3 AutoUpgradeによる非CDBからPDBへのアップグレードおよび変換
AutoUpgradeユーティリティは、マルチテナント・アーキテクチャを使用して、以前のリリースのOracle Databaseをそれ以降のOracle Databaseのリリースにアップグレードおよび変換するタスクを簡略化できます。
- 同一サーバー上にソースおよびターゲットのデータベース・ホームがあるAutoUpgrade (通常)
Oracle DatabaseのソースおよびターゲットのOracleホームが同じ物理サーバーにインストールされている場合、この例を使用します。 - 異なるサーバー上にソースおよびターゲット・データベース・ホームがあるAutoUpgrade
Oracle DatabaseのソースおよびターゲットのOracleホームが異なる物理サーバーにあるときは、両方のサーバーでタスクを完了する必要があります。
同じサーバー上にソースおよびターゲットのデータベース・ホームがあるAutoUpgrade(通常)
Oracle DatabaseのソースおよびターゲットのOracleホームが同じ物理サーバーにインストールされている場合、この例を使用します。
コンテキスト: ソース・ホームとターゲット・ホームが同じサーバー上にあります。
分析を開始するには、次のコマンドを入力します。
java -jar autoupgrade.jar -config config.txt -mode analyze
このコマンドは、レポートを生成し、コマンドが検出したエラー状態を示します。エラー状態を確認してください。
アップグレードのデプロイメントを開始するには、次のコマンドを入力します。
java -jar autoupgrade.jar -config config.txt -mode deploy
異なるサーバー上にソースおよびターゲット・データベース・ホームがあるAutoUpgrade
Oracle DatabaseのソースおよびターゲットのOracleホームが異なる物理サーバーにあるときは、両方のサーバーでタスクを完了する必要があります。
コンテキスト: ソースおよびターゲットのOracleホームが異なる物理サーバー上にあります。
分析を開始するには、次のコマンドを入力します。
java -jar autoupgrade.jar -config config.txt -mode analyze
このコマンドは、レポートを生成し、コマンドが検出したエラー状態を示します。エラー状態を確認してください。
ソースとターゲットのOracle Database Oracleホームは異なるサーバー上にあるため、ソース・サーバーで修正を実行し、ターゲット・サーバーでアップグレードを実行します。
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ソース・サーバーで修正を実行します。
java -jar autoupgrade.jar -config config.txt -mode fixups
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タスクを実行してソースOracle Databaseをソース・サーバーからターゲット・サーバーに移動します。
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ターゲット・サーバー上で、アップグレード・モードでデータベースを起動し、
upgrade
モードでAutoUpgradeを実行します。java -jar autoupgrade.jar -config config.txt -mode upgrade