SPARCのData Analytics AcceleratorのOracle Databaseでの有効化

SPARC M7およびT7シリーズのサーバー用のマイクロプロセッサには、Data Analytics Accelerator (DAX)コプロセッサが含まれます。これらのコプレッサは、問合せ関連の操作をハードウェアから直接実行するため、Oracle Databaseのパフォーマンスが向上します。

Oracle Database 12cリリース2 (12.2)以降のリリースでは、DAX機能はSPARC (64-Bit)のOracle SolarisでのOracle Databaseではデフォルトで有効化されています。Oracleデータベースのインストール所有者(oracle)およびその他のユーザーおよびプロセスは、デフォルトでは、dax_access権限を基本のOracle Solarisオペレーティング・システム権限セットの一部として利用できます。

Oracle DatabaseでDAXハードウェアを使用するには、Oracle Database 12c Enterprise Editionをインストールし、お使いのアプリケーションのIn–Memoryオプションを有効にする必要があります。

Oracle Database 12cのインメモリー機能の構成の詳細は、『Oracle Database In-Memoryガイド』を参照してください。

ノート:

DAX機能は、現在、Kernel Zonesでの使用はサポートされていません。