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14.18 DROP PROCEDURE文

DROP PROCEDURE文は、データベースからスタンドアロン・プロシージャを削除します。

ノート:

この文を使用してパッケージの一部であるプロシージャを削除しないでください。かわりに、「DROP PACKAGE文」を使用してパッケージ全体を削除するか、またはOR REPLACE句を指定した「CREATE PACKAGE文」を使用して、そのプロシージャを含めずにパッケージを再定義してください。

ここでのトピック

前提条件

プロシージャが自分のスキーマ内にある必要があります。自分のスキーマ内にない場合は、DROP ANY PROCEDUREシステム権限が必要です。

構文

drop_procedure ::=

セマンティクス

schema

プロシージャが含まれているスキーマの名前。デフォルト: 自分のスキーマ。

procedure

削除するプロシージャの名前。

プロシージャを削除すると、データベースによって、削除したプロシージャに依存するすべてのローカル・オブジェクトが無効にされます。後でこれらのオブジェクトのいずれかを参照した場合、データベースは、そのオブジェクトを再コンパイルしようとします。削除したプロシージャを再作成しないかぎり、エラー・メッセージが戻されます。

例14-35 プロシージャの削除

この文は、ユーザーhrが所有するプロシージャremove_empを削除し、remove_empに依存するすべてのオブジェクトを無効にします。

DROP PROCEDURE hr.remove_emp;