2 Oracle Exadata Database Machineのネットワーク要件の理解
この章では、Oracle Exadata Database Machineのネットワーク要件について説明します。
注意:
読みやすさを考慮して、Oracle Exadata Database MachineとOracle Exadata Storage拡張ラックの両方に言及する場合、「Oracle Exadataラック」という名前を使用します。
- ネットワーク要件の概要
Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)には、サーバー、ストレージ・サーバー、およびサーバーをネットワークに接続するための装置が含まれます。ネットワーク接続により、サーバーをリモートで管理したり、クライアントをデータベース・サーバーに接続することができます。 - ネットワーク・コンポーネントおよびインタフェース
各Oracle Exadata Database Machineには、複数のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースが含まれます。 - ネットワーク・チャネル・ボンディングのサポート
- ILOM用の別個のネットワークの構成
Oracle Exadataラックを構成または再イメージ化する際、Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)を使用して、Integrated Lights Out Manager (ILOM)用の別のネットワークを構成できます。 - Oracle Exadata Database MachineでのネットワークVLANタグ付けの使用
計算ノードおよびストレージ・ノードは、管理ネットワーク、ILOM、クライアント・ネットワークおよびバックアップ・アクセス・ネットワークでVLANを使用できます。 - デフォルトIPアドレス
- ファイアウォール使用時のポート割当て
2.1 「ネットワーク要件の概要」
Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)には、データベース・サーバー、ストレージ・サーバー、およびサーバーをネットワークに接続するための機器が含まれています。ネットワーク接続により、サーバーをリモートで管理したり、クライアントをデータベース・サーバーに接続することができます。
この項の情報は、Oracle Exadata Database Machine用の環境を構成するために、Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)と組み合せて使用する必要があります。
注意:
リリース11.2.3.3.0以降を使用しているOracle Exadata Database Machine X4-2システムでは、InfiniBandインタフェースに使用される名前がBONDIB0からIB0およびIB1に変更されました。
リリース11.2.2.1.0の時点で、ボンディングに使用される名前が変更されました。InfiniBandボンディングにBONDIB0、イーサネット・ボンディングにBONDETH0という名前を使用します。以前のリリースでは、それぞれBOND0およびBOND1という名前でした。
Oracle Exadata Database Machineをデプロイするには、最低限のネットワーク要件を満たす必要があります。Oracle Exadata Database Machineには3つ以上のネットワークが必要であり、追加のネットワークに使用できるインタフェースがあります。各ネットワークは、相互に異なる別個のサブネット上に存在する必要があります。バックアップ用に1つの共通の追加ネットワークをお薦めします。これはOEDAで構成できます。各ネットワークの説明は次のとおりです。
-
管理ネットワーク: この必須ネットワークは、既存の管理ネットワークに接続し、Oracle Exadata Database Machineのすべてのコンポーネントの管理作業に使用されます。これはラック内のイーサネット・スイッチに接続されたサーバー、Integrated Lights Out Manager (ILOM)およびスイッチを接続します。ラック内のイーサネット・スイッチから管理ネットワークへのアップリンクが1つ、および各配電ユニット(PDU)のアップリンクが1つあります。
注意:
- 電流をリモートに監視する場合にのみ、PDUへのネットワーク接続が必要です。
- 安全性を適切に構成するには、管理ネットワークをその他すべてのネットワークから完全に切り離す必要があります。
- Oracle Exadata System Softwareリリース19.1.0以降では、Exadataデータベースおよびストレージ・サーバーをILOMとは別のネットワークに配置できます。
各データベース・サーバーおよびストレージ・サーバーには、管理用のネットワーク・インタフェースが2つあります。一方は、Oracle Exadata Database Machine Two-Socketシステム上の内蔵NET0 EthernetポートまたはOracle Exadata Database Machine Eight-Socketシステム上のNEM0/NET1 Ethernetポートを介したオペレーティング・システムへの管理アクセスを提供します。他方のネットワーク・インタフェースは、NET MGT Ethernetポートを介したILOMへのアクセスを提供します。Oracle Exadata Database Machineは、NET MGTおよびNET0またはNEM0/NET0ポートがラック内のイーサネット・スイッチに接続された状態で配送されます。データベース・サーバーのNET0またはNEM0/NET0ポートは、クライアントまたはアプリケーションのネットワーク・トラフィックに使用しないでください。Oracle Exadata Storage Serverでは、これらのインタフェースに対してケーブル接続または構成の変更を行わないでください。
-
クライアント・アクセス・ネットワーク: この必須ネットワークは、データベース・サーバーを既存のクライアント・ネットワークに接続し、データベース・サーバーへのクライアント・アクセスに使用されます。アプリケーションは、Single Client Access Name(SCAN)およびOracle RAC仮想IP(VIP)アドレスを使用して、このネットワークを介してデータベースにアクセスします。データベース・サーバーではチャネル・ボンディングがサポートされているため、帯域幅の増加やデータベースへのクライアント接続が可能になります。クライアント・アクセス・ネットワークのチャネル・ボンディングをお薦めします。
次のリストでは、チャネル・ボンディング構成を説明します。
-
Oracle Exadata Database Machine Two-Socketシステム、次のどちらかを使用
- 内蔵NET1ポートおよびNET2ポート
- Oracle Exadata Database Machine X7-2およびX8-2上の2つの10GbEポートまたは2つの10/25GbEポート
-
Oracle Exadata Database Machine Eight-Socketシステム、X4-8以上
- 2つのポートを使用(異なるPCIeカード上の各ポート)
-
Oracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックおよびOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラック
-
各Network Express Module (NEM)からポートを使用
Oracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックおよび Oracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックのデータベース・サーバーの場合、NEM0/NET1およびNEM0/NET2などのNetwork Express Module上の同じポートを使用すると、動作はしますが高可用性は提供されません。
-
注意:
システムがクラスタの10個を超えるVIPアドレスを使用し、Oracle Clusterwareクライアント・ネットワークにVLANが構成されている場合、3桁のVLAN IDを使用する必要があります。VLAN名が15文字のオペレーティング・システムのインタフェース名制限を超える可能性があるため、4桁のVLAN IDを使用しないでください。 -
-
追加のネットワーク(オプション): データベース・サーバーは、管理ネットワークおよびクライアント・ネットワークで使用されていない利用可能なオープン・ポートを使用して、既存の追加のネットワークに接続できます。
-
InfiniBandプライベート・ネットワーク: このネットワークは、ラックのInfiniBandスイッチを介して、データベース・サーバーおよびストレージ・サーバーを接続します。Oracle Exadata Storage Server X4-2Lサーバーから、InfiniBandファブリックはIB0およびIB1インタフェースを使用して接続されます。Oracle Exadata Storage Server X3-2Lサーバー以前では、BONDIB0インタフェースが使用されます。Oracle Databaseでは、Oracle RACクラスタのインターコネクト・トラフィックおよびOracle Exadata Storage Serverのデータへのアクセスにこのネットワークを使用します。このルーティング不可ネットワークは、Oracle Exadata Database Machineに完全に組み込まれていますが、既存のネットワークには接続しません。このネットワークはインストール時に自動的に構成されます。
注意:
すべてのネットワークは、相互に異なる別個のサブネット上に存在する必要があります。安全性を高めるには、管理ネットワークをその他すべてのネットワークから切り離す必要があります。Oracle Exadata Database Machineデータベース・サーバーのネットワーク要件は同一ですが、次の例外があります。
-
Oracle Exadata Database Machine X7-2およびX8-2の内蔵ポートは1/10/25 GbEです。
-
Oracle Exadata Database Machine X6-2、Oracle Exadata Database Machine X5-2、Oracle Exadata Database Machine X4-2およびOracle Exadata Database Machine X3-2に組込みのポートは、1 GbE/10 GbEです。
-
Oracle Exadata Database Machine X2-2の内蔵ポートは1GbEです。
