4 パラレル・アップグレード・ユーティリティを使用したOracle Databaseの手動アップグレード
パラレル・アップグレード・ユーティリティのコマンドライン・オプションを使用して手動でアップグレードできます。
Oracle Database 19c以降、Database Upgrade Assistant (DBUA)はAutoUpgradeユーティリティに置き換えられています。
注意:
古いOracle Databaseソフトウェアを保持している場合、アップグレードしたデータベースを古いOracle Databaseソフトウェアを使用して起動しないでください。新しいOracle Databaseインストールの実行可能ファイルでのみデータベースを起動してください。
- パラレル・アップグレード・ユーティリティを使用した手動アップグレード
手動で実行および管理するスクリプトを使用してアップグレードを実行するには、パラレル・アップグレード・ユーティリティ(catctl.pl
)を使用できます。 - マルチテナント・アーキテクチャのOracle Databaseの手動アップグレード・シナリオ
手動アップグレードの準備のために、マルチテナント・アーキテクチャでデプロイされたOracle Databaseの手動アップグレード・シナリオおよび手順を参照してください。 - Windowsでの非CDBのOracle Databaseの手動アップグレードの例
次の例では、Oracle Database 11gリリース2 (11.2.0.4)をOracle Database 19cにアップグレードするために実行するアップグレード前チェック、アップグレード、アップグレード後のチェックのステップを示しています。 - Dbupgradeスクリプトおよび以前のリリースのOracle Databaseのcatupgrd.sqlについて
catupgrd.sql
スクリプトの機能は、パラレル・アップグレード・ユーティリティcatctl.pl
と、dbupgrade
およびdbupgrade.cmd
スクリプトによって置き換えられています。 - データベースのトランスポートおよびアップグレードについて(フル・トランスポータブル・エクスポート/インポート)
データの転送には、ファイルベース・モードまたは非ファイルベース・モードを使用できます。 - 非CDB Oracle Databaseのアップグレード・シナリオ
非CDB Oracle Databaseのアップグレード・シナリオおよび手順を理解するには、これらのトピックを参照してください - Oracle Databaseのアップグレードの再実行
これらのオプションを使用してアップグレードを再実行します。