25 RSSフィードのモニタリング

RSS (Really Simple Syndication)は、RSS 2.0形式およびAtom 1.0形式のニュース・フィードとしてWebCenter Portalからコンテンツを公開する機能を提供します。また、RSSを使用して、ポータル・ページのRSSビューアで外部ソースのニュース・フィードを表示できます。

ノート:

ポータル・マネージャには、RSSニュース・フィードなど、いくつかのポータル機能を表示または非表示にする権限があります(『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』ポータルに対するRSSニュース・フィードの有効化または無効化に関する項を参照)。

ポータル・マネージャが、RSSフィードを追加および構成します(『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』ポータルへのRSSフィードの追加に関する項を参照)。

権限:

この章は、WebCenter Portalおよび外部ソースのニュース・フィードを公開することに関心のあるWebCenter Portalユーザーを対象としています。この章で説明するタスクは、すべてのWebCenter Portalユーザーが使用できます。

トピック:

RSSについて

RSSの機能は、次の方法で公開されます。

「RSS」アイコン

RSSニュース・フィードは、ディスカッション、リストおよびお知らせに更新されたコンテンツ情報を配信します。図25-1は、「お知らせ」ページまたはコンソールのお知らせで使用可能な「RSS」アイコンを示しています。

ノート:

ポータル・マネージャがポータルでRSSを有効化していない場合は、「RSS」アイコンを使用できません。

図25-1 「お知らせ」の「RSS」アイコン

図25-1の説明が続きます
「図25-1 「お知らせ」の「RSS」アイコン」の説明

RSSマネージャ

WebCenter Portalでは、2種類の方法でニュース・フィードを入手できます。

この項には次のトピックが含まれます:

RSSマネージャへのアクセス

RSSマネージャにアクセスするには:

  • WebCenter Portalの下部にある「RSS」リンクをクリックします(図25-2)。

ノート:

ポータル・マネージャがポータルでRSSを有効化していない場合は、「RSS」リンクを使用できません。『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』ポータルへのRSSフィードの追加に関する項を参照してください。

図25-2 ポータルの「RSS」リンク

図25-2の説明が続きます
「図25-2 ポータルの「RSS」リンク」の説明
RSSマネージャの使用

RSSマネージャにRSSフィードが有効化されているすべてのポータルのノードが表示されます。WebCenter Portalから入手するニュース・フィードはコンテキストを認識し、発生元のポータルからのコンテンツのみを表示します。

RSSがポータルで有効化されている場合(『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』ポータルに対するRSSニュース・フィードの有効化または無効化に関する項を参照)、およびRSSフィードが含まれるツール(ディスカッション、お知らせ、リストなど)がそのポータルで有効化されている場合(『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』ポータルで使用可能なツールとサービスの有効化および無効化に関する項を参照)は、ポータルがRSSマネージャに表示されます

ノート:

Oracle WebCenter Portalでは、Jive機能(お知らせおよびディスカッション)のサポートが非推奨となりました。リリース12c (12.2.1.4.0)より前のリリースからアップグレードした場合、アップグレードしたインスタンスでJive機能は使用可能なままですが、これらの機能にOracleサポートは提供されません。次のリリースでは、アップグレードしたインスタンスでもJive機能は使用できなくなります。

ニュース・フィードが提供する詳細レベルは、そのフィード・ソースによって異なります。たとえば、特定のリストからニュース・フィードを取り込むと、最近追加または変更された行の詳細と、個々の行へのリンクが表示されます。このようなリンクをクリックした場合も、リストのコンテンツが表示された状態で、ポータルに戻ります。

図25-3 RSSマネージャで展開されたポータル・ノード

図25-3の説明が続きます
「図25-3 RSSマネージャで展開されたポータル・ノード」の説明

RSSマネージャを使用するには:

