1.182 LOG_ARCHIVE_DEST_STATE_n
LOG_ARCHIVE_DEST_STATE_
n
パラメータ(n
= 1、2、3、... 31)には、対応する宛先の可用性状態を指定します。
特性 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
構文 |
|
デフォルト値 |
|
変更可能 |
|
PDBで変更可能 |
いいえ |
基本 |
はい |
パラメータの接尾辞(1から31)には、対応するLOG_ARCHIVE_DEST_
n
宛先パラメータのうちの1つを指定します。
値:
-
enable
有効なログ・アーカイブの宛先が、後続のアーカイブ操作(自動または手動)に使用できることを指定します。これはデフォルトです。
-
defer
有効な宛先の情報および属性は保持されたまま、再度ENABLEにされるまで、アーカイブ操作から除外されます。
-
alternate
ログ・アーカイブ先を使用可能にせず、他のアーカイブ先との通信に失敗した場合に使用可能にするように指定します。
-
reset
defer
と同じファンクションですが、宛先が以前に失敗していた場合、その宛先のエラー・メッセージをクリアします。
LOG_ARCHIVE_DEST_STATE_
n
パラメータは、LOG_ARCHIVE_DEST
またはLOG_ARCHIVE_DUPLEX_DEST
のENABLE
状態には影響しません。
V$ARCHIVE_DEST
動的パフォーマンス・ビューの値は、カレント・セッションで使用している値を示します。ビューのDEST_ID
列は、アーカイブ先の接尾辞n
に対応しています。
関連項目:
-
このパラメータの詳細は、『Oracle Data Guard概要および管理』を参照してください。