異機種間サービス・エージェントのタイプ
異機種間サービス・エージェントには、次の2つのタイプがあります。
- Oracle Database Gateway
Oracle Database Gatewayは、Oracle以外の特定システムへのアクセス用に設計されたゲートウェイです。 - Oracle Database Gateway for ODBCエージェント
様々なOracle以外のデータベース・システム用のOracle Database Gatewayに加えて、Oracle Database Gateway for ODBCエージェントがあります。
親トピック: 異機種間サービス・コンポーネントの役割
Oracle Database Gateway
Oracle Database Gatewayは、Oracle以外の特定システムへのアクセス用に設計されたゲートウェイです。
Oracle以外のいくつかの市販システムにアクセスするためにゲートウェイが提供されています。たとえば、Sybaseデータベースにアクセスするように設計されたOracle Database Gateway for Sybaseです。
Oracle Database Gatewayを使用すると、データの位置や格納方法を知らなくても、分散データベース・システム上のあらゆる場所にあるデータにアクセスできます。Oracle Databaseから問合せ結果が戻される場合は、問合せ元のデータ・ストアがすべてOracle分散データベースのリモート・インスタンスに常駐する場合と同様に表示されます。
親トピック: 異機種間サービス・エージェントのタイプ
Oracle Database Gateway for ODBCエージェント
様々なOracle以外のデータベース・システム用のOracle Database Gatewayに加えて、Oracle Database Gateway for ODBCエージェントがあります。
Oracle Database Gateway for ODBCエージェントには汎用コードのみが含まれています。必要なドライバの提供は、ユーザーの責任で行います。Oracle Database Gateway for ODBCにより、ODBCドライバを使用して、ODBCインタフェースを持つOracle以外のシステムにアクセスできます。
Oracle Database Gateway for ODBCを使用してOracle以外の特定システムにアクセスするには、そのシステムに対してODBCドライバを構成する必要があります。Oracleではこれらのドライバを提供していません。ただし、Oracle以外のシステムでODBCプロトコルがサポートされていれば、ODBCドライバを使用してアクセス可能な任意のOracle以外のシステムに、Oracle Database Gateway for ODBCを使用してアクセスできます。
Oracle Database Gateway for ODBCにはいくつかの制限があります。特に、特定のターゲットと比較した場合、機能とパフォーマンスが制限されます。
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