-
Oracle Exadata Database Machine X2-2のみにKVMがあります。
8ソケット・システムの起動時に、各データベース・サーバーではcellaffinity.ora
構成ファイルを生成します。cellaffinity.ora
ファイルが/etc/oracle/cell/network-config
ディレクトリに存在し、Oracleデータベースによって読込み可能である必要があります。
このファイルには、各ノードに最も近いネットワーク・インタフェース・カードのIPアドレスとNUMAノード番号とのマッピングが含まれます。Oracle Databaseはストレージ・サーバーと通信する際、このファイルを使用して最も近いネットワーク・インタフェース・カードを選択し、パフォーマンスを最適化します。このファイルは、8ソケット・システム上でのみ生成および使用されます。2ソケット・システムでは、この方法で得られる効果はなく、cellaffinity.ora
ファイルは生成されません。このファイルをテキスト・エディタで直接編集しないでください。
次の図は、Oracle Exadata Database Machine X7-2およびX8-2のデフォルトのネットワーク図を示しています。Oracle Exadata Database Machineを既存のネットワークに配線する際のケーブル接続を確認するには、OEDAのファイルを使用します。
図2-1 Oracle Exadata Database Machine X7-2およびX8-2のネットワーク図
「図2-1 Oracle Exadata Database Machine X7-2およびX8-2のネットワーク図」の説明
次の図は、Oracle Exadata Database Machine X4-2、X5-2およびX6-2モデルのデフォルトのネットワーク図を示しています。Oracle Exadata Database Machineを既存のネットワークに配線する際のケーブル接続を確認するには、OEDAのファイルを使用します。
図2-2 Oracle Exadata Database Machine X4-2、X5-2およびX6-2モデルのネットワーク図
「図2-2 Oracle Exadata Database Machine X4-2、X5-2およびX6-2モデルのネットワーク図」の説明
次の図は、Oracle Exadata Database Machine X3-2およびOracle Exadata Database Machine X2-2のデフォルトのネットワーク図を示しています。Oracle Exadata Database Machineを既存のネットワークに配線する際のケーブル接続を確認するには、OEDAのファイルを使用します。
図2-3 Oracle Exadata Database Machine X3-2およびOracle Exadata Database Machine X2-2のネットワーク図
「図2-3 Oracle Exadata Database Machine X3-2およびOracle Exadata Database Machine X2-2のネットワーク図」の説明
注意:
-
Oracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックおよびOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックでは、InfiniBandプライベート・ネットワークにBONDIB0、BONDIB1などを使用します。
-
Oracle Exadata Database Machine X2-2ラックでのみ、KVMスイッチを使用できます。
-
ご使用の環境でスイッチが正しく動作するためには、複数の仮想ローカル・エリア・ネットワーク(VLAN)の定義やルーティングの有効化などの追加構成が必要な場合がありますが、これは設置サービスには含まれません。追加構成が必要な場合は、Oracle Exadata Database Machineの設置時に、ネットワーク管理者が必要な構成を実行します。
2.2 ネットワーク・コンポーネントおよびインタフェース
各Oracle Exadata Database Machineには、複数のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースが含まれます。
- Oracle Exadata Database Machine X7-2およびX8-2データベース・サーバー・ネットワーク・コンポーネント
各Oracle Exadata Database Machine X7-2およびX8-2データベース・サーバーは、次のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースで構成されます。 - Oracle Exadata Database Machine X7-8およびX8-8データベース・サーバー・ネットワーク・コンポーネント
各Oracle Exadata Database Machine X7-8またはX8-8データベース・サーバーは、次のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースで構成されます。 - Oracle Exadata Database Machine X5-2およびX6-2データベース・サーバー
各Oracle Exadata Database Machine X5-2およびX6-2データベース・サーバーは、次のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースで構成されます。 - Oracle Exadata Database Machine X5-8およびX6-8フル・ラック・データベース・サーバー
各Oracle Exadata Database Machine X5-8またはX6-8フル・ラック・データベース・サーバーは、次のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースで構成されます。 - Oracle Exadata Database Machine X4-2データベース・サーバー
各Oracle Exadata Database Machine X4-2データベース・サーバーは、次のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースで構成されます。 - Oracle Exadata Database Machine X4-8フル・ラック・データベース・サーバー
各Oracle Exadata Database Machine X4-8フル・ラック・データベース・サーバーは、次のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースで構成されます。 - Oracle Exadata Database Machine X3-2データベース・サーバー
各Oracle Exadata Database Machine X3-2データベース・サーバーは、次のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースで構成されます。 - Oracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックおよびOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックのデータベース・サーバー
Oracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックおよびOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックの各データベース・サーバーは、次のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースで構成されます。
2.2.1 Oracle Exadata Database Machine X7-2およびX8-2データベース・サーバーのネットワーク・コンポーネント
各Oracle Exadata Database Machine X7-2およびX8-2データベース・サーバーは、次のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースで構成されます。
- 1個の内蔵1 GbE/10 GbEポート(eth0銅線)
- 2個の内蔵1GbE/10GbEポート(銅線)または2個の内蔵10GbE/25GbEポート(光ファイバ)
- 1個のデュアルポートの4X QDR(40GB/s)InfiniBandホスト・チャネル・アダプタ(HCA)
- 1個の内蔵イーサネット・ポート(Sun Integrated Lights Out Manager(ILOM)リモート管理用)
- Broadcom BCM57414 10Gb/25Gb Ethernet Controllerを備えた1つのデュアルポート25GbE PCIe 3.0ネットワーク・カード
注意:
25GbE PCIe 3.0ネットワーク・カードのSFP28モジュールは別途購入します。親トピック: ネットワーク・コンポーネントおよびインタフェース
2.2.2 Oracle Exadata Database Machine X7-8およびX8-8データベース・サーバーのネットワーク・コンポーネント
各Oracle Exadata Database Machine X7-8またはX8-8データベース・サーバーは、次のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースで構成されます。
-
8個のInfiniBand 4X QDR (40Gb/s)ポート(PCIe 3.0)
-
8個の1 GbE/10 GbE Base-Tイーサネット・ポート(2個のクアッド・ポートIntel Corporation Ethernet Connection X722 for 10GBASE-T)
-
8個の10 GbE/25 GbEイーサネットSFP28ポート・アドイン・カード(AIC) (Broadcom Limited BCM57414 NetXtreme-E 10 GbE/25 GbE RDMAイーサネット・コントローラに基づく)
注意:
Small Form-Factor Pluggable (SFP)モジュールは別途購入します。親トピック: ネットワーク・コンポーネントおよびインタフェース
2.2.3 Oracle Exadata Database Machine X5-2およびX6-2データベース・サーバー
各Oracle Exadata Database Machine X5-2およびX6-2データベース・サーバーは、次のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースで構成されます。