  1. 「フィルタ」リストから、RSSマネージャに表示するRSS対応ポータルを選択します。

    • 「すべて表示」を選択すると、ユーザーがアクセス権を持つRSS対応のすべてのポータルのリストが表示されます。

    • 「参加済の表示」を選択すると、自分がメンバーであるRSS対応ポータルのリストが表示されます。これはデフォルト選択です。

    • 「パブリックの表示」を選択すると、RSS対応パブリック・ポータルのリストが表示されます。

  2. ポータル・ノードを開き、RSS 2.0およびAtom 1.0の両方のニュース・フィードを入手します。

    ノート:

    フィードURLを取得するには、ポータル・マネージャがRSSニュース・フィードを有効化している必要があります。また、選択したリーダーでHTTP認証をサポートしている必要があります。

  3. 「RSS」または「Atom」アイコンとリンクをクリックし、フィードを直接表示するか、フィードURLをコピーします。

    • ブラウザに用意されているリンクをコピーするコマンドを使用してフィードURLをコピーする場合は、アイコンを右クリックします。

    • フィードを表示する場合は、リンクをクリックします。ログイン資格証明を使用して、フィード・ビューアにアクセスします。

    必ずRSS 2.0またはAtom 1.0対応のリーダーを使用してください。

RSSビュー

RSSでは、外部サイトのニュース・フィードをポータルに表示できます(図25-4)。

ポータル・マネージャは、外部RSSフィードのコンテンツを表示するようにRSSを構成できます。『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』RSSタスク・フローのフィード・ロケーションの編集に関する項を参照してください。また、WebCenter Portalは、外部アプリケーションを使用したログイン資格証明の受渡しをサポートします。「外部アプリケーションのログイン情報の提供」を参照してください。

外部アプリケーションへのアクセス

セキュアなニュース・フィード・アイテムにアクセスするたびに、コンテンツを表示するためにそのセキュアなアプリケーションにログオンする必要があります。アプリケーションにアクセスするたびにログイン資格情報を入力するか、または外部アプリケーションにログイン資格情報を保存して管理させることができます。特定のアプリケーションの資格証明を保存した後で、WebCenter Portalにログオンすると、自動的にそのアプリケーションにログインします。よく使用するすべての外部アプリケーションに対してこの機能を提供できます。

アクセスするセキュア・アプリケーションが外部アプリケーションとして登録されていない場合は、「外部アプリケーションのログイン情報の提供」のステップを実行してください。

ツールのニュース・フィードの入手

関係する各ツールごとに固有の場所からニュース・フィードが提供されます。

この項では、このようなフィードの取得についてステップを追って説明します。次のトピックが含まれています:

ディスカッション・フォーラム・ニュース・フィードの入手

ディスカッション・フォーラム・ニュース・フィードを使用して、選択したポータルのディスカッションへの追加または変更を追跡します。ディスカッション・フォーラム・ニュース・フィードURLは、RSSマネージャ、「ディスカッション」ページ(またはコンソール)およびディスカッション・フォーラム・ビューの3箇所から入手できます。すべてのディスカッションRSS URLおよびAtom URLは、同じフィード(選択したポータルのすべてのディスカッションへの追加および変更)を提供します。

この項には次のトピックが含まれます:

RSSマネージャからのディスカッション・フォーラム・ニュース・フィードの入手

RSSマネージャは、RSS 2.0およびAtom 1.0の両方のニュース・リーダーについて、ディスカッション・フォーラム・ニュース・フィードを提供します。自身がメンバーであり、ニュース・フィードに対応しているポータルからいずれかのフィードを選択します。ディスカッション・フォーラム・ニュース・フィードを使用して、選択したポータルのディスカッション・フォーラムへの追加または変更を追跡します。

RSS Managerから「ディスカッション・フォーラム」ニュース・フィードのURLを入手するには:

  1. WebCenter Portalの下部にある「RSS」リンクをクリックします(図25-5)。

    ノート:

    ポータル・マネージャがポータルでRSSを有効化していない場合は、「RSS」リンクを使用できません。

  2. RSSマネージャで、必要に応じて、ニュース・フィードとして使用するディスカッションが含まれているポータルのノードを開きます。

    ポータル名の左にある「展開」アイコンをクリックするか、ポータル名を右クリックしてそのメニューから展開オプションを選択すると、ポータル・ノードを開くことができます。

