RPMベースのOracle Databaseインストールの削除
yumコマンドを使用してインストールされているデータベースを削除するには、この手順を使用します。
yumコマンドは、データベース(ORCLCDB)やリスナー(LISTENER)などOracleホームでデフォルト構成されるコンポーネントを検出し、これらのコンポーネントを削除します。
yumコマンドは、デフォルト・データベース(ORCLCDB)およびリスナー(LISTENER)以外に、追加データベースやリスナーなどOracleホームで構成される他のコンポーネントを検出すると、削除プロセスを停止します。これらの構成済コンポーネントを手動で削除するように指示するメッセージが表示されます。これらの構成済コンポーネントを削除するには、次の手順を実行します。
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Oracle Databaseインストール所有者ユーザー(
oracle)としてログインします。 -
インストールに関連付けられているデータベースを削除するには、Oracle Database Configuration Assistant (Oracle DBCA)を使用します。
$ cd $ORACLE_HOME/bin $ ./dbca -
インストールに関連付けられたリスナーを削除するには、Oracle Net Configuration Assistant (Oracle NETCA)を実行します。
$ cd $ORACLE_HOME/bin $ ./netca -
rootとしてログインし、yumコマンドを再度実行してrpmベースのデータベース・インストールを削除します。# yum -y remove oracle-database-ee-19c