imagetypeコマンド

imagetypeキーワードを指定してコマンドを使用し、イメージ・タイプを追加、削除、変更および管理します。

rhpctl add imagetype

新しいイメージ・タイプおよびそれに関連付けられたユーザー・アクションを構成します。

構文

rhpctl add imagetype -imagetype image_type -basetype {SOFTWARE |
  ORACLEGISOFTWARE | ORACLEDBSOFTWARE | ORACLEGGSOFTWARE}
  [-useractions user_action_list]

パラメータ

表A-34 rhpctl add imagetypeコマンドのパラメータ

パラメータ 説明
-imagetype image_type

作成するイメージ・タイプの名前を指定します。

-basetype {SOFTWARE | ORACLEGISOFTWARE | ORACLEDBSOFTWARE | ORACLEGGSOFTWARE}

作成するイメージ・タイプの基となるベース・イメージ・タイプを指定します。Oracle Databaseソフトウェアの場合はORACLEDBSOFTWARE (デフォルト)、Oracle Grid Infrastructureソフトウェアの場合はORACLEGISOFTWARE、Oracle GoldenGateソフトウェアの場合はORACLEGGSOFTWARE、その他のすべてのソフトウェアの場合はSOFTWAREを使用します。

-useractions user_action_list

ユーザー・アクションのカンマ区切りリストを指定します。

新しいイメージ・タイプを追加するには、次のようにします。

rhpctl add imagetype -imagetype DB122_PATCH_TYPE -basetype ORACLEDBSOFTWARE

rhpctl allow imagetype

ユーザーまたはロールに対してイメージ・タイプへのアクセス権限を付与します。

構文

rhpctl allow imagetype -imagetype image_type {-user user_name [-client cluster_name] | -role role_name}

パラメータ

表A-35 rhpctl allow imagetypeコマンドのパラメータ

パラメータ 説明
-imagetype image_type

アクセス権限を付与するイメージ・タイプの名前を指定します。Oracle Databaseソフトウェアの場合はORACLEDBSOFTWARE (デフォルト)、Oracle Grid Infrastructureソフトウェアの場合はORACLEGISOFTWARE、それ以外のソフトウェアの場合はSOFTWAREを使用します。カスタム・イメージ・タイプの場合、イメージ・タイプ名を使用します。

-user user_name

イメージ・タイプへのアクセス権限を付与するオペレーティング・システム・ユーザーを指定します。このパラメータまたは-roleパラメータのいずれかが必要です。

-client cluster_name

必要に応じて、オペレーティング・システム・ユーザーが属するクライアント・クラスタの名前を指定できます(-userパラメータを使用するように選択した場合)。

-role role_name

-userパラメータのかわりに、イメージへのアクセス権限を付与する特定のロールを指定することもできます。

rhpctl delete imagetype

既存のイメージ・タイプを削除します。

構文

rhpctl delete imagetype -imagetype image_type

使用上のノート

削除するイメージ・タイプを指定します。組込みイメージ・タイプは削除できません。

rhpctl disallow imagetype

ユーザーまたはロールからイメージ・タイプへのアクセス権限を削除します。

構文

rhpctl disallow imagetype -imagetype image_type {-user user_name [-client cluster_name] | -role role_name}

パラメータ

表A-36 rhpctl disallow imagetypeコマンドのパラメータ

パラメータ 説明
-imagetype image_type

アクセス権限を削除するイメージ・タイプの名前を指定します。Oracle Databaseソフトウェアの場合はORACLEDBSOFTWARE (デフォルト)、Oracle Grid Infrastructureソフトウェアの場合はORACLEGISOFTWARE、それ以外のソフトウェアの場合はSOFTWAREを使用します。カスタム・イメージ・タイプの場合、イメージ・タイプ名を使用します。

-user user_name

イメージ・タイプへのアクセス権限を削除するオペレーティング・システム・ユーザーを指定します。このパラメータまたは-roleパラメータのいずれかが必要です。

-client cluster_name

必要に応じて、オペレーティング・システム・ユーザーが属するクライアント・クラスタの名前を指定できます(-userパラメータを使用するように選択した場合)。

-role role_name

-userパラメータのかわりに、イメージへのアクセス権限を削除する特定のロールを指定することもできます。

rhpctl modify imagetype

イメージ・タイプの構成を変更します。

構文

rhpctl modify imagetype -imagetype image_type -useractions user_action_list

パラメータ

表A-37 rhpctl modify imagetypeコマンドのパラメータ

パラメータ 説明
-imagetype image_type

変更するイメージ・タイプの名前を指定します。Oracle Databaseソフトウェアの場合はORACLEDBSOFTWARE (デフォルト)、Oracle Grid Infrastructureソフトウェアの場合はORACLEGISOFTWARE、Oracle GoldenGateソフトウェアの場合はORACLEGGSOFTWARE、その他のすべてのソフトウェアの場合はSOFTWAREを使用します。カスタム・イメージ・タイプの場合、イメージ・タイプ名を使用します。

-useractions user_action_list

ユーザー・アクションのカンマ区切りリストを指定します。

rhpctl query imagetype

イメージ・タイプの構成を表示します。

構文

rhpctl query imagetype -imagetype image_type

使用上のノート

問い合せるイメージ・タイプの名前を指定します。Oracle Databaseソフトウェアの場合はORACLEDBSOFTWARE (デフォルト)、Oracle Grid Infrastructureソフトウェアの場合はORACLEGISOFTWARE、それ以外のソフトウェアの場合はSOFTWAREを使用します。カスタム・イメージ・タイプの場合、イメージ・タイプ名を使用します。