  3. 「ディスカッション」の横にある「RSS 2.0」アイコンまたは「Atom 1.0」アイコン(図25-6)を右クリックし、表示されるコンテキスト・メニューからリンク・コピーのコマンドを選択します。

    たとえば、ブラウザがFirefoxの場合、リンク・コピーのコマンドは「リンクのURLをコピー」です。ブラウザがInternet Explorerの場合、リンク・コピーのコマンドは「ショートカットのコピー」です。

    図25-6 RSSマネージャの「ディスカッション」ノードの横にある「RSS 2.0」アイコンおよび「Atom 1.0」アイコン

    図25-6の説明が続きます
    「図25-6 RSSマネージャの「ディスカッション」ノードの横にある「RSS 2.0」アイコンおよび「Atom 1.0」アイコン」の説明

    または、「RSS」アイコンをニュース・リーダー上にドラッグすると、ステップの大部分を省略できます。WebCenter Portal資格証明の入力が必要になることがあります。詳細は、「RSSについて」を参照してください。

  4. ニュース・リーダーに移動し、サブスクリプションの追加アクションを開始します。

    この方法は、使用するニュース・リーダーによって異なります。

  5. ステップ3でコピーしたリンクを、使用するニュース・リーダーの該当フィールドに貼り付けます。

    WebCenter Portal資格証明の入力が必要になることがあります。詳細は、「RSSについて」を参照してください。

「ディスカッション」ページからのニュース・フィードの入手

「ディスカッション」ページ(またはコンソール)では、ディスカッションをモニタリングしながら、ニュース・フィードURLを簡単に取得できます。

「ディスカッション」ページから、ポータルのすべてのディスカッションのRSS URLを取得するには:

  1. RSSフィードとして使用するディスカッション・フォーラムが含まれているポータルに移動します。
  2. ナビゲーション・バーの「ディスカッション」をクリックして、「ディスカッション」ページ(またはコンソール)を開きます。

    ポータル「ディスカッション」ページが表示されるのは、ポータル・マネージャによってディスカッションが有効化され、「ディスカッション」ページが追加されている場合です。ポータルでのツールの有効化の詳細は、『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』ポータルで使用可能なツールとサービスの有効化および無効化に関する項を参照してください。

    すべてのポータル・メンバーに「ディスカッション」ページを公開するには、ポータル・マネージャがポータル・ナビゲーションにページ・リンクを追加する必要があります(『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』ポータル・ナビゲーションへの既存ページの追加に関する項を参照)。ポータル・ナビゲーションに表示するページについては、そのページの「可視性」チェック・ボックスも選択する必要があります。詳細は、『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』ポータル・ナビゲーションでのページの表示と非表示の切替えに関する項を参照してください。

  3. 「ディスカッション」ページの「RSS」アイコン(図25-7)を右クリックし、リンク・コピーのコマンドを選択します。

    ノート:

    ポータル・マネージャがポータルでRSSを有効化していない場合は、「RSS」アイコンを使用できません。

    たとえば、ブラウザがFirefoxの場合、リンク・コピーのコマンドは「リンクのURLをコピー」です。ブラウザがInternet Explorerの場合、リンク・コピーのコマンドは「ショートカットのコピー」です。

    図25-7 「ディスカッション」ページの「RSS」アイコン

    図25-7の説明が続きます
    「図25-7 「ディスカッション」ページの「RSS」アイコン」の説明

    または、「RSS」アイコンをニュース・リーダー上にドラッグすると、ステップの大部分を省略できます。WebCenter Portal資格証明の入力が必要になることがあります。詳細は、「RSSについて」を参照してください。

  4. RSSリーダーに移動し、サブスクリプションの追加アクションを開始します。

    この方法は、使用するRSSリーダーに応じて異なります。

  5. ステップ3でコピーしたリンクを、使用するRSSリーダーの該当フィールドに貼り付けます。

    WebCenter Portal資格証明の入力が必要になることがあります。詳細は、「RSSについて」を参照してください。

    ノート:

    「ディスカッション」ページのニュース・フィードURLは、RSS 2.0ニュース・リーダーのみに対応します。Atom 1.0ニュース・リーダーを使用する場合は、次のいずれかを実行します。

ディスカッション・フォーラム・ビューからのニュース・フィードの入手

ディスカッション・フォーラム・ビューからも、選択したポータルのディスカッション・ニュース・フィードを入手できます。このビューのポータルへの配置は、ポータルのマネージャによって決められます。ただし、タスク・フローが配置されていれば、RSSニュース・フィードURLを使用するためのRSSアイコンも表示されます。この項では、そのツールの使用方法について説明します。

ディスカッション・フォーラム・ビューからニュース・フィードURLの入手するには:

  1. ディスカッション・フォーラムが含まれている必要なポータルのページに移動します。
  2. ビューの「RSS」アイコン(図25-8)を右クリックし、リンク・コピーのコマンドを選択します。

    ノート:

    ポータル・マネージャがポータルでRSSを有効化していない場合は、「RSS」アイコンを使用できません。

    たとえば、ブラウザがFirefoxの場合、リンク・コピーのコマンドは「リンクのURLをコピー」です。ブラウザがInternet Explorerの場合、リンク・コピーのコマンドは「ショートカットのコピー」です。

    図25-8 ディスカッション・フォーラム・ビューの「RSS」アイコン

    図25-8の説明が続きます
    「図25-8 ディスカッション・フォーラム・ビューの「RSS」アイコン」の説明

    または、「RSS」アイコンをニュース・リーダー上にドラッグすると、ステップの大部分を省略できます。

    WebCenter Portal資格証明の入力が必要になることがあります。詳細は、「RSSについて」を参照してください。

  3. RSSリーダーに移動し、サブスクリプションの追加アクションを開始します。

    この方法は、使用するRSSリーダーに応じて異なります。

  4. ステップ2でコピーしたリンクを、使用するRSSリーダーの該当フィールドに貼り付けます。

    ノート:

    ディスカッション・ビューのニュース・フィードURLは、RSS 2.0ニュース・リーダーのみに対応します。Atom 1.0ニュース・リーダーを使用する場合は、次のいずれかを実行します。

    WebCenter Portal資格証明の入力が必要になることがあります。詳細は、「RSSについて」を参照してください。

リスト・ニュース・フィードの入手

リストは、組織内のあらゆるものを追跡するために使用できる重要な追跡の形式を提供します。たとえば、あるグループが、割り当てられた役割と連絡先情報の概略を示すメンバーシップ・リストが必要とします。まず最初に、問題解決を追跡するリストを設定します。

次に、任意のニュース・リーダーの1つから、そのリストへの変更を追跡することをお薦めします。

リストには、ニュース・リーダーから変更を追跡するための2つの方法があります。

  • 特定のポータルで最近追加または変更されたすべてのリストの追跡。

  • 特定のリストで最近追加または変更されたデータ行の追跡。

リストのニュース・フィードURLは、RSSマネージャ、「リスト」ページおよび特定のページの任意のリスト・ビューの3箇所から入手できます。RSSマネージャおよび「リスト」ページでは、両方のタイプのリスト・フィードにアクセスできます。個々のリスト・ビューは、表示されたリストの行に対するデータ変更のフィードを提供します。

次のトピックでは、選択したポータルから、最近追加または変更されたリスト行またはリストのニュース・フィードを入手する方法について説明します。

RSSマネージャからのリスト・ニュース・フィードの入手

RSSマネージャには、2種類のリスト・ニュース・フィードがあります。ポータルに最近追加または変更されたリストのフィード、および1つの特定のリストの行に対する最近のデータ変更のフィードです。また、RSS Managerには、RSS 2.0およびAtom 1.0の両方のリーダーに対応するフィードが用意されています。使用するどのニュース・リーダーにおいても重要な要件は、HTTP認証のサポートです(詳細は、「RSSについて」を参照)。