-
4個の内蔵1GbE/10GbEポート
-
Oracle Exadata Database Machine X6-2またはX5-2: 1個のデュアルポートの4X QDR (40GB/s) InfiniBandホスト・チャネル・アダプタ(HCA)
-
1個の内蔵イーサネット・ポート(Sun Integrated Lights Out Manager(ILOM)リモート管理用)
-
Intel 82599 10GbEコントローラを搭載した1つのデュアルポートの10GbE PCIe 2.0ネットワーク・カード
注意:
10GbE PCIe 2.0ネットワーク・カードのSmall Form-Factor Pluggable (SFP)モジュールは別途購入します。親トピック: ネットワーク・コンポーネントおよびインタフェース
2.2.4 Oracle Exadata Database Machine X5-8およびX6-8フル・ラックのデータベース・サーバー
Oracle Exadata Database Machine X5-8またはX6-8フル・ラックの各データベース・サーバーは、次のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースで構成されます。
-
4個のデュアルポートの4x QDR (40GB/s) InfiniBandホスト・チャネル・アダプタ(HCA)
-
10個の1GbE Base-Tイーサネット・ポート(2個のクアッド・ポートPCIe 2.0ネットワーク・カード、およびIntel I350 1GbEコントローラ・テクノロジに基づいた2個の内蔵ポート)
-
8個の10GbEイーサネットSFP+ポート(Intel 82599 10GbEコントローラ・テクノロジに基づいた4個のデュアル・ポート10GbE PCIe 2.0ネットワーク・カード)
注意:
10GbE PCIe 2.0ネットワーク・カードのSmall Form-Factor Pluggable (SFP)モジュールは別途購入します。親トピック: ネットワーク・コンポーネントおよびインタフェース
2.2.5 Oracle Exadata Database Machine X4-2データベース・サーバー
各Oracle Exadata Database Machine X4-2データベース・サーバーは、次のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースで構成されます。
-
4個の内蔵1GbE/10GbEポート
-
1個のデュアルポートの4X QDR(40GB/s)InfiniBandホスト・チャネル・アダプタ(HCA)
-
1個の内蔵イーサネット・ポート(Sun Integrated Lights Out Manager(ILOM)リモート管理用)
-
Intel 82599 10GbEコントローラを搭載した1つのデュアルポートの10GbE PCIe 2.0ネットワーク・カード
注意:
10GbE PCIe 2.0ネットワーク・カードのSmall Form-Factor Pluggable (SFP)モジュールは別途購入します。親トピック: ネットワーク・コンポーネントおよびインタフェース
2.2.6 Oracle Exadata Database Machine X4-8フル・ラックのデータベース・サーバー
Oracle Exadata Database Machine X4-8フル・ラックの各データベース・サーバーは、次のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースで構成されます。
-
4個のデュアルポートの4x QDR (40GB/s) InfiniBandホスト・チャネル・アダプタ(HCA)
-
10個の1GbE Base-Tイーサネット・ポート(2個のクアッド・ポートPCIe 2.0ネットワーク・カード、およびIntel I350 1GbEコントローラ・テクノロジに基づいた2個の内蔵ポート)
-
8個の10GbEイーサネットSFP+ポート(Intel 82599 10GbEコントローラ・テクノロジに基づいた4個のデュアル・ポート10GbE PCIe 2.0ネットワーク・カード)
注意:
10GbE PCIe 2.0ネットワーク・カードのSmall Form-Factor Pluggable (SFP)モジュールは別途購入します。親トピック: ネットワーク・コンポーネントおよびインタフェース
2.2.7 Oracle Exadata Database Machine X3-2データベース・サーバー
各Oracle Exadata Database Machine X3-2データベース・サーバーは、次のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースで構成されます。
-
4個の内蔵1GbEポート
-
1個のデュアルポートの4X QDR(40GB/s)InfiniBandホスト・チャネル・アダプタ(HCA)
-
1個の内蔵イーサネット・ポート(Sun Integrated Lights Out Manager(ILOM)リモート管理用)
-
Intel 82599 10GbEコントローラを搭載した1つのデュアルポートの10GbE PCIe 2.0ネットワーク・カード
注意:
10GbE PCIe 2.0ネットワーク・カードのSmall Form-Factor Pluggable (SFP)モジュールは別途購入します。親トピック: ネットワーク・コンポーネントおよびインタフェース
2.2.8 Oracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックおよびOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックのデータベース・サーバー
Oracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックおよびOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックの各データベース・サーバーは、次のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースで構成されます。
-
次の機能で構成される2個のNetwork Express Module(NEM)
-
8個の10GbEネットワーク・ポート
-
8個の1GBイーサネット・ネットワーク・ポート
-
-
4個のデュアルポートの4X QDR InfiniBand PCIe 2.0 Express Module (EM)
-
1個のイーサネット・ポート(Sun Integrated Lights Out Manager (ILOM)リモート管理用)
注意:
NEMのSFP+モジュールは別途購入します。親トピック: ネットワーク・コンポーネントおよびインタフェース
2.3 ネットワーク・チャネル・ボンディングのサポート
クライアント・アクセス・ネットワークに使用するデータベース・サーバーのネットワーク・ポートをデータベース・サーバーの別のネットワークに接続すると、データベースへのクライアント接続に高帯域幅または高可用性を提供できます。結合ネットワーク構成では、Oracle RAC SCANおよびVIPアドレスは、データベース・サーバーのBONDETH0インタフェース上に定義されます。
- 結合ネットワーク構成
結合ネットワーク構成は、データベースへのクライアント接続用に複数のネットワーク・インタフェースを1つに統合する必要がある場合に使用します。 - 非結合ネットワーク構成
非結合ネットワーク構成は、ネットワーク・ボンディングを実装する必要がない場合または実装できない場合に使用します。 - 追加ネットワーク
2.3.1 結合ネットワーク構成
結合ネットワーク構成は、データベースへのクライアント接続用に複数のネットワーク・インタフェースを1つに統合する必要がある場合に使用します。
結合ネットワーク構成はデフォルトの構成です。
次の項では、Oracle Exadata Database Machineの結合ネットワーク構成について説明します。
- Oracle Exadata Database Machine Two-Socket Systemsの結合ネットワーク構成
- Oracle Exadata Database Machine X7-8およびX8-8の結合ネットワーク構成
- Oracle Exadata Database Machine X4-8、X5-8およびX6-8の結合ネットワーク構成
- Oracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックおよびOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックの結合ネットワーク構成
親トピック: ネットワーク・チャネル・ボンディングのサポート
2.3.1.1 Oracle Exadata Database Machine Two-Socket Systemsの結合ネットワーク構成
Oracle Exadata Database Machine Two-Socket Systemsのデータベース・クライアント・アクセスに結合ネットワーク構成を使用する場合、データベース・サーバーは次のように構成されます。
- NET0ポート: ETH0インタフェース経由の管理ネットワークを使用して、オペレーティング・システムにアクセスします。
- NET1ポート: クライアント・アクセス・ネットワークを使用してデータベースにアクセスし、NET2ポートと結合してBONDETH0インタフェースが作成されます。
- NET2ポート: クライアント・アクセス・ネットワークを使用してデータベースにアクセスし、NET1ポートと結合してBONDETH0インタフェースが作成されます。
- NET MGTポート: 管理ネットワークを使用してILOMにアクセスします。
初期構成時に、クライアント・アクセス・ネットワーク用にチャネル・ボンディングを構成すると、Linuxボンディング・モジュールはアクティブ・バックアップ・モード(mode=1
)用に構成されます。別のボンディング・ポリシーが望ましい場合は、初期構成後にボンディング・モジュールを再構成できます。構成の詳細は、https://www.kernel.org/doc/Documentation/networking/bonding.txtのLinux Ethernet Bonding Driver HOWTOを参照してください。
次の表では、チャネル・ボンディング使用時のOracle Exadata Database Machine Two-Socket Systemsデータベース・サーバーのポート接続を示します。クライアント・アクセス・ネットワークとバックアップ・ネットワークは、異なるポートを使用する必要があります(一方のネットワークが内蔵GbEポートを使用し、もう一方のネットワークがPCIeポートを使用する必要があります)。
