E Oracle Memory Speed CLIコマンド
omsfscmds
は、Oracle Memory Speed (OMS)を管理するためのコマンドライン・ユーティリティです。omsfscmds
を使用するには、OMSデーモンが実行されていることを確認します。
例E-1 omsfscmdsの実行
$ORACLE SIDをデーモンと同じSIDに設定し、omsfscmds
を実行します。
$ $ORACLE_HOME/bin/omsfscmds
OMS>
- mkfsおよびforcemkfsのコマンド・リファレンス
mkfs
およびforcemkfs
を使用して、PMEM DAXマウント・ポイントに配置されたOMS uberファイルをフォーマットします。 - mount、unmountおよびlsmountのコマンド・リファレンス
mount
、umount
およびlsmount
を使用して、Oracle Memory Speedファイル・システムのマウント・ポイントを管理および問い合せます。 - dfのコマンド・リファレンス
df
を使用して、マウントされたOracle Memory Speed (OMS)ファイル・システムの合計領域、使用済領域および空き領域を確認します。 - cpのコマンド・リファレンス
コピー・コマンドcp
を使用してファイルをコピーします。 - lsおよびllsのコマンド・リファレンス
ls
を使用してOracle Memory Speed (OMS)マウント・ポイント内のファイルをリストし、lls
を使用してOMSマウント・ポイント内のファイルを、各ファイルに関する詳細情報とともにリストします。 - rmのコマンド・リファレンス
rm
コマンドを使用して、Oracle Memory Speed (OMS)マウント・ポイントからファイルを削除します。 - cdおよびpwdのコマンド・リファレンス
現行ディレクトリのcd
コマンドを使用して、現在の作業用Oracle Memory Speed (OMS)マウント・ポイントを設定します。現在の作業ディレクトリのpwd
コマンドを使用して、前のcd
コマンドによって設定された現在のOMSマウント・ポイントを表示します。 - lsomおよびlsofのコマンド・リファレンス
マウント・ポイントのls
のlsom
コマンドを使用して、Oracle Memory Speed (OMS)マウント・ポイント内のファイルを開いているすべてのプロセスのOracleプロセス識別子をリストします。 - デーモン制御コマンド・リファレンス
daemon
コマンドを使用して、OMSデーモン・プロセスを制御します。 - 診断とトレース
dump
コマンドには、診断情報を出力するためのサブ・オプションが多数あります。