RSS Managerから「リスト」ニュース・フィードを入手するには:

  1. WebCenter Portalの下部にある「RSS」ボタンをクリックします(図25-9)。

    ノート:

    ポータル・マネージャがポータルでRSSを有効化していない場合は、「RSS」リンクを使用できません。

  2. RSSマネージャで、RSSフィードの入手元のリストが含まれているポータルのノードを開きます。
  3. ポータルのすべてのリストのRSSフィードを取得するには、「リスト・サービス」の横にある「RSS 2.0」アイコンまたは「Atom 1.0」アイコンを右クリックし(図25-10)、表示されるコンテキスト・メニューからリンク・コピーのコマンドを選択します。

    ノート:

    ポータル・マネージャがポータルでRSSを有効化していない場合は、「RSS」アイコンを使用できません。

    たとえば、ブラウザがFirefoxの場合、リンク・コピーのコマンドは「リンクのURLをコピー」です。ブラウザがInternet Explorerの場合、リンク・コピーのコマンドは「ショートカットのコピー」です。

    図25-10 RSSマネージャ・ページの「リスト」ノード

    図25-10の説明が続きます
    「図25-10 RSSマネージャ・ページの「リスト」ノード」の説明

    または、ニュース・フィード・アイコンをニュース・リーダー上にドラッグすると、ステップの大部分を省略できます。WebCenter Portal資格証明の入力が必要になることがあります。詳細は、「RSSについて」を参照してください。

  4. RSSリーダーに移動し、サブスクリプションの追加アクションを開始します。

    この方法は、使用するRSSリーダーに応じて異なります。

  5. ステップ3でコピーしたリンクを、使用するRSSリーダーの該当フィールドに貼り付けます。

    WebCenter Portal資格証明の入力が必要になることがあります。詳細は、「RSSについて」を参照してください。

「リスト」ページからのニュース・フィードの入手

ポータル「リスト」ページが表示されるのは、ポータル・マネージャによってリストが有効化され、「リスト」ページ(またはコンソール)が追加されている場合です。ポータルでのツールの有効化の詳細は、『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』ポータルで使用可能なツールとサービスの有効化および無効化に関する項を参照してください。

「リスト」ページには、ポータルで使用可能すべてのリストが含まれています。ポータル・ページをナビゲートしているとき、特に有意義なリスト(たとえば、プロジェクトの問題のリスト)を見つけることがあります。各リストには独自のRSSニュース・フィードが用意されているため、リストへの追加または変更をサブスクライブしやすくなります。

「リスト」ページには、RSS 2.0リーダー用のニュース・フィードのみが表示されます。Atom 1.0のニュース・リーダーが必要なときは、RSS Managerを使用します。

「リスト」ページからニュース・フィードを入手するには:

  1. 追跡するリストが含まれているポータルに移動します。
  2. 「リスト」ページまたはコンソール(ある場合)に移動します。

    すべてのポータル・メンバーに「リスト」ページを公開するには、ポータル・マネージャがポータル・ナビゲーションにページ・リンクを追加する必要があります(『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』ポータル・ナビゲーションへの既存ページの追加に関する項を参照)。ポータル・ナビゲーションに表示するページについては、そのページの「可視性」チェック・ボックスも選択する必要があります。詳細は、『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』ポータル・ナビゲーションでのページの表示と非表示の切替えに関する項を参照してください。

  3. 必要なリストを開きます。
  4. 「RSS」アイコンを右クリックし、リンク・コピーのコマンドを選択します。

    ノート:

    ポータル・マネージャがポータルでRSSを有効化していない場合は、「RSS」アイコンを使用できません。

    たとえば、ブラウザがFirefoxの場合、リンク・コピーのコマンドは「リンクのURLをコピー」です。ブラウザがInternet Explorerの場合、リンク・コピーのコマンドは「ショートカットのコピー」です。

