Oracle Restartのパッチ適用およびアップグレード

Oracle Fleet Patching and Provisioningを使用し、ゴールド・イメージを使用してOracle Restartにパッチ適用しアップグレードできます。

単一ノードのOracle Restartのターゲットを、任意のパッチを含むゴールド・イメージからプロビジョニングするOracleホームに移動できます。Oracle Fleet Patching and Provisioningにより、listener.oraなどの構成ファイルを新しいOracleホームにコピーできるようになります。

Oracle Fleet Patching and Provisioningを使用し、ゴールド・イメージを使用してOracle Restartをアップグレードすることもできます。上位レベルのゴールド・イメージからプロビジョニングしたターゲットOracleホームでOracleホームをアップグレードして、Oracle Restart環境をアップグレードします。Oracle Fleet Patching and Provisioningでは、構成およびインベントリ設定が更新されます。

次のようなRHPCTLユーティリティを使用して、Oracle Restartにパッチを適用します。

rhpctl move gihome -sourcewc Oracle_Restart_home_1 -destwc Oracle_Restart_home_2 
-targetnode Oracle_Restart_node {superuser credentials}

次のようなRHPCTLユーティリティを使用して、Oracle Restartをアップグレードします。

rhpctl upgrade gihome -sourcewc source_Oracle_Restart_home -destwc higher_version_Oracle_Restart_home 
-targetnode Oracle_Restart_node {superuser credentials}