ランディング・ページについて

WebCenter Portal Performance Packを起動すると、ログイン資格証明を入力するよう求められます。WebLogicサーバーの管理者ロールに属するユーザー名およびパスワードを入力する必要があります。次に、ランディング・ページに移動します。このページから、選択したOracle WebCenter Portalインスタンスに関連するパフォーマンスの問題を監視および診断するために必要なすべてのリソースにアクセスできます。

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WebCenter Portal Performance Packを起動すると、ターゲットはそのインストール対象となるJVM WebCenter Portal Performance Packに自動的に設定されます。また、ユーザー・メニューにも注目してください。このメニューには、言語プリファレンスの表示、ヘルプへのアクセス(スタート・ガイドのオーバーレイを含む)およびサインアウトのオプションが含まれます。

ランディング・ページを開始点として使用して、処理の遅いリクエストを識別し、パフォーマンスのボトルネックの診断にドリルダウンします。タブ付きのページにより、使用可能な機能間を簡単に移動できます。「ヘルプ」ボタンからアクセスされる情報は、現在開いているページに基づきます。イベント・リストはデフォルト・ページです。

ランディング・ページの概要を理解したところで、使用する主な機能について詳しく見ていきましょう。

機能 説明 詳細情報
イベント・リスト

指定した時間範囲内でサーバーによって処理されたイベントのリストが表示されます。初期範囲は、現在から1時間前までに設定されます。

このページを起点として以下のことができます。

  • 指定した時間範囲の変更、または最新データを取得のクリックによる過去1時間のイベントの取得を行えます。

  • 各リクエストのHTTPリクエスト・タイプを表示できます

  • リクエストを継続時間別(ミリ秒単位)にソートし、処理の遅いリクエストを検索できます

  • イベントの上にマウスを置くと完全なイベント名が表示されます。これには、完全なURLおよび問合せ文字列が含まれます。

  • インストゥルメンテーションおよびメソッド・サンプリングに基づいて問題領域を診断できる、個別のイベント詳細にドリルダウンできます。

「イベントの使用」を参照
メソッド統計

現在から最後のリセット日付までのすべてのメソッドが表示されます。

このページを起点として以下のことができます。

  • メソッド、ヒットまたは継続時間別にソートできます

  • 各メソッドの継続時間およびヒット数に基づいて問題のメソッドを識別できます。

    システムのパフォーマンスおよびスケーラビリティに、より大きな影響を与える可能性のある、ヒット数が高いまたは継続時間が長い(あるいはその両方の)メソッドを最適化します。特によりレベルの低いメソッドを最適化します。

  • メソッドの上にマウスを置くと完全なメソッド名が表示されます。また、クリップボードに名前をコピーできます。

  • 統計のリセットをクリックして、履歴データをすべて消去し、最後のリセット日付を現在の日時に更新できます。この機能により、新規のテスト・シナリオでメソッド統計の収集を新たに開始できます。

「メソッド統計について」を参照
スレッド・ダンプ

JVMから返されたすべてのスレッドが、指定された順序で表示されます。各コール・スタックは、メソッド・コールを含む、折りたたみ可能なセクションです。

このページを起点として以下のことができます。

  • スレッド・ヘルスに基づいて、スレッドをフィルタできます。(ACTIVE、STANDBY、SUSPENDED、STUCK)

  • 現在の状態に基づいて、スレッドをフィルタできます。(WAITING、RUNNABLE、TIMED-WAITING、PENDING)

  • 特定のスレッドを展開して、スレッドに関連付けられているメソッドを表示できます。特定のメソッドのウォッチを選択できます。

    注意: WebCenter Portal Performance Packに関連付けられたメソッドは無効であるため、ウォッチできません。

「スレッド・ダンプについて」を参照
構成

現在の構成の設定、およびインストゥルメントするように構成されている主なメソッドが表示されます。

このページを起点として以下のことができます。

  • インストゥルメンテーションおよびサンプリングを有効化または無効化(あるいはその両方)できます

  • 構成設定の変更

  • 保存済に戻すをクリックして、前回保存した構成に戻すように構成をリセットします

  • 「更新」をクリックして、変更を構成ファイルに保存せずにコミットできます

  • 「保存」をクリックして構成の変更を保存できます

  • 追加のクラス/メソッドをインストゥルメント対象として追加できます

  • 事前構成済メソッドのウォッチまたはウォッチ解除を選択できます

「構成について」を参照