    図25-11 「リスト」ページのリスト

    図25-11の説明が続きます
    「図25-11 「リスト」ページのリスト」の説明
  5. RSSリーダーに移動し、サブスクリプションの追加アクションを開始します。
  6. コピーしたリンクを、RSSリーダーの該当フィールドに貼り付けます。

    ノート:

    「リスト」ページのニュース・フィードURLは、RSS 2.0ニュース・リーダーのみに対応します。Atom 1.0ニュース・リーダーを使用する場合は、次のいずれかを実行します。

    WebCenter Portal資格証明の入力が必要になることがあります。詳細は、「RSSについて」を参照してください。

リストからのニュース・フィードの入手

「リスト」ビューには、ビューに含まれるすべてのリストに対する最近の追加および変更のRSSニュース・フィードと、個々のリストの行に対する最近のデータ変更のRSSニュース・フィードも表示されます。

リスト・ビューからニュース・フィードを入手するには:

  1. 追跡するリストが含まれているポータルに移動します。
  2. 個々のリスト行に対するデータ変更のニュース・フィードを入手するには、左側のペインのリスト名を選択してリストを右側のペインに表示し(図25-12)、右側のペインにある「RSS」アイコンを右クリックし、表示されるコンテキスト・メニューからリンク・コピーのコマンドを選択します。

    ノート:

    ポータル・マネージャがポータルでRSSを有効化していない場合は、「RSS」アイコンを使用できません。

    たとえば、ブラウザがFirefoxの場合、リンク・コピーのコマンドは「リンクのURLをコピー」です。ブラウザがInternet Explorerの場合、リンク・コピーのコマンドは「ショートカットのコピー」です。

    図25-12 リスト・ビュー

    図25-12の説明が続きます
    「図25-12 リスト・ビュー」の説明

    または、「RSS」アイコンをニュース・リーダー上にドラッグすると、ステップの大部分を省略できます。WebCenter Portal資格証明の入力が必要になることがあります。詳細は、「RSSについて」を参照してください。

  3. RSSリーダーに移動し、サブスクリプションの追加アクションを開始します。

    この方法は、使用するRSSリーダーに応じて異なります。

  4. ステップ2でコピーしたリンクを、使用するRSSリーダーの該当フィールドに貼り付けます。

    ノート:

    リスト・ビューのニュース・フィードURLは、RSS 2.0ニュース・リーダーのみに対応します。Atom 1.0ニュース・リーダーを使用する場合は、次のいずれかを実行します。

    WebCenter Portal資格証明の入力が必要になることがあります。詳細は、「RSSについて」を参照してください。

お知らせニュース・フィードの入手

お知らせは、優れたニュース・フィードの1つです。通常は、簡潔で適切であり、非常にタイムリーで重要な情報です。複数のポータルのメンバーである場合、1箇所(任意のニュース・リーダー)からすべてのお知らせにアクセスできます。

お知らせニュース・フィードは、RSSマネージャ、「お知らせ」ページ(またはコンソール)およびお知らせビューの3箇所から入手できます。

この項には次のトピックが含まれます:

RSSマネージャからのお知らせニュース・フィードの入手

RSSマネージャは、お知らせの2種類のフィード(RSS 2.0およびAtom 1.0)を提供します。これらのいずれかを使用して、特定のポータルのすべての新規および変更されたお知らせを追跡します。

RSS Managerから「お知らせ」ニュース・フィードを入手するには:

  1. WebCenter Portalの下部にある「RSS」リンクをクリックします(図25-13)。

    ノート:

    ポータル・マネージャがポータルでRSSを有効化していない場合は、「RSS」リンクを使用できません。

    図25-13 「RSS」リンク

    図25-13の説明が続きます
    「図25-13 「RSS」リンク」の説明
  2. RSSマネージャで、ニュース・リーダーから追跡するお知らせが含まれているポータルのノードを開きます。

    ポータル名の左にある「展開」アイコンをクリックするか、ポータル名を右クリックしてそのメニューから展開オプションを選択すると、ポータル・ノードを開くことができます。

  3. 「お知らせ」の横にある「RSS 2.0」アイコンまたは「Atom 1.0」アイコン(図25-14)を右クリックし、表示されるコンテキスト・メニューからリンク・コピーのコマンドを選択します。

