DBCAを使用したOracle RAC用のデータベース初期パラメータの指定
クラスタにさらにノードを追加する予定の場合は、初期化パラメータを指定します。
「初期化パラメータ」ページで、現在のDBCAセッションに存在するノードより多くのノードをクラスタに追加する場合は、「すべての初期化パラメータ」をクリックして、パラメータCLUSTER_DATABASE_INSTANCES
をクラスタに追加する総ノード数に変更します。
「すべての初期化パラメータ」をクリックする際には、グローバル・データベース名が8文字を超える場合、データベース名の値(DB_NAME
パラメータ)は、最初の8文字に切り捨てられ、DB_UNIQUE_NAME
パラメータ値が、グローバル名に設定されることに注意してください。
Linuxシステムにインストールする場合は、初期化パラメータMEMORY_TARGETまたはMEMORY_MAX_TARGET
を設定するメモリー・サイズ(SGAおよびPGA)
は、オペレーティング・システムの共有メモリー・ファイル・システムより大きい値にはできません。
たとえば、システムの共有メモリー・ファイル・システムには1GBのメモリーしか割り当てられていないにもかかわらず、メモリー・サイズ(MEMORY_TARGET
)に2GBと設定している場合、データベースの起動時に次のエラーが表示されます。
ORA-00845: MEMORY_TARGET not supported on this system ORA-01078: Failure in processing system parameters
この問題は他のプラットフォームでは発生しません。
関連項目:
初期化パラメータの詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。