1 Oracle Database Clientのインストールの概要
この章では、Oracle Database Clientの様々なインストール・タイプと、Oracle Database Clientのインストール前に考慮が必要な問題について説明します。
インストールの考慮事項
この項では、この製品のインストールを決定する前に考慮すべきハードウェアおよびソフトウェアの動作保証に関する情報が記載されています。
このマニュアルに記載されているプラットフォーム固有のハードウェア要件とソフトウェア要件は、このマニュアルの発行時点での最新情報です。ただし、このマニュアルの発行後にプラットフォームおよびオペレーティング・システム・ソフトウェアの新しいバージョンが動作保証されている場合があるため、My Oracle SupportのWebサイトの動作保証マトリックスで、動作保証済のハードウェア・プラットフォームおよびオペレーティング・システムのバージョンの最新リストを参照してください。My Oracle SupportのWebサイトには、次からアクセスできます。
My Oracle Supportを使用するには、オンライン登録する必要があります。ログイン後、メニュー・オプションから「動作保証」タブを選択します。「動作保証」ページで、「動作保証検索」オプションを使用して、製品、リリースおよびプラットフォームで検索します。製品デリバリや「ライフタイム・サポート」などの、動作保証クイック・リンクのオプションを使用して検索することもできます。
Oracle Database Clientのインストール・タイプ
Instant Clientにより、Oracle Call Interface (OCI)、Oracle C++ Call Interface (OCCI)、Pro*C、またはJava Database Connectivity (JDBC)のOCIアプリケーションで必要な共有ライブラリのみをインストールできます。このインストール・タイプは、Oracle Database Clientの他のインストール・タイプよりディスク領域が少なくてすみます。
Instant Clientの詳細は、『Oracle Call Interfaceプログラマーズ・ガイド』または『Oracle Database JDBC開発者ガイド』を参照してください。
Instant ClientインストールにはInstant Client Lightが含まれます。アプリケーションでエラー・メッセージがアメリカ英語のみで生成される場合は、このバージョンのInstant Clientを使用します。Instant Client Lightは、サポートされているキャラクタ・セットを使用し、米語のエラー・メッセージを使用するアプリケーションで役立ちます。サポートされているキャラクタ・セットは次のとおりです。
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US7ASCII
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WE8DEC
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WE8MSWIN1252
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WE8ISO8859P1
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WE8EBCDIC37C
(EBCDICプラットフォームのみ) -
WE8EBCDIC1047
(EBCDICプラットフォームのみ) -
UTF8
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AL32UTF8
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AL16UTF16
Instant Client Lightを使用する利点は、通常のInstant Clientよりもフットプリントがはるかに小さいことです。通常のInstant Clientが110MBを使用するのに対し、アプリケーションがロードする必要がある共有ライブラリは、34MBのみです。そのため、アプリケーションで使用するメモリーが少なくてすみます。
Oracle Database ClientとOracle Databaseの相互運用性
Oracle Database ClientとOracle Databaseの各リリースとの相互運用性の詳細は、次の場所でMy Oracle SupportのWebサイトのノート207303.1を参照してください