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20 DBMS_APP_CONT_REPORT

このプロシージャにより、ACCHK_SET(TRUE)の間に収集されたACCHKトレースのレポートを生成します。

この章のトピックは、次のとおりです:

20.1 DBMS_APP_CONT_REPORTのセキュリティ・モデル

アプリケーションには、DBMS_APP_CONT_REPORTパッケージのEXECUTE権限が必要です。

20.2 DBMS_APP_CONT_REPORTサブプログラムの要約

このトピックでは、DBMS_APP_CONT_REPORTのサブプログラムをアルファベット順に示し、簡単に説明しています。

表20-1 DBMS_APP_CONT_REPORTパッケージのサブプログラム

サブプログラム 説明
ACCHK_REPORTプロシージャ このプロシージャは、実行のレポートを提供します。データは、acchkビューから導出されます。

20.2.1 ACCHK_REPORTプロシージャ

このプロシージャは、実行のレポートを生成します。データは、acchkビューから導出されます。

構文

DBMS_APP_CONT_REPORT.ACCHK_REPORT (
   level                    IN VARCHAR2,
   service_name             IN VARCHAR2);

パラメータ

表20-2 ACCHK_REPORTプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

level

これらは定数です。
  • SUMMARY: サマリー・レポートのみ(デフォルト)
  • WARNING: サマリーおよび警告
  • FULL: サマリーおよびすべてのワークロード取得(警告がない場合を含む)

service_name

サービス名修飾子(オプション)。

NULLは、すべてのservice_namesに適用されます。

プロシージャの例外

DBMS_APP_CONT_REPORT.ACCHK_REPORTプロシージャの例外は、次のとおりです。

  • 20000: レポート・レベル・パラメータが無効です。

SET SERVEROUTPUT ON FORMAT WRAPPED

SET LINESIZE 180
DBMS_APP_CONT_REPORT.ACCHK_REPORT(DBMS_APP_CONT_REPORT.FULL);

SET SERVEROUTPUT ON FORMAT WRAPPED

SET LINESIZE 180
DBMS_APP_CONT_REPORT.ACCHK_REPORT(DBMS_APP_CONT_REPORT.WARNING);

SET SERVEROUTPUT ON FORMAT WRAPPED

SET LINESIZE 180
DBMS_APP_CONT_REPORT.ACCHK_REPORT(DBMS_APP_CONT_REPORT.SUMMARY);