    たとえば、ブラウザがFirefoxの場合、リンク・コピーのコマンドは「リンクのURLをコピー」です。ブラウザがInternet Explorerの場合、リンク・コピーのコマンドは「ショートカットのコピー」です。

    図25-14 「RSS」ページの「お知らせ」ノード

    図25-14の説明が続きます
    「図25-14 「RSS」ページの「お知らせ」ノード」の説明

    または、ニュース・フィード・アイコンをニュース・リーダー上にドラッグすると、ステップの大部分を省略できます。WebCenter Portal資格証明の入力が必要になることがあります。詳細は、「RSSについて」を参照してください。

  4. RSSリーダーに移動し、サブスクリプションの追加アクションを開始します。

    この方法は、使用するRSSリーダーに応じて異なります。

  5. ステップ3でコピーしたリンクを、使用するRSSリーダーの該当フィールドに貼り付けます。

    WebCenter Portal資格証明の入力が必要になることがあります。詳細は、「RSSについて」を参照してください。

「お知らせ」ページからのニュース・フィードの入手

お知らせマネージャは、WebCenter Portalの「お知らせ」ページ(またはコンソール)から公開されます。お知らせマネージャを使用して、お知らせを作成したり更新できます。また、お知らせのニュース・フィードURLを取り込むことができます。

RSS Managerとは異なり、お知らせマネージャでは、RSS 2.0ニュース・リーダー用のニュース・フィードが表示されます。Atom 1.0フィードが必要なときは、RSSマネージャを使用してフィードURLを入手します。詳細は、「RSSマネージャからのお知らせニュース・フィードの入手」を参照してください。

「お知らせ」ページからニュース・フィードを入手するには:

  1. 「お知らせ」ページまたはコンソールを開きます。

    ポータル「お知らせ」ページ(またはコンソール)が表示されるのは、ポータル・マネージャによってお知らせが有効化され、「お知らせ」ページが追加されている場合です。ポータルでのツールの有効化の詳細は、『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』ポータルで使用可能なツールとサービスの有効化および無効化に関する項を参照してください。

    すべてのポータル・メンバーに「ディスカッション」ページを公開するには、ポータル・マネージャがポータル・ナビゲーションにページ・リンクを追加する必要があります(『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』ポータル・ナビゲーションへの既存ページの追加に関する項を参照)。ポータル・ナビゲーションに表示するページについては、そのページの「可視性」チェック・ボックスも選択する必要があります。詳細は、『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』ポータル・ナビゲーションでのページの表示と非表示の切替えに関する項を参照してください。

    お知らせの詳細は、「お知らせの使用」を参照してください。

    ノート:

    「お知らせ」ビューで「お知らせマネージャのオープン」アイコンをクリックして、お知らせマネージャにアクセスすることもできます。このアイコンは、必要な権限がない場合、お知らせビューに表示されません。

  2. 「お知らせ」ページまたはコンソールの右側にある「RSS」アイコン(図25-15)を右クリックし、表示されるコンテキスト・メニューからリンク・コピーのコマンドを選択します。

    ノート:

    ポータル・マネージャがポータルでRSSを有効化していない場合は、「RSS」アイコンを使用できません。

    たとえば、ブラウザがFirefoxの場合、リンク・コピーのコマンドは「リンクのURLをコピー」です。ブラウザがInternet Explorerの場合、リンク・コピーのコマンドは「ショートカットのコピー」です。

    図25-15 「お知らせ」ページの「RSS」アイコン

    図25-15の説明が続きます
    「図25-15 「お知らせ」ページの「RSS」アイコン」の説明

    または、ニュース・フィード・アイコンをニュース・リーダー上にドラッグすると、ステップの大部分を省略できます。WebCenter Portal資格証明の入力が必要になることがあります。詳細は、「RSSについて」を参照してください。