表2-1 Oracle Exadata Database Machine X7-2およびX8-2のチャネル・ボンディング接続
ネットワーク | 1GbEポートを使用 | 10/25GbEポートを使用 |
---|---|---|
管理(1GbE NET0) 管理ネットワーク接続は、他のネットワークに10GbEポートを使用している場合でも1GbEポートを使用します。 |
|
|
クライアント(BONDETH0) |
|
|
バックアップ(BONDETH1) |
|
|
表2-2 その他のOracle Exadata Database Machine Two-Socket Systemsのチャネル・ボンディング接続
ネットワーク | 1GbEポートを使用 | 10GbEポートを使用 |
---|---|---|
管理(1GbE NET0) 管理ネットワーク接続は、他のネットワークに10GbEポートを使用している場合でも1GbEポートを使用します。 |
|
|
クライアント(BONDETH0) |
|
|
バックアップ(BONDETH1) |
|
|
注意:
結合ネットワーク構成を使用する場合、選択したボンディング・モードをサポートできるネットワーク・スイッチを用意する必要があります。たとえば、モード4(IEEE 802.3ad動的リンク集合)を構成する場合は、このボンディング・モードをサポートできるネットワーク・スイッチを用意して構成する必要があります。特定のボンディング・ポリシーの要件は、https://www.kernel.org/doc/Documentation/networking/bonding.txtのLinux Ethernet Bonding Driver HOWTOに記載されています親トピック: 結合ネットワーク構成
2.3.1.2 Oracle Exadata Database Machine X7-8およびX8-8の結合ネットワーク構成
Oracle Exadata Database Machine X7-8およびX8-8のデータベース・クライアント・アクセスに結合ネットワーク構成を使用する場合、データベース・サーバーは次のように構成されます。
- NET0ポート: ETH0インタフェース経由の管理ネットワークを使用して、オペレーティング・システムにアクセスします。
- 3個のPCIe 4のP1: クライアント・アクセス・ネットワークを使用してデータベースにアクセスし、13個のPCIe 12のP1ポートと結合してBONDETH0インタフェースが作成されます。
- 13個のPCIe 6のP2: クライアント・アクセス・ネットワークを使用してデータベースにアクセスし、3個のPCIe 14のP2ポートと結合してBONDETH1インタフェースが作成されます。
- NET MGTポート: 管理ネットワークを使用してILOMにアクセスします。
次の表では、チャネル・ボンディング使用時のOracle Exadata Database Machine X7-8およびX8-8データベース・サーバーのポート接続を示します。
表2-3 Oracle Exadata Database Machine X7-8およびX8-8のチャネル・ボンディング接続
ネットワーク | 1GbEポートを使用 | 25GbEポートを使用 |
---|---|---|
管理(NET0) 管理ネットワーク接続は、他のネットワークに10GbEポートを使用している場合でも1GbEポートを使用します。 |
|
|
クライアント(BONDETH0) |
|
|
バックアップ(BONDETH1) |
|
|
親トピック: 結合ネットワーク構成
2.3.1.3 Oracle Exadata Database Machine X4-8、X5-8およびX6-8の結合ネットワーク構成
Oracle Exadata Database Machine X4-8、X5-8およびX6-8のデータベース・クライアント・アクセスに結合ネットワーク構成を使用する場合、データベース・サーバーは次のように構成されます。
-
NET0ポート: ETH0インタフェース経由の管理ネットワークを使用して、オペレーティング・システムにアクセスします。
-
3 PCIe3のP0: クライアント・アクセス・ネットワークを使用してデータベースにアクセスし、13 PCIe3のP0ポートと結合してBONDETH0インタフェースが作成されます。
-
13個のPCIe3のP0: クライアント・アクセス・ネットワークを使用してデータベースにアクセスし、3個のPCIe3のP0ポートと結合してBONDETH1インタフェースが作成されます。
-
NET MGTポート: 管理ネットワークを使用してILOMにアクセスします。
次の表では、チャネル・ボンディング使用時のOracle Exadata Database Machine X4-8、X5-8およびX6-8データベース・サーバーのポート接続を示します。
表2-4 Oracle Exadata Database Machine X4-8、X5-8およびX6-8のチャネル・ボンディング接続
ネットワーク | 1GbEポートを使用 | 10GbEポートを使用 |
---|---|---|
管理(NET0) 管理ネットワーク接続は、他のネットワークに10GbEポートを使用している場合でも1GbEポートを使用します。 |
|
|
クライアント(BONDETH0) |
|
|
バックアップ(BONDETH1) |
|
|
親トピック: 結合ネットワーク構成
2.3.1.4 Oracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックおよびOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックの結合ネットワーク構成
Oracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックおよびOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックのデータベース・クライアント・アクセスに結合ネットワーク構成を使用する場合、データベース・サーバーは次のように構成されます。
-
NEM0/NET0ポート: ETH0インタフェース経由の管理ネットワークを使用して、オペレーティング・システムにアクセスします。
-
NEM0/NET1ポート: クライアント・アクセス・ネットワークを使用してデータベースにアクセスし、NEM1/NET3ポートと結合してBONDETH0インタフェースが作成されます。
-
NEM1/NET3ポート: クライアント・アクセス・ネットワークを使用してデータベースにアクセスし、NEM0/NET1ポートと結合してBONDETH0インタフェースが作成されます。
-
NET MGTポート: 管理ネットワークを使用してILOMにアクセスします。
表2-5に、チャネル・ボンディング使用時のOracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックおよびOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックのデータベース・サーバーのポート接続を示します。NEM0ポートは左、NEM1ポートは右にあります。
表2-5 Oracle Exadata Database Machine X2-8およびX3-8フル・ラックのチャネル・ボンディング接続
ネットワーク | 1GbEポートを使用 | 10GbEポートを使用 |
---|---|---|
管理(NET0) |
|
|
クライアント(BONDETH0) |
|
|
バックアップ(BONDETH1) |
|
|
初期構成時に、クライアント・アクセス・ネットワーク用にチャネル・ボンディングを構成すると、Linuxボンディング・モジュールはアクティブ・バックアップ・モード(mode=1
)用に構成されます。別のボンディング・ポリシーが望ましい場合は、初期構成後にボンディング・モジュールを再構成できます。構成の詳細は、Oracle Exadata Database Machineのデータベース・サーバーの/usr/share/doc/kernel-doc-2.6.18/Documentation/networking/bonding.txt
ディレクトリにある「Linux Ethernet Bonding Driver HOWTO」を参照してください。
注意:
結合ネットワーク構成を使用する場合、選択したボンディング・モードをサポートできるネットワーク・スイッチを用意する必要があります。たとえば、モード4(IEEE 802.3ad動的リンク集合)を構成する場合は、このボンディング・モードをサポートできるネットワーク・スイッチを用意して構成する必要があります。特定のボンディング・ポリシーの要件は、「Linux Ethernet Bonding Driver HOWTO」を参照してください。
親トピック: 結合ネットワーク構成
2.3.2 非結合ネットワーク構成
非結合ネットワーク構成は、ネットワーク・ボンディングを実装する必要がない場合または実装できない場合に使用します。
注意:
非結合ネットワークはOracle Exadata Database Machine X7-2以降のシステムではサポートされていません。次の項では、Oracle Exadata Database Machineの非結合ネットワーク構成について説明します。
- Oracle Exadata Database Machine Two-Socket Systemsの非結合ネットワーク構成
- Oracle Exadata Database Machine X5-8およびX6-8の非結合ネットワーク構成
- Oracle Exadata Database Machine X4-8フル・ラックの非結合ネットワーク構成
- Oracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックおよびOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックの非結合ネットワーク構成
親トピック: ネットワーク・チャネル・ボンディングのサポート
2.3.2.1 Oracle Exadata Database Machine Two-Socket Systemsの非結合ネットワーク構成
Oracle Exadata Database Machine Two-Socket Systemsに非結合ネットワーク構成を使用する場合、データベース・サーバーは次のように構成されます。
-
NET0ポート: ETH0インタフェース経由の管理ネットワークを使用して、オペレーティング・システムにアクセスします。
-
