CREATE DATABASE文のスクリプトへの追加
CREATE DATABASE文は、データベースを作成するSQL文です。
この文が含まれるスクリプトは、データベースを作成するときにいつでも使用できます。
CREATE DATABASE文には、次のパラメータがあります。
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MAXDATAFILES: デフォルト値: 32、最大値: 65534 -
MAXLOGFILES: デフォルト値: 32、最大値: 255
CHARACTER SETパラメータによって、新しいデータベースのデータベース・キャラクタ・セットが決まります。デフォルト値はUS7ASCIIですが、推奨される値はAL32UTF8です。AL32UTF8は、UTF-8エンコード形式のUnicode標準文字のOracleでの実装です。Unicodeは、事実上世界のすべての文字言語のテキストの格納に適しています。
CREATE DATABASE文を実行すると、Oracle Databaseは、CREATE DATABASE文で指定されている句または設定した初期化パラメータに基づいて複数の処理を実行します。
注意:
Oracle Managed Filesは、CREATE DATABASE文とともに使用してOracle Databaseの管理を簡略化する機能です。Oracle Managed Filesでは、ファイル名ではなくデータベース・オブジェクトに関する処理を指定するため、Oracle Databaseサーバーを構成するオペレーティング・システム・ファイルを直接管理する必要がありません。
データベースprodを作成するには、script_name.sqlというファイルに次の文をコピーして保存します。
CREATE DATABASE prod USER SYS IDENTIFIED BY sys_password USER SYSTEM IDENTIFIED BY system_password MAXLOGFILES 5 MAXDATAFILES 100 DATAFILE 'C:\app\username\oradata\prod\system01.dbf' SIZE 325M REUSE AUTOEXTEND ON NEXT 10240K MAXSIZE UNLIMITED UNDO TABLESPACE "UNDOTBS" DATAFILE 'app\username\oradata\prod\undotbs01.dbf' SIZE 200M REUSE AUTOEXTEND ON NEXT 5120K MAXSIZE UNLIMITED CHARACTER SET AL32UTF8 logfile 'C:\app\username\oradata\prod\redo01.log' size 100M reuse, 'C:\app\username\oradata\prod\redo02.log' size 100M reuse, 'C:\app\username\oradata\prod\redo03.log' size 100M reuse Oracle Database Installation Guide for Microsoft WindowsEXTENT MANAGEMENT LOCAL;
関連項目:
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Oracle Managed Filesの使用方法の詳細は、Oracle Database管理者ガイドを参照してください
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推奨されるデータベース・キャラクタ・セットの詳細は、Oracle Databaseインストレーション・ガイドfor Microsoft Windowsを参照してください。