SQLデータ・ソース

デフォルトでは、SQLデータ・ソースは存在しません。SQLデータ・ソースは、アプリケーション・レベルまたはポータル・レベルで作成できます。アプリケーション・レベルのSQLデータ・ソースは、ポータルが特に除外されていないかぎり、すべてのポータルで使用できます。ポータル・レベルのSQLデータ・ソースは、作成元のポータルでのみ使用できます。

すべてのデータベース接続のデフォルトSQLスタイルは、Oracleです。データ・ソースがMicrosoft SQL Serverデータベースの場合、システム管理者は次の作業を実行する必要があります。

  • SQLスタイルを、SQL Serverデータベースをサポートするものに手作業でオーバーライドします。これを実行するには、Javaシステム・プロパティjbo.SQLBuilderSQLServerに設定します。この構成でOracle WebLogic Serverを起動すると、指定したSQLスタイルがサポートされます。

    jbo.SQLBuilderプロパティは、次のいずれかの方法で設定します。

    • DomainHome/bin/setDomainEnv.shファイルを開いて、-Djbo.SQLBuilder=SQLServerJAVA_OPTIONSの行に追加します。

    • 管理対象サーバーの開始スクリプトをテキスト・エディタで編集し、-Djbo.SQLBuilder=SQLServerJAVA_OPTIONSの行に追加します。

    • WebLogic Server管理コンソールで、WC_Spaces管理対象サーバーに移動して、「サーバーの起動」タブをクリックし、「引数」テキスト領域にシステム・プロパティを指定します。

  • jbo.TypeMapEntriesプロパティを使用して、typemapエントリとしてJavaを指定します。

    -Djbo.TypeMapEntries="Java" 

SQLデータ・ソースで作業するには、ツールバーでアイコンおよびアクションを選択します。情報および支援については、結果として表示されるダイアログにあるオンライン・ヘルプを参照してください。