NET1ポート: ETH1インタフェース経由でクライアント・アクセス・ネットワークを使用してデータベースにアクセスします。Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC) SCANおよびVIPアドレスは、このインタフェース上に定義されます。
-
NET MGTポート: 管理ネットワークを使用してIntegrated Lights Out Manager(ILOM)にアクセスします。
次の図では、ボンディングを使用しない場合のOracle Exadata Database Machine Two-Socket Systemsのネットワーク図を示します。
図2-4 ボンディングを使用しないOracle Exadata Database Machine Two-Socket Systemsのネットワーク図
「図2-4 ボンディングを使用しないOracle Exadata Database Machine Two-Socket Systemsのネットワーク図」の説明
親トピック: 非結合ネットワーク構成
2.3.2.2 Oracle Exadata Database Machine X5-8およびX6-8の非結合ネットワーク構成
Oracle Exadata Database Machine X5-8およびX6-8に非結合ネットワーク構成を使用する場合、データベース・サーバーは次のように構成されます。
-
NET0ポート: ETH0インタフェース経由の管理ネットワークを使用して、オペレーティング・システムにアクセスします。
-
NET1ポート: ETH1インタフェース経由でクライアント・アクセス・ネットワークを使用してデータベースにアクセスします。Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC) SCANおよびVIPアドレスは、このインタフェース上に定義されます。
-
NET MGTポート: 管理ネットワークを使用してILOMにアクセスします。
注意:
Oracle Exadata Database Machine X5-8およびX6-8は、InfiniBandプライベート・ネットワークにBONDIB0、BONDIB1などを使用します。
親トピック: 非結合ネットワーク構成
2.3.2.3 Oracle Exadata Database Machine X4-8フル・ラックの非結合ネットワーク構成
Oracle Exadata Database Machine X4-8フル・ラックに非結合ネットワーク構成を使用する場合、データベース・サーバーは次のように構成されます。
-
NET0ポート: ETH0インタフェース経由の管理ネットワークを使用して、オペレーティング・システムにアクセスします。
-
NET1ポート: ETH1インタフェース経由でクライアント・アクセス・ネットワークを使用してデータベースにアクセスします。Oracle RAC SCANおよびVIPアドレスは、このインタフェース上に定義されます。
-
NET MGTポート: 管理ネットワークを使用してILOMにアクセスします。
注意:
Oracle Exadata Database Machine X4-8フル・ラックは、InfiniBandプライベート・ネットワークにBONDIB0、BONDIB1などを使用します。
親トピック: 非結合ネットワーク構成
2.3.2.4 Oracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックおよびOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックの非結合ネットワーク構成
Oracle Exadata Database Machine X4-8フル・ラック、Oracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックおよびOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックの非結合ネットワーク構成を使用する場合、データベース・サーバーは次のように構成されます。
-
NEM0/NET0ポート: ETH0インタフェース経由の管理ネットワークを使用して、オペレーティング・システムにアクセスします。このネットワークでは1GbEポートを使用する必要があります。
-
NEM0/NET1ポート: ETH1インタフェース経由でクライアント・アクセス・ネットワークを使用してデータベースにアクセスします。Oracle RAC SCANおよびVIPアドレスは、このインタフェース上に定義されます。
-
NET MGTポート: 管理ネットワークを使用してIntegrated Lights Out Manager(ILOM)にアクセスします。
注意:
Oracle Exadata Database Machine X4-8フル・ラック、Oracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックおよびOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックでは、InfiniBandプライベート・ネットワークにBONDIB0、BONDIB1などを使用します。
親トピック: 非結合ネットワーク構成
2.3.3 追加ネットワーク
-
Oracle Exadata Database Machine X7-2以降:
- 結合ネットワーク構成: 各データベース・サーバー上に2個のオープン・ポートがあります(10/25GbE PCIポート)。
-
Oracle Exadata Database Machine Two-Socket Systems (X2-2からX6-2)上:
- 非結合ネットワーク構成: 各データベース・サーバー上に4個のオープン・ポートがあります(NET2、NET3、および2個の追加の10GbEポート)。
- 結合ネットワーク構成: 各データベース・サーバー上に3個のオープン・ポートがあります(NET3、および2個の追加の10GbEポート)。
-
Oracle Exadata Database Machine X7-8以降:
- 結合ネットワーク構成: 各データベース・サーバー上に13個のオープン・ポートがあります(5個の1/10GbEポートおよび8個のオープン10/25GbE PCIポート)。
-
Oracle Exadata Database Machine X5-8およびX6-8上:
- 非結合ネットワーク構成: 各データベース・サーバー上に18個のオープン・ポートがあります(10個の1GbEポートおよび8個の10GbEポート)。
- 結合ネットワーク構成: 各データベース・サーバー上に15個のオープン・ポートがあります(7個の1GbEポートおよび8個のオープン10GbEポート)。
-
Oracle Exadata Database Machine X4-8フル・ラック上:
- 非結合ネットワーク構成: 各データベース・サーバー上に16個のオープン・ポートがあります(8個の1GbEポートおよび8個の10GbEポート)。
- 結合ネットワーク構成: 各データベース・サーバー上に15個のオープン・ポートがあります(7個の1GbEポートおよび8個のオープン10GbEポート)。
-
Oracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックおよびX2-8フル・ラック上:
- 非結合ネットワーク構成: 各データベース・サーバー上に14個のオープン・ポートがあります(NEM0/NET2、NEM0/NET3、NEM1/NET0、NEM1/NET1、NEM1/NET2、NEM1/NET3、および8個の追加の10GbEポート)。
- 結合ネットワーク構成: 各データベース・サーバー上に13個のオープン・ポートがあります(NEM0/NET2、NEM0/NET3、NEM1/NET0、NEM1/NET1、NEM1/NET2、および8個の追加の10GbEポート)。
これらの追加のネットワーク・ポートの使用はオプションで、その構成は要件および使用できるネットワーク・インフラストラクチャによって異なります。たとえば、専用テープ・バックアップ・ネットワークへの接続や障害時リカバリ・ネットワークへの接続にこれらのインタフェースを使用できます。
親トピック: ネットワーク・チャネル・ボンディングのサポート
2.4 ILOM用の別個のネットワークの構成
Oracle Exadataラックを構成または再イメージ化する際、Oracle Exadata Deployment Assistant(OEDA)を使用して、Integrated Lights Out Manager(ILOM)用の別のネットワークを構成できます。
たとえば、19.1.0より前のOracle Exadata System Softwareリリースで提供されるアラート通知など、一部の機能ではExadataサーバーとILOMとの間にネットワーク接続性が必要とされます。Oracle Exadata System Softwareリリース18.2.0以降では、このようなネットワーク依存は排除され、以前にサポートされていた機能がすべて維持されます。データベースおよびストレージ・サーバーとILOMとが完全に分離されるようにネットワークを構成できます。
2.5 Oracle Exadata Database MachineでのネットワークVLANタグ付けの使用
計算ノードおよびストレージ・ノードは、管理ネットワーク、ILOM、クライアント・ネットワークおよびバックアップ・アクセス・ネットワークでVLANを使用できます。
デフォルトで、ネットワーク・スイッチは最小限に構成され、VLANタグ付けはありません。VLANタグ付けを使用する場合は、初回のデプロイメント後にお客様が有効にする必要があります。これは、物理デプロイメントおよびOracle VMデプロイメントの両方に適用されます。
クライアント・ネットワークとバックアップVLANネットワーク・ネットワークが結合されている必要があります。管理ネットワークは結合しないでください。
注意:
-
VLANは、InfiniBand内には存在しません。同等の機能には、Oracle Exadata Database Machineメンテナンス・ガイドの説明に従って、InfiniBandパーティション化を使用します。
-
ネットワークVLANタグ付けは、パブリック・ネットワーク上のOracle Real Application Clusters (Oracle RAC)でサポートされます。
-
バックアップ・ネットワークが、タグ付けされたVLANネットワーク上にある場合、クラスタ・ネットワークは、タグ付けされた異なるVLANネットワークにある必要があります。
-
バックアップおよびクライアント・ネットワークは、同一のネットワーク・ケーブルを共有できます。
-
Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)は物理デプロイメントと仮想デプロイメントの両方でVLANタグ付けをサポートしています。
