B Oracle Net Servicesのアップグレードに関する考慮事項
この付録では、Oracle Net Servicesの共存とアップグレードに関する考慮事項について説明します。
- Oracle Internet Directoryへの匿名アクセス
ディレクトリ・ネーミング(LDAP)の一般ユーザーは、名前参照でOracle Internet Directoryに匿名アクセスする必要があります。
親トピック: 付録
B.1 Oracle Internet Directoryへの匿名アクセス
ディレクトリ・ネーミング(LDAP)の一般ユーザーは、名前参照でOracle Internet Directoryに匿名アクセスする必要があります。
Oracle Internet Directory設定
Oracle Internet Directoryソフトウェアを11g以上にアップグレードすると、ディレクトリに対する匿名アクセスが許可されないようにOracle Internet Directoryのデフォルト設定が変更されます。ディレクトリ管理者は、ディレクトリをリリース11gにアップグレードした後に、匿名バインドが有効になるようにディレクトリを構成する必要があります。また、Oracle Internet Directoryでの匿名バインドの設定方法もOracle Database 10gとOracle Database 11gの間で変更されました。