useractionコマンド

useractionキーワードを指定してコマンドを使用し、ユーザー・アクションを追加、削除および変更します。

rhpctl add useraction

ユーザー・アクションおよびそれに関連付けられたスクリプトおよびアクション・ファイルを構成します。

構文

rhpctl add useraction -useraction user_action_name -actionscript script_name
  [-actionfile file_name] [-pre | -post] [-optype option]
  [-onerror {ABORT | CONTINUE}] [-runscope {ONENODE | ALLNODES | AUTO}]

パラメータ

表A-58 rhpctl add useractionコマンドのパラメータ

パラメータ 説明
-useraction user_action_name

追加するユーザー・アクションの名前を指定します。

-actionscript script_name

実行する特定のアクションをユーザー・アクションと関連付けます。

-actionfile file_name

必要に応じて、ユーザー・アクションに必要なアクション・ファイルを指定できます。

-pre | -post

追加操作の前にユーザー・アクションを実行する場合は、-preパラメータを使用し、ユーザー・アクションを後で実行する場合は、-postパラメータを使用します。

-optype option

必要に応じて、ユーザー・アクションを構成する操作を指定できます。オプションは次のとおりです。

  • IMPORT_IMAGE
  • ADD_WORKINGCOPY
  • DELETE_WORKINGCOPY
  • ADD_DATABASE
  • DELETE_DATABASE
  • MOVE_DATABASE
  • MOVE_GIHOME
  • UPGRADE_DATABASE
  • UPGRADE_GIHOME
  • ADDNODE_GIHOME
  • DELETENODE_GIHOME
  • ADDNODE_DATABASE
  • DELETENODE_DATABASE
  • ADDNODE_WORKINGCOPY
  • ZDTUPGRADE_DATABASE
  • ZDTUPGRADE_DATABASE_SNAPDB
  • ZDTUPGRADE_DATABASE_DBUA
  • ZDTUPGRADE_DATABASE_SWITCHBACK
-onerror {ABORT | CONTINUE}

必要に応じて、操作の実行中にユーザー・アクションでエラーが発生した場合に操作を中断するか、続行するかを選択できます。

-runscope {ONENODE | ALLNODES | AUTO}

必要に応じて、ユーザー・アクションを実行するノードを指定できます。パッチがデータベースに適用されたノード上の各データベースに対してユーザー・アクションを実行するには、ONENODEを選択します。すべてのクラスタ・ノード上の各データベースに対してユーザー・アクションを実行するには、ALLNODESを選択します。他のコマンド・オプションに基づいて実行範囲を決定する場合は、AUTOを選択します。

rhpctl delete useraction

既存のユーザー・アクション構成を削除します。

構文

rhpctl delete useraction -useraction user_action_name

使用上のノート

削除するユーザー・アクションの名前を指定します。

rhpctl modify useraction

指定したユーザー・アクション名の構成を変更します。

構文

rhpctl modify useraction -useraction user_action_name [-actionscript script_name]
  [-actionfile file_name] [-pre | -post] [-optype option]
  [-onerror {ABORT | CONTINUE}] [-runscope {ONENODE | ALLNODES | AUTO}]

パラメータ

表A-59 rhpctl modify useractionコマンドのパラメータ

パラメータ 説明
-useraction user_action_name

変更するユーザー・アクションの名前を指定します。

-actionscript script_name

必要に応じて、実行するアクション・スクリプトを指定できます。

-pre | -post

変更操作の前にユーザー・アクションを実行する場合は、-preパラメータを使用し、ユーザー・アクションを後で実行する場合は、-postパラメータを使用します。

-optype option

必要に応じて、ユーザー・アクションを構成する操作を指定できます。オプションは次のとおりです。

  • IMPORT_IMAGE
  • ADD_WORKINGCOPY
  • DELETE_WORKINGCOPY
  • ADD_DATABASE
  • DELETE_DATABASE
  • MOVE_DATABASE
  • MOVE_GIHOME
  • UPGRADE_DATABASE
  • UPGRADE_GIHOME
  • ADDNODE_GIHOME
  • DELETENODE_GIHOME
  • ADDNODE_DATABASE
  • DELETENODE_DATABASE
  • ADDNODE_WORKINGCOPY
  • ZDTUPGRADE_DATABASE
  • ZDTUPGRADE_DATABASE_SNAPDB
  • ZDTUPGRADE_DATABASE_DBUA
  • ZDTUPGRADE_DATABASE_SWITCHBACK
-onerror {ABORT | CONTINUE}

必要に応じて、操作の実行中にユーザー・アクションでエラーが発生した場合に操作を中断するか、続行するかを選択できます。

-runscope {ONENODE | ALLNODES | AUTO}

必要に応じて、ユーザー・アクションを実行するノードを指定できます。必要に応じて、ユーザー・アクションを実行するノードを指定できます。パッチがデータベースに適用されたノード上の各データベースに対してユーザー・アクションを実行するには、ONENODEを選択します。すべてのクラスタ・ノード上の各データベースに対してユーザー・アクションを実行するには、ALLNODESを選択します。他のコマンド・オプションに基づいて実行範囲を決定する場合は、AUTOを選択します。

rhpctl query useraction

ユーザー・アクションの構成を表示します。

構文

rhpctl query useraction [-useraction user_action_name | -imagetype image_type]
  [-optype option]

パラメータ

表A-60 rhpctl query useractionコマンドのパラメータ

パラメータ 説明
-useraction user_action_name

問い合せるユーザー・アクションの名前を指定します。

-imagetype image_type

または、ソフトウェア・タイプを指定することもできます。Oracle Databaseソフトウェアの場合はORACLEDBSOFTWARE (デフォルト)、Oracle Grid Infrastructureソフトウェアの場合はORACLEGISOFTWARE、それ以外のソフトウェアの場合はSOFTWAREを使用します。カスタム・イメージ・タイプの場合、イメージ・タイプ名を使用します。

-optype option

必要に応じて、問合せを実行する操作を指定できます。オプションは次のとおりです。

  • IMPORT_IMAGE
  • ADD_WORKINGCOPY
  • DELETE_WORKINGCOPY
  • ADD_DATABASE
  • DELETE_DATABASE
  • MOVE_DATABASE
  • MOVE_GIHOME
  • UPGRADE_DATABASE
  • UPGRADE_GIHOME
  • ADDNODE_GIHOME
  • DELETENODE_GIHOME
  • ADDNODE_DATABASE
  • DELETENODE_DATABASE
  • ADDNODE_WORKINGCOPY