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DAX対応ファイル・システムの設定

DAX対応ファイル・システムを作成してマウントする方法について説明します。

XFSファイル・システムは、DAX対応マウントを特徴としています。XFSにより、HugePagesマッピングを使用して、PMEMデバイスの物理ページから仮想ページへのマッピングが作成されていることを確認します。

1. データ・パーティションをリアルタイム・デバイスとし、エクステント・サイズが2 MiBのXFSファイル・システムを作成します。データ・パーティションをリアルタイム・デバイスとして構成すると、2 MiBの位置揃え済エクステントが保証されます。

   # mkfs.xfs -f -m rmapbt=0,reflink=0 -d rtinherit=1 -r rtdev=/dev/pmem0p2,extsize=2m /dev/pmem0p1
   meta-data=/dev/pmem0p1           isize=256    agcount=4, agsize=2097152 blks
            =                       sectsz=4096  attr=2, projid32bit=1
            =                       crc=0        finobt=0, sparse=0, rmapbt=0, reflink=0
   data     =                       bsize=4096   blocks=8388608, imaxpct=25
            =                       sunit=0      swidth=0 blks
   naming   =version 2              bsize=4096   ascii-ci=0 ftype=1
   log      =internal log           bsize=4096   blocks=4096, version=2
            =                       sectsz=4096  sunit=1 blks, lazy-count=1
   realtime =/dev/pmem0p2           extsz=2097152 blocks=381771264, rtextents=745647

2. 次のリアルタイム・デバイス・マウント・オプションを使用して、永続メモリー(PMEM)デバイスをDAXオプションでマウントします。

   # mount /dev/pmem0p1 /mnt/pmem0 -o dax,rtdev=/dev/pmem0p2

3. ファイル・システムがdaxオプションでマウントされているかどうかを確認します。

   # mount | grep dax
   
   /dev/pmem0p1 on /mnt/pmem0 type xfs (rw,relatime,attr2,dax,inode64,rtdev=/dev/pmem0p2,noquota)

4. /dev/pmem1デバイスをフォーマットしてマウントし、マウント・ポイントでdaxオプションを確認します。

   # mkfs.xfs -f -m rmapbt=0,reflink=0 -d rtinherit=1 -r rtdev=/dev/pmem1p2,extsize=2m /dev/pmem1p1
   
   # mount /dev/pmem1p1 /mnt/pmem1 -o dax,rtdev=/dev/pmem1p2
   
   # mount | grep dax
   
   /dev/pmem0p1 on /mnt/pmem0 type xfs (rw,relatime,attr2,dax,inode64,rtdev=/dev/pmem0p2,noquota)
   /dev/pmem1p1 on /mnt/pmem1 type xfs (rw,relatime,attr2,dax,inode64,rtdev=/dev/pmem1p2,noquota)