日本語PDF データベース管理者リファレンス Windowsでの外部ユーザーおよびロールの管理 外部ユーザーおよびロールの手動による管理の概要 外部オペレーティング・システム・ユーザーの手動による作成について クライアント・コンピュータでの外部ユーザー認証タスクの実行 クライアント・コンピュータでの外部ユーザー認証タスクの実行 クライアント・コンピュータで外部ユーザー認証タスクを実行するには、この手順を使用します。 クライアント・コンピュータで次のように外部ユーザー認証タスクを実行します。 ファイルsqlnet.oraのパラメータSQLNET.AUTHENTICATION_SERVICESに、ntsが含まれていることを確認します。 Oracle Net Configuration Assistantを使用して、クライアント・コンピュータからOracle DatabaseがインストールされているWindowsサーバーへのネットワーク接続を構成します。 SQL*Plusを起動します。C:\> sqlplus /NOLOG Windowsサーバーに接続します。SQL> CONNECT /@connect_identifier connect_identifierは、Oracle Databaseのネット・サービス名です。 Oracle Databaseにより、Windowsローカル・ユーザー名またはドメイン・ユーザー名に対応する自動ログオン・ユーザー名がデータ・ディクショナリで検索および検証され、xyzjonesまたはxyzsales\jonesでの接続が可能になります。 割り当てられたロールを表示して、ドメイン・ユーザーjonesとしてOracle Databaseに接続していることを確認します。SQL> SELECT * FROM USER_ROLE_PRIVS; ローカル・ユーザーjonesの出力 USERNAME GRANTED_ROLE ADM DEF OS_ ------------------------------ ------------------------------ --- --- --- XYZJONES DBA NO YES NO 1 row selected. またはドメイン・ユーザーjonesの出力 USERNAME GRANTED_ROLE ADM DEF OS_ ------------------------------ ------------------------------ --- --- --- XYZSALES\JONES DBA NO YES NO 1 row selected. Oracle Databaseユーザー名は、xyzjonesまたはxyzsales\jonesであるため、xyzjonesまたはxyzsales\jonesにより作成される各オブジェクト(表、ビュー、索引など)には、この名前が接頭辞として付きます。たとえば、別のユーザーがxyzjonesの所有する表sharkを参照するには、次のように入力する必要があります。 SQL> SELECT * FROM xyzjones.shark 注意: 自動認証機能は、すべてのOracle Netプロトコルでサポートされています。 関連項目:『Oracle Database Net Services管理者ガイド』 関連トピック Oracle Databaseサーバーでの外部ユーザー認証タスクの実行 親トピック: 外部オペレーティング・システム・ユーザーの手動による作成について