目的のグループに最初に表示されるのが、ホーム・ポータルか、特定のポータルまたはページかを選択します。
注意:
指定されたポータルまたはページをすべてのユーザーが使用できることを確認します(『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のページ・セキュリティの設定に関する項を参照)。そうしないと、ユーザーには
「ページが見つかりません」
が表示されます。-
ホーム・ポータルを開く。ユーザーが最初にログインしたときにホーム・ポータルが表示されるように指定する場合に選択します。
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特定のポータルを開く。特定のポータルの表示を指定する際に選択し、ポータル名を相対URLまたは完全なURLとして入力します。次に例を示します。
http://
host:port
/webcenter/portal/
portal
または、「参照」をクリックして、「ポータルの追加」ダイアログのポータルのリストから選択します。
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特定のページURLを開く。特定のページの表示を指定する際に選択し、そのページの場所を入力します。
通常、これは内部のページです。この例に示すように、完全修飾のページURLか相対ページURLを入力できます。
http://mywebcenter.com:8888/webcenter/portal/page/landingpage
http://mywebcenter.com:8888/webcenter/portal/portalname/page/landingpage
/portals/portalname/page/landingpage
外部ページを指定する場合には、必ず完全修飾URLを指定してください。
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「OK」をクリックして、「Save」をクリックします。
認証済ユーザーに対するデフォルト開始ページの指定
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「認証済ユーザー」セクションで、指定されたどのグループにも属さない認証済ユーザーに対して、最初のログイン時に表示される内容を指定します。
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ポータル・ブラウザを開く。ユーザーには、最初のログイン時にポータル・ブラウザが表示されます。
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ホーム・ポータルを開く。ユーザーが最初にログインしたときにホーム・ポータルが表示されるように指定する場合に選択します。
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特定のポータルを開く。特定のポータルの表示を指定する際に選択し、ポータル名を相対URLまたは完全なURLとして入力します。次に例を示します。
http://
host:port
/webcenter/portal/
portal
または、「参照」をクリックして、「ポータルの追加」ダイアログのポータルのリストから選択します。
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特定のページURLを開く(デフォルト)。特定のページの表示を指定する際に選択し、そのページの場所を入力します。
通常、これは内部のページです。この例に示すように、完全修飾のページURLか相対ページURLを入力できます。
http://mywebcenter.com:8888/webcenter/portal/page/landingpage
http://mywebcenter.com:8888/webcenter/portal/portalname/page/landingpage
/portals/portalname/page/landingpage
外部ページを指定する場合には、必ず完全修飾URLを指定してください。
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「OK」をクリックして、「Save」をクリックします。
パブリック・ユーザーに対するデフォルト開始ページの指定
ポータルを、そのポータルが含まれるWebCenter Portalインスタンスにアクセスする任意のユーザーが使用できるようにできます。WebCenter Portalアカウントへの登録は不要です。提供されるパブリック情報により、ポータルをメンバー以外のユーザーやWebCenter Portalコミュニティ外のユーザーと共有できます。
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「パブリック・ユーザー」セクションで、パブリック・ユーザーが最初にログインする際に表示される画面を指定します。
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ようこそページを開きます。デフォルトで選択されています。ユーザーには、最初のログイン時にWebCenter Portalのようこそページが表示されます。
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特定のポータルを開く。特定のポータルの表示を指定する際に選択し、ポータル名を相対URLまたは完全なURLとして入力します。次に例を示します。
http://
host:port
/webcenter/portal/
portal
または、「参照」をクリックして、「ポータルの追加」ダイアログのポータルのリストから選択します。
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特定のページURLを開く。特定のページの表示を指定する際に選択し、そのページの場所を入力します。
通常、これは内部のページです。この例に示すように、完全修飾のページURLか相対ページURLを入力できます。
http://mywebcenter.com:8888/webcenter/portal/page/landingpage
http://mywebcenter.com:8888/webcenter/portal/portalname/page/landingpage
/portals/portalname/page/landingpage
外部ページを指定する場合には、必ず完全修飾URLを指定してください。
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「OK」をクリックして、「Save」をクリックします。
管理: 一般: セッション・タイムアウト
WebCenter Portalセッションで長時間アクティビティがないと、そのセッションはタイムアウトします。セッションがタイムアウトとなるまでのデフォルトの経過時間(分)を変更して、セッションがタイムアウトとなる際にポップアップまたはウィンドウを表示するかどうかを選択できます。
WebCenter Portalのセッション・タイムアウトの設定を変更する手順:
管理: 一般: 自己登録
システム管理者は、WebCenter Portalの自己登録を有効にすることができます。自己登録により、ユーザーは独自のログインとパスワードを作成できます。自己登録したユーザーはただちに自動的にWebCenter Portalへのアクセス権が付与され、新規ユーザー・アカウントがアイデンティティ・ストアで作成されます。
招待者限定の自己登録の有効化
システム管理者は、招待者限定の自己登録を許可することにより、WebCenter Portal外のユーザーにポータル・メンバーシップを供与できます。このオプションが有効な場合、ポータル・マネージャは、カスタマイズされた招待状を電子メールで送信することにより、ポータルに参加するようにすべてのユーザーを招待できます。この招待状には、招待された参加者がポータル・メンバーシップを受け入れる際にクリックするセキュアな自己登録URLが含まれます。
招待を介してWebCenter Portalで任意のユーザーに自己登録を許可する手順は次のとおりです。
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「招待を介した自己登録の許可」を選択します。
このオプションを選択解除すると、既存のユーザーのみがポータル・メンバーシップの候補となります。
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「保存」をクリックします。
このオプションを有効化すると、ポータル・マネージャは任意のユーザーを招待して自分のポータルのメンバーにすることができます。
すべてのユーザーの自己登録の有効化
パブリック・ユーザーの自己登録が許可されている場合、WebCenter Portalのサインイン・ページに「アカウントに登録」リンクが表示されます。
WebCenter Portalで任意のユーザーに自己登録を許可する手順は次のとおりです。
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「パブリック・ユーザーに自己登録を許可」を選択します。
このオプションを選択解除すると、パブリック・ユーザーはWebCenter Portalで自己登録できません。
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「保存」をクリックします。
『Oracle WebCenter Portalでのポータルの使用』のWebCenter Portalへの自己登録に関する項に記載されたとおり、現在はインターネットにアクセスできるすべてのユーザーが自己をWebCenter Portalアプリケーションのユーザーとして登録できます。WebCenter Portalに登録しようとしたときに、ユーザーに応答が返されない場合、ユーザーはブラウザを更新して再試行する必要があります。