-
仮想デプロイメントは、IPv6 VLANをサポートしません。
-
システムがOracle RACクラスタの10個を超えるVIPアドレスを使用し、Oracle Clusterwareクライアント・ネットワークにVLANが構成されている場合、3桁のVLAN IDを使用する必要があります。VLAN名が15文字のオペレーティング・システムのインタフェース名制限を超える可能性があるため、4桁のVLAN IDを使用しないでください。
次の表では、別のOracle Exadata Database MachineシステムおよびOracle Databaseのバージョンに対するドメイン、クライアントおよびバックアップ・ネットワークでのIPv4/IPv6のサポートを示しています。
Oracle Databaseのバージョン | 管理ネットワークでのVLANタグ付け | クライアントおよびバックアップ・ネットワーク |
---|---|---|
11.2.0.4 |
2ソケット・サーバー用のX3-2以上、および8ソケット・サーバー用のX4-8以上でのIPv4アドレスでのみサポートされています。 |
すべてのハードウェア・モデルでのIPv4およびIPv6でサポートされています。 |
12.1.0.2 |
2ソケット・サーバー用のX3-2以上、および8ソケット・サーバー用のX4-8以上でのIPv4アドレスでのみサポートされています。 |
すべてのハードウェア・モデルでのIPv4でサポートされています。 22289350が修正済であるすべてのハードウェア・モデルでのIPv6でサポートされています。 |
2.6 デフォルトIPアドレス
Oracle Exadata System Softwareリリース12.1.2.1.0以降では、NET0 IPアドレスは、システムを初めて起動するときに、エラスティック構成プロシージャによって動的に割り当てられます。アドレスの範囲は、172.16.2.1から172.16.7.254までです。以前のリリースでは、Oracle Exadata Database Machineには出荷時にデフォルトIPアドレスが設定され、IPアドレスの範囲は192.168.1.1から192.168.1.203でした。サブネット・マスクは255.255.252.0です。
注意:
Oracle Exadata Database Machineをネットワークに接続する前に、これらのIPアドレスがネットワークの他のアドレスと競合しないことを確認します。Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)によって生成されるcheckip.sh
スクリプトを使用して、競合をチェックします。Oracle Exadata Database MachineのDNSエントリが作成された後に、checkip.sh
スクリプトをネットワークで実行しますが、Oracle Exadata Database Machineが構成またはネットワーク接続される前に実行してください。マシンが配送される前にチェックが計画プロセスの一部として完了している場合でも、構成遅延を避けるために、このスクリプトを実行することをお薦めします。ラックの構成前のネットワーク構成の確認を参照してください。
OEDAをWindowsシステムで実行した場合、生成されるスクリプトはcheckip.bat
になります。
次の表は、Oracle Exadata Database Machine X5-2以降のデフォルトIPアドレスを示しています。サブネット・マスクは255.255.252.0です。
表2-6 Oracle Exadata Database Machine X5-2以降のデフォルトIPアドレス
コンポーネント | NET0 IPアドレス | ILOM IPアドレス | InfiniBandアクティブ結合IPアドレス |
---|---|---|---|
Exadata Storage Server 14 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.122 |
なし |
Exadata Storage Server 13 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.121 |
なし |
Exadata Storage Server 12 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.120 |
なし |
Exadata Storage Server 11 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.119 |
なし |
Exadata Storage Server 10 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.118 |
なし |
Exadata Storage Server 9 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.117 |
なし |
Exadata Storage Server 8 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.116 |
なし |
Oracle Database Server 8 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.115 |
なし |
Oracle Database Server 7 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.114 |
なし |
Oracle Database Server 6 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.113 |
なし |
Oracle Database Server 5 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.112 |
なし |
Oracle Database Server 4 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.111 |
なし |
Oracle Database Server 3 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.110 |
なし |
Oracle Database Server 2 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.109 |
なし |
Oracle Database Server 1 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.108 |
なし |
Exadata Storage Server 7 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.107 |
なし |
Exadata Storage Server 6 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.106 |
なし |
Exadata Storage Server 5 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.105 |
なし |
Exadata Storage Server 4 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.104 |
なし |
Exadata Storage Server 3 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.103 |
なし |
Exadata Storage Server 2 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.102 |
なし |
Exadata Storage Server 1 |
システム初回起動時に割当て |
192.168.1.101 |
なし |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ3 |
192.168.1.203 |
なし |
なし |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ2 |
192.168.1.202 |
なし |
なし |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ1 |
192.168.1.201 |
なし |
なし |
イーサネット・スイッチ |
192.168.1.200 |
なし |
なし |
次の表は、Oracle Exadata Database Machine X4-2のデフォルトIPアドレスを示しています。サブネット・マスクは255.255.252.0です。
表2-7 Oracle Exadata Database Machine X4-2のデフォルトIPアドレス
コンポーネント | NET0 IPアドレス | ILOM IPアドレス | InfiniBandアクティブ結合IPアドレス |
---|---|---|---|
Exadata Storage Server 14 |
192.168.1.22 |
192.168.1.122 |
192.168.10.44 192.168.10.43 |
Exadata Storage Server 13 |
192.168.1.21 |
192.168.1.121 |
192.168.10.42 192.168.10.41 |
Exadata Storage Server 12 |
192.168.1.20 |
192.168.1.120 |
192.168.10.40 192.168.10.39 |
Exadata Storage Server 11 |
192.168.1.19 |
192.168.1.119 |
192.168.10.38 192.168.10.37 |
Exadata Storage Server 10 |
192.168.1.18 |
192.168.1.118 |
192.168.10.36 192.168.10.35 |
Exadata Storage Server 9 |
192.168.1.17 |
192.168.1.117 |
192.168.10.34 192.168.10.33 |
Exadata Storage Server 8 |
192.168.1.16 |
192.168.1.116 |
192.168.10.32 192.168.10.31 |
Oracle Database Server 8 |
