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物理ディスクと論理パーティションに関する考慮事項について

使用するRAWパーティションを決定する際に、次のことを考慮してください。

  • 物理ディスクは、ディスク全体を表すようWindowsによって自動的に定義されます。ユーザーが定義することはできません。

  • 論理パーティションは、ディスク内の特定のパーティションを表すようにユーザーが定義する必要があります。これらのパーティションは、拡張パーティションに含まれる論理パーティションまたはドライブである必要があります。Partition0として定義することはできません。

  • ディスク全体(Partition0)をOracle Databaseデータ・ファイルに使用することと、ディスク全体を占めるパーティションをOracle Databaseデータ・ファイルに使用することは同じことではありません。1つのパーティションがディスク全体を占めている場合でも、ディスクにはパーティションに含まれていないわずかな領域が残っています。

  • ディスク全体(Partition0)をOracle Databaseデータ・ファイル用に使用する場合は、Windowsが提供する定義済の物理RAW名を使用します。

  • 特定のパーティションを使用し、そのパーティションがディスク全体を占める場合は、論理パーティションを使用します。

  • Windowsディスク管理ツールで作成した特定のパーティションを使用する場合は、(ディスク全体を占める場合でも)論理パーティション番号ではなくシンボリック・リンク名を定義して使用します。

注意:

物理RAW規則および論理RAW規則のいずれの場合も、バックアップ処理のためにRAWパーティションの内容を標準ファイル・システムに転送するにはOCOPYを使用します。