Oracle ASMを使用するデータベースの移行
Oracle DatabaseおよびOracle ASMを新規にインストールする場合、最初にデータベースを作成し、Oracle ASMストレージ・オプションを選択します。オペレーティング・システムのファイル・システムにデータベース・ファイルを格納する既存のOracle Databaseがある場合は、データファイルの一部または全部をOracle ASMストレージに移行できます。
データベースをOracle ASMに移行するには、いくつかの方法があります。Oracle ASMを使用すると、データベース記憶域の管理の自動化と簡略化が可能になります。Oracle ASMに移行するには、次の項で説明する方法を使用できます。
ノート:
Oracle Database 10g以上にアップグレードしてから、データベースをOracle ASMに移行する必要があります。
Oracle Recovery Managerを使用したOracle ASMへのデータベースの移行について
Oracle Recovery Manager(RMAN)を使用して手動でOracle ASMに移行できます。RMANを使用すると、単一の表領域またはデータファイルをOracle ASMに移行することもできます。
詳細は、「RMANによるOracle ASMのデータ移行の実行」を参照してください。
Oracle ASMへの移行に関するベスト・プラクティスの技術概要
Oracle Maximum Availability Architecture (MAA)のWebサイトには、次のような異なるシナリオに基づく、高度なベスト・プラクティスの技術概要が提供されています。
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最小停止時間によるOracle ASMへの移行
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トランスポータブル表領域を使用したプラットフォームの移行
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トランスポータブル・データベースを使用したプラットフォームの移行
関連項目:
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Oracle Maximum Availability Architecture (MAA)のWebサイトにある、Oracle ASMへの移行のベスト・プラクティスに関する情報:
https://www.oracle.com/database/technologies/high-availability/maa.html
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Oracle ASMのWebサイトにある追加情報:
https://www.oracle.com/database/technologies/rac/asm.html