192.168.1.15 |
192.168.1.115 |
192.168.10.30 192.168.10.29 |
Oracle Database Server 7 |
192.168.1.14 |
192.168.1.114 |
192.168.10.28 192.168.10.27 |
Oracle Database Server 6 |
192.168.1.13 |
192.168.1.113 |
192.168.10.26 192.168.10.25 |
Oracle Database Server 5 |
192.168.1.12 |
192.168.1.112 |
192.168.10.24 192.168.10.23 |
Oracle Database Server 4 |
192.168.1.11 |
192.168.1.111 |
192.168.10.22 192.168.10.21 |
Oracle Database Server 3 |
192.168.1.10 |
192.168.1.110 |
192.168.10.20 192.168.10.19 |
Oracle Database Server 2 |
192.168.1.9 |
192.168.1.109 |
192.168.10.18 192.168.10.17 |
Oracle Database Server 1 |
192.168.1.8 |
192.168.1.108 |
192.168.10.16 192.168.10.15 |
Exadata Storage Server 7 |
192.168.1.7 |
192.168.1.107 |
192.168.10.14 192.168.10.13 |
Exadata Storage Server 6 |
192.168.1.6 |
192.168.1.106 |
192.168.10.12 192.168.10.11 |
Exadata Storage Server 5 |
192.168.1.5 |
192.168.1.105 |
192.168.10.10 192.168.10.9 |
Exadata Storage Server 4 |
192.168.1.4 |
192.168.1.104 |
192.168.10.8 192.168.10.7 |
Exadata Storage Server 3 |
192.168.1.3 |
192.168.1.103 |
192.168.10.6 192.168.10.5 |
Exadata Storage Server 2 |
192.168.1.2 |
192.168.1.102 |
192.168.10.4 192.168.10.3 |
Exadata Storage Server 1 |
192.168.1.1 |
192.168.1.101 |
192.168.10.2 192.168.10.1 |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ3 |
192.168.1.203 |
なし |
なし |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ2 |
192.168.1.202 |
なし |
なし |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ1 |
192.168.1.201 |
なし |
なし |
イーサネット・スイッチ |
192.168.1.200 |
なし |
なし |
次の表に、Oracle Exadata Database Machine X3-2およびOracle Exadata Database Machine X2-2のデフォルトIPアドレスを示します。
表2-8 Oracle Exadata Database Machine X3-2およびOracle Exadata Database Machine X2-2のデフォルトIPアドレス
コンポーネント | NET0 IPアドレス | ILOM IPアドレス | InfiniBand結合IPアドレス |
---|---|---|---|
Exadata Storage Server 14 (Oracle Exadata Database Machineフル・ラックのみ) |
192.168.1.22 |
192.168.1.122 |
192.168.10.22 |
Exadata Storage Server 13 (Oracle Exadata Database Machineフル・ラックのみ) |
192.168.1.21 |
192.168.1.121 |
192.168.10.21 |
Exadata Storage Server 12 (Oracle Exadata Database Machineフル・ラックのみ) |
192.168.1.20 |
192.168.1.120 |
192.168.10.20 |
Exadata Storage Server 11 (Oracle Exadata Database Machineフル・ラックのみ) |
192.168.1.19 |
192.168.1.119 |
192.168.10.19 |
Exadata Storage Server 10 (Oracle Exadata Database Machineフル・ラックのみ) |
192.168.1.18 |
192.168.1.118 |
192.168.10.18 |
Exadata Storage Server 9 (Oracle Exadata Database Machineフル・ラックのみ) |
192.168.1.17 |
192.168.1.117 |
192.168.10.17 |
Exadata Storage Server 8 (Oracle Exadata Database Machineフル・ラックのみ) |
192.168.1.16 |
192.168.1.116 |
192.168.10.16 |
Oracle Database Server 8 (Oracle Exadata Database Machineフル・ラックのみ) |
192.168.1.15 |
192.168.1.115 |
192.168.10.15 |
Oracle Database Server 7 (Oracle Exadata Database Machineフル・ラックのみ) |
192.168.1.14 |
192.168.1.114 |
192.168.10.14 |
Oracle Database Server 6 (Oracle Exadata Database Machineフル・ラックのみ) |
192.168.1.13 |
192.168.1.113 |
192.168.10.13 |
Oracle Database Server 5 (Oracle Exadata Database Machineフル・ラックのみ) |
192.168.1.12 |
192.168.1.112 |
192.168.10.12 |
Oracle Database Server 4 (Oracle Exadata Database Machineフル・ラックおよびハーフ・ラックのみ) |
192.168.1.11 |
192.168.1.111 |
192.168.10.11 |
Oracle Database Server 3 (Oracle Exadata Database Machineフル・ラックおよびハーフ・ラックのみ) |
192.168.1.10 |
192.168.1.110 |
192.168.10.10 |
Oracle Database Server 2 |
192.168.1.9 |
192.168.1.109 |
192.168.10.9 |
Oracle Database Server 1 |
192.168.1.8 |
192.168.1.108 |
192.168.10.8 |
Exadata Storage Server 7 (Oracle Exadata Database Machineフル・ラックおよびハーフ・ラックのみ) |
192.168.1.7 |
192.168.1.107 |
192.168.10.7 |
Exadata Storage Server 6 (Oracle Exadata Database Machineフル・ラックおよびハーフ・ラックのみ) |
192.168.1.6 |
192.168.1.106 |
192.168.10.6 |
Exadata Storage Server 5 (Oracle Exadata Database Machineフル・ラックおよびハーフ・ラックのみ) |
192.168.1.5 |
192.168.1.105 |
192.168.10.5 |
Exadata Storage Server 4 (Oracle Exadata Database Machineフル・ラックおよびハーフ・ラックのみ) |
192.168.1.4 |
192.168.1.104 |
192.168.10.4 |
Exadata Storage Server 3 |
192.168.1.3 |
192.168.1.103 |
192.168.10.3 |
Exadata Storage Server 2 |
192.168.1.2 |
192.168.1.102 |
192.168.10.2 |
Exadata Storage Server 1 |
192.168.1.1 |
192.168.1.101 |
192.168.10.1 |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ3 |
192.168.1.203 |
なし |
なし |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ2 |
192.168.1.202 |
なし |
なし |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ1 (Oracle Exadata Database Machineフル・ラックおよびハーフ・ラックのみ) |
192.168.1.201 |
なし |
なし |
イーサネット・スイッチ |
192.168.1.200 |
なし |
なし |
次の表は、Oracle Exadata Database Machine X5-8以降の8ソケット・システムのデフォルトIPアドレスを示しています。サブネット・マスクは255.255.252.0です。
表2-9 Oracle Exadata Database Machine X5-8以降のフル・ラック・システムのデフォルトIPアドレス
コンポーネント | NET0 IPアドレス | ILOM IPアドレス | InfiniBand結合IPアドレス |
---|---|---|---|
Exadata Storage Server 14 |
192.168.1.22 |