  3. RSSリーダーに移動し、サブスクリプションの追加アクションを開始します。

    この方法は、使用するRSSリーダーに応じて異なります。

  4. ステップ2でコピーしたリンクを、使用するRSSリーダーの該当フィールドに貼り付けます。

    ノート:

    「お知らせ」ページのニュース・フィードURLは、RSS 2.0ニュース・リーダーのみに対応します。Atom 1.0ニュース・リーダーを使用する場合は、次のいずれかを実行します。

    WebCenter Portal資格証明の入力が必要になることがあります。詳細は、「RSSについて」を参照してください。

お知らせビューからのニュース・フィードの入手

お知らせからニュース・フィードURLにアクセスすることもできます。「お知らせ」ページと同様、ビューは、RSS 2.0ニュース・リーダー用のフィードのみを提供します。Atom 1.0フィードが必要なときは、RSSマネージャを使用してフィードURLを入手します。詳細は、「RSSマネージャからのお知らせニュース・フィードの入手」を参照してください。

お知らせビューからニュース・フィードを入手するには:

  1. お知らせビューが表示されているページに移動します。
  2. お知らせビューの「RSS」アイコン(図25-16)を右クリックし、表示されるコンテキスト・メニューからリンク・コピーのコマンドを選択します。

    ノート:

    ポータル・マネージャがポータルでRSSを有効化していない場合は、「RSS」リンクを使用できません。

    たとえば、ブラウザがFirefoxの場合、リンク・コピーのコマンドは「リンクのURLをコピー」です。ブラウザがInternet Explorerの場合、リンク・コピーのコマンドは「ショートカットのコピー」です。

    図25-16 お知らせビューの「RSS」アイコン

    図25-16の説明が続きます
    「図25-16 お知らせビューの「RSS」アイコン」の説明

    または、ニュース・フィード・アイコンをニュース・リーダー上にドラッグすると、ステップの大部分を省略できます。WebCenter Portal資格証明の入力が必要になることがあります。詳細は、「RSSについて」を参照してください。

  3. RSSリーダーに移動し、サブスクリプションの追加アクションを開始します。

    この方法は、使用するRSSリーダーに応じて異なります。

  4. ステップ2でコピーしたリンクを、使用するRSSリーダーの該当フィールドに貼り付けます。

    ノート:

    お知らせビューのニュース・フィードURLは、RSS 2.0ニュース・リーダーのみに対応します。Atom 1.0ニュース・リーダーを使用する場合は、次のいずれかを実行します。

    WebCenter Portal資格証明の入力が必要になることがあります。詳細は、「RSSについて」を参照してください。

RSSのリフレッシュ

他のページ・コンポーネントとともにRSSコンポーネントは、すべてのサーバー・リクエストでリフレッシュされます。ただし、ニュース・フィードからのコンテンツは動的である場合があるため、必要に応じて、「リフレッシュ」アイコン(図25-17)をクリックして、RSSを自分自身でリフレッシュするオプションがあります。

最新のRSSフィードを表示するには、「リフレッシュ」アイコンをクリックします(図25-17)。

ノート:

ブラウザの再ロードやリフレッシュ用のボタンはクリックしないでください。「リフレッシュ」アイコンをクリックして、ビューを更新します。

図25-17 RSSビューの「リフレッシュ」アイコン

図25-17の説明が続きます
「図25-17 RSSビューの「リフレッシュ」アイコン」の説明

ビューは、外部ソースから最新データを更新および表示します。

RSSフィードの削除

「RSSの削除」アイコンが使用可能な場合は、「RSSの削除」アイコンを使用して、ページからRSSコンポーネントを削除できます(図25-18)。ポータル・マネージャは、RSSビューの削除設定を指定できます。『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』RSSタスク・フローの削除に関する項を参照してください。

図25-18 RSSビューの「削除」アイコン

図25-18の説明が続きます
「図25-18 RSSビューの「削除」アイコン」の説明

RSSの削除アイコンをクリックすると、「コンポーネントの削除」ダイアログが表示されます。ページからRSSコンポーネントを削除するには、このダイアログの「削除」アイコンをクリックします。