Linux for ARM (aarch64)用のOracle Instant Client SDKについて

Linux for ARM (aarch64)でのOracle Instant Clientのソフトウェア開発キット(SDK)開発ツールについて説明します。

ソフトウェア開発キット(SDK)は、Oracle Instant Clientのアプリケーションの作成に使用できる一連の開発ツールです。SDKはRPMまたはzipファイルとしてダウンロードできます。たとえば、oracle-instantclient19.10-devel-19.10.0.0.0-1.aarch64.rpmoracle-instantclient19.19-devel-19.19.0.0.0-1.aarch64.rpmおよびinstantclient-sdk-linux.arm64-19.10.0.0.0dbru.zipinstantclient-sdk-linux.arm64-19.19.0.0.0dbru.zipです。

SDKの内容は次のとおりです。

  • CおよびC++ヘッダー・ファイルと、Oracle Instant Client環境でOCIおよびOCCIアプリケーションを開発するためのmakefileの両方。開発したアプリケーションは、あらゆるクライアント環境にデプロイできます。
  • CおよびC++の両方のデモ・プログラム。
  • アプリケーション・ヘッダー・ファイルを生成するためのオブジェクト型トランスレータ(OTT)ユーティリティとそのクラス。
  • Linuxでは、デモをビルドするためにdemo.mk makefileが含まれています。たとえば、アプリケーションをリンクする前に、instantclient_19_10ディレクトリがランタイム・ライブラリ検索パスにあり、LD_LIBRARY_PATHを設定する必要があります。