Oracle Universal Installerによって設定されるデフォルトのファイル権限について
Oracle Databaseのインストール中に、デフォルトでOracle Universal InstallerはソフトウェアをORACLE_HOME
ディレクトリにインストールします。
Oracle Universal Installerにより、このディレクトリ、およびこのディレクトリの下のすべてのファイルとディレクトリに対して次のアクセス権が設定されます。
Oracle Grid Infrastructureホーム:
データベースのORACLE_HOME:
クライアントのORACLE_HOME:
-
フル・コントロール -
Administrators
、SYSTEM
、Oracleインストール・ユーザー、ORA_
HOMENAME
_SVCSIDS
またはOracleホーム・ユーザー
Oracle Universal Installerにより、ORACLE_BASE
ディレクトリ、およびこのディレクトリの下のすべてのファイルとディレクトリ(データベース・ファイル、ウォレットなどを除く)に対して次のアクセス権が設定されます。
-
フル・コントロール -
Administrators
、SYSTEM
、Oracleインストール・ユーザー、Oracleホーム・ユーザー、または仮想アカウント・ホームのORA_<HomeName>_SVCACCTS
グループ。 -
フル・コントロール -
ORA_GRID_LISTENERS
(ORACLE_BASE
がOracle Grid InfrastructureORACLE_HOME
用である場合) -
フル・コントロール -
ORA_
HOMENAME
_SVCSIDS
またはOracleホーム・ユーザー(ORACLE_BASE
がクライアントのORACLE_HOME
用である場合)
注意:
これらのアカウントがすでに存在し、より制限された権限を持つ場合は、最も制限された権限が保持されます。Administrators
、SYSTEM
、Authenticated
Users
および指定したOracleグループ以外のアカウントがすでに存在する場合、これらのアカウントの権限は削除されます。
親トピック: ファイル権限の設定