異機種間接続プロセスのアーキテクチャ

Oracle Databaseの異機種間サービス・コンポーネントは異機種間サービス・エージェント・プロセスと通信し、異機種間サービス・エージェント・プロセスはOracle以外のシステムと通信します。

図2-1に、Oracle異機種間接続のプロセス・アーキテクチャの構造を示します。

図2-1 Oracleの異機種間接続プロセスのアーキテクチャ



コードは、概念上次の3つの部分に分けることができます。

  • Oracle Databaseの異機種間サービス・コンポーネント。

    このモジュールが、異機種間接続関連のほとんどの処理を実行します。

  • エージェントの汎用コード

    これは、エージェント内にある、すべての異機種間サービス製品に対する汎用コードです。このコードはデータベースと通信し、マルチスレッド・サポートを提供します。

  • ドライバ

    このモジュールはOracle以外のシステムと通信します。これは異機種間サービスからのコールを、Oracle以外のシステムのネイティブ・アプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)にマッピングするために使用されます。また、これはOracleシステムに固有ではありません。