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  1. Grid Infrastructureインストレーションおよびアップグレード・ガイド
  2. LinuxでのOracle Grid Infrastructureのオペレーティング・システムの構成
  3. Linux x86-64プラットフォームのオペレーティング・システム要件
  4. x86-64でサポートされているOracle Linux 8のディストリビューション

x86-64でサポートされているOracle Linux 8のディストリビューション

次の情報を使用して、サポートされているOracle Linux 8のディストリビューションを確認します。

表4-2 x86-64 Oracle Linux 8オペレーティング・システムの最小条件

項目 要件

SSH要件

サーバーにOpenSSHがインストールされていることを確認します。OpenSSHは必須のSSHソフトウェアです。

Oracle Linux 8

サポートされている最小バージョン:

  • Unbreakable Enterprise Kernel 6を使用したOracle Linux 8.1: 5.4.17-2011.0.7.el8uek.x86_64以降

  • Red Hat互換カーネルを使用したOracle Linux 8: 4.18.0-80.el8.x86_64以降

ノート:

Oracle Linuxを、利用可能な最新のバージョンおよびリリース・レベルに更新することをお薦めします。

Oracle Linux 8のパッケージ

Unbreakable Linux NetworkでOracle Linux 8チャネルにサブスクライブするか、Oracle Linux yumサーバーWebサイトからyumリポジトリを構成した後、Oracle Database Preinstallation RPM (oracle-database-preinstall-19c)をインストールします。Oracle Database Preinstallation RPM (oracle-database-preinstall-19c)は、次の表にリストされているすべての必須パッケージと、Oracle Grid InfrastructureおよびOracle Databaseインストールの依存性を自動的にインストールし、その他のシステム構成も実行します。Oracle Database Preinstallation RPM (oracle-database-preinstall-19c)をインストールする場合、Oracle Database Preinstallation RPMが自動的にインストールするため、これらのパッケージをインストールする必要はありません。


bc
binutils
elfutils-libelf
elfutils-libelf-devel
fontconfig-devel
glibc
glibc-devel
ksh
libaio
libaio-devel
libXrender
libX11
libXau
libXi
libXtst
libgcc
libnsl
librdmacm
libstdc++
libstdc++-devel
libxcb
libibverbs
make
policycoreutils
policycoreutils-python-utils
smartmontools
sysstat

ノート:

32ビットのクライアント・アプリケーションを使用して64ビットのサーバーにアクセスする場合は、この表にリストされているパッケージの最新の32ビット・バージョンもインストールする必要があります(使用可能な場合)。

Oracle Linux 8のオプション・パッケージ

要件に基づいて、次のパッケージの最新リリース・バージョンをインストールします。


ipmiutil (Intelligent Platform Management Interface)
libnsl2 (Oracle Database Clientのみ)
libnsl2-devel (Oracle Database Clientのみ)
libvirt-libs (KVM)
net-tools (Oracle RACおよびOracle Clusterware)
nfs-utils (Oracle ACFS)

パッチおよび既知の問題

  • Oracle Linux Enterprise Linux 8とRed Hat Enterprise Linux 8の、最新のOracle Databaseリリース更新(RU)およびリリース更新リビジョン(RUR)のパッチのリストは、My Oracle Supportを参照してください

  • Oracle Linux 8とRed Hat Enterprise Linux 8の既知の問題およびオープン・バグのリストは、『Oracle Databaseリリース・ノート』を参照してください

KVM仮想化

KVM仮想化とも呼ばれるカーネルベースの仮想マシン(KVM)は、サポートされているすべてのOracle Linux 8ディストリビューション用のOracle Database 19cで動作保証されています。Oracle Databaseでサポートされている仮想化テクノロジの詳細は、次の仮想化マトリックスを参照してください。

https://www.oracle.com/database/technologies/virtualization-matrix.html

親トピック: Linux x86-64プラットフォームのオペレーティング・システム要件