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クライアント・コンピュータでの外部ユーザー認証タスクの実行

クライアント・コンピュータで外部ユーザー認証タスクを実行するには、この手順を使用します。

クライアント・コンピュータで次のように外部ユーザー認証タスクを実行します。

  1. ファイルsqlnet.oraのパラメータSQLNET.AUTHENTICATION_SERVICESに、ntsが含まれていることを確認します。
  2. Oracle Net Configuration Assistantを使用して、クライアント・コンピュータからOracle DatabaseがインストールされているWindowsサーバーへのネットワーク接続を構成します。
  3. SQL*Plusを起動します。
    C:\> sqlplus /NOLOG
    
  4. Windowsサーバーに接続します。
    SQL> CONNECT /@connect_identifier
    

    connect_identifierは、Oracle Databaseのネット・サービス名です。

    Oracle Databaseにより、Windowsローカル・ユーザー名またはドメイン・ユーザー名に対応する自動ログオン・ユーザー名がデータ・ディクショナリで検索および検証され、xyzjonesまたはxyzsales\jonesでの接続が可能になります。

  5. 割り当てられたロールを表示して、ドメイン・ユーザーjonesとしてOracle Databaseに接続していることを確認します。
    SQL> SELECT * FROM USER_ROLE_PRIVS;
    

    ローカル・ユーザーjonesの出力

    USERNAME                       GRANTED_ROLE                   ADM DEF OS_
    ------------------------------ ------------------------------ --- --- ---
    XYZJONES                       DBA                            NO  YES NO 
    1 row selected.
    

    またはドメイン・ユーザーjonesの出力

    USERNAME                       GRANTED_ROLE                   ADM DEF OS_
    ------------------------------ ------------------------------ --- --- ---
    XYZSALES\JONES                 DBA                            NO  YES NO 
    1 row selected.
    

    Oracle Databaseユーザー名は、xyzjonesまたはxyzsales\jonesであるため、xyzjonesまたはxyzsales\jonesにより作成される各オブジェクト(表、ビュー、索引など)には、この名前が接頭辞として付きます。たとえば、別のユーザーがxyzjonesの所有する表sharkを参照するには、次のように入力する必要があります。

    SQL> SELECT * FROM xyzjones.shark 

    注意:

    自動認証機能は、すべてのOracle Netプロトコルでサポートされています。