USERENV
構文
目的
ノート:
USERENV
は、下位互換用に保持されるレガシー・ファンクションです。現行の機能に対して組込みUSERENV
ネームスペースとともにSYS_CONTEXT
ファンクションを使用することをお薦めします。詳細は、「SYS_CONTEXT」を参照してください。
USERENV
は現行のセッションについての情報を戻します。この情報は、アプリケーション固有の監査証跡表を書き込む場合、またはセッションで現在使用されている言語固有の文字を判断する場合に有効です。CHECK
制約の条件で、USERENV
は使用できません。表7-12に、parameter
引数の値を示します。
SESSIONID
、SID
およびENTRYID
パラメータを使用するコール(NUMBER
を戻す)以外のUSERENV
へのすべてのコールは、VARCHAR2
データを戻します。
表7-12 USERENVファンクションのパラメータ
パラメータ | 戻り値 |
---|---|
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注意: 商業用のアプリケーションによっては、このコンテキスト値を使用する可能性があります。このコンテキスト領域の使用に対する制限については、これらのアプリケーションのドキュメントを参照してください。 関連項目: アプリケーション・コンテキストの詳細は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照してください。「CREATE CONTEXT」および「SYS_CONTEXT」も参照してください。 |
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現行の監査エントリ番号を戻します。監査エントリIDの順序は、ファイングレイン監査レコードと通常の監査レコードで共通です。この属性を分散SQL文で使用することはできません。 |
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language_territory.characterset |
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関連項目:
USERENV
の文字の戻り値に割り当てる照合を定義する照合導出ルールは、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』の付録Cを参照してください。
例
次の例では、現行のセッションのLANGUAGE
パラメータを戻します。
SELECT USERENV('LANGUAGE') "Language" FROM DUAL; Language ----------------------------------- AMERICAN_AMERICA.WE8ISO8859P1