192.168.1.122 |
192.168.10.43 192.168.10.44 |
Exadata Storage Server 13 |
192.168.1.21 |
192.168.1.121 |
192.168.10.41 192.168.10.42 |
Exadata Storage Server 12 |
192.168.1.20 |
192.168.1.120 |
192.168.10.39 192.168.10.40 |
Exadata Storage Server 11 |
192.168.1.19 |
192.168.1.119 |
192.168.10.37 192.168.10.38 |
Exadata Storage Server 10 |
192.168.1.18 |
192.168.1.118 |
192.168.10.35 192.168.10.36 |
Exadata Storage Server 9 |
192.168.1.17 |
192.168.1.117 |
192.168.10.33 192.168.10.34 |
Exadata Storage Server 8 |
192.168.1.16 |
192.168.1.116 |
192.168.10.31 192.168.10.32 |
Oracle Database Server 2 |
192.168.1.9 |
192.168.1.109 |
192.168.10.29 192.168.10.30 192.168.10.27 192.168.10.28 192.168.10.25 192.168.10.26 192.168.10.23 192.168.10.24 |
Oracle Database Server 1 |
192.168.1.8 |
192.168.1.108 |
192.168.10.21 192.168.10.22 192.168.10.19 192.168.10.20 192.168.10.17 192.168.10.18 192.168.10.15 192.168.10.16 |
Exadata Storage Server 7 |
192.168.1.7 |
192.168.1.107 |
192.168.10.13 192.168.10.14 |
Exadata Storage Server 6 |
192.168.1.6 |
192.168.1.106 |
192.168.10.11 192.168.10.12 |
Exadata Storage Server 5 |
192.168.1.5 |
192.168.1.105 |
192.168.10.9 192.168.10.10 |
Exadata Storage Server 4 |
192.168.1.4 |
192.168.1.104 |
192.168.10.7 192.168.10. |
Exadata Storage Server 3 |
192.168.1.3 |
192.168.1.103 |
192.168.10.5 192.168.10.6 |
Exadata Storage Server 2 |
192.168.1.2 |
192.168.1.102 |
192.168.10.3 192.168.10.4 |
Exadata Storage Server 1 |
192.168.1.1 |
192.168.1.101 |
192.168.10.1 192.168.10.2 |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ3 |
192.168.1.203 |
なし |
なし |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ2 |
192.168.1.202 |
なし |
なし |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ1 |
192.168.1.201 |
なし |
なし |
イーサネット・スイッチ |
192.168.1.200 |
なし |
なし |
次の表は、Oracle Exadata Database Machine X4-8フル・ラックのデフォルトIPアドレスを示しています。サブネット・マスクは255.255.252.0です。
注意:
Oracle Exadata Storage Server X5-2サーバーを収容したOracle Exadata Database Machine X4-8ラックの場合、Neto IPアドレスは、エラスティック構成プロセスで割り当てられます。表2-10 Oracle Exadata Database Machine X4-8フル・ラックのデフォルトIPアドレス
コンポーネント | NET0 IPアドレス | ILOM IPアドレス | InfiniBand結合IPアドレス |
---|---|---|---|
Exadata Storage Server 14 |
192.168.1.22 |
192.168.1.122 |
192.168.10.43 192.168.10.44 |
Exadata Storage Server 13 |
192.168.1.21 |
192.168.1.121 |
192.168.10.41 192.168.10.42 |
Exadata Storage Server 12 |
192.168.1.20 |
192.168.1.120 |
192.168.10.39 192.168.10.40 |
Exadata Storage Server 11 |
192.168.1.19 |
192.168.1.119 |
192.168.10.37 192.168.10.38 |
Exadata Storage Server 10 |
192.168.1.18 |
192.168.1.118 |
192.168.10.35 192.168.10.36 |
Exadata Storage Server 9 |
192.168.1.17 |
192.168.1.117 |
192.168.10.33 192.168.10.34 |
Exadata Storage Server 8 |
192.168.1.16 |
192.168.1.116 |
192.168.10.31 192.168.10.32 |
Oracle Database Server 2 |
192.168.1.9 |
192.168.1.109 |
192.168.10.29 192.168.10.30 192.168.10.27 192.168.10.28 192.168.10.25 192.168.10.26 192.168.10.23 192.168.10.24 |
Oracle Database Server 1 |
192.168.1.8 |
192.168.1.108 |
192.168.10.21 192.168.10.22 192.168.10.19 192.168.10.20 192.168.10.17 192.168.10.18 192.168.10.15 192.168.10.16 |
Exadata Storage Server 7 |
192.168.1.7 |
192.168.1.107 |
192.168.10.13 192.168.10.14 |
Exadata Storage Server 6 |
192.168.1.6 |
192.168.1.106 |
192.168.10.11 192.168.10.12 |
Exadata Storage Server 5 |
192.168.1.5 |
192.168.1.105 |
192.168.10.9 192.168.10.10 |
Exadata Storage Server 4 |
192.168.1.4 |
192.168.1.104 |
192.168.10.7 192.168.10. |
Exadata Storage Server 3 |
192.168.1.3 |
192.168.1.103 |
192.168.10.5 192.168.10.6 |
Exadata Storage Server 2 |
192.168.1.2 |
192.168.1.102 |
192.168.10.3 192.168.10.4 |
Exadata Storage Server 1 |
192.168.1.1 |
192.168.1.101 |
192.168.10.1 192.168.10.2 |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ3 |
192.168.1.203 |
なし |
なし |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ2 |
192.168.1.202 |
なし |
なし |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ1 |
192.168.1.201 |
なし |
なし |
イーサネット・スイッチ |
192.168.1.200 |
なし |
なし |
次の表に、Oracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックおよびOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックのデフォルトIPアドレスを示します。サブネット・マスクは255.255.252.0です。
表2-11 Oracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックおよびOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックのデフォルトIPアドレス
コンポーネント | NET0 IPアドレス | ILOM IPアドレス | InfiniBand結合IPアドレス |
---|---|---|---|
Exadata Storage Server 14 |
192.168.1.22 |
192.168.1.122 |
192.168.10.22 |
Exadata Storage Server 13 |
192.168.1.21 |
192.168.1.121 |
192.168.10.21 |
Exadata Storage Server 12 |
192.168.1.20 |
192.168.1.120 |
192.168.10.20 |
Exadata Storage Server 11 |
192.168.1.19 |
192.168.1.119 |
192.168.10.19 |
Exadata Storage Server 10 |
192.168.1.18 |
192.168.1.118 |
192.168.10.18 |
Exadata Storage Server 9 |
192.168.1.17 |
192.168.1.117 |
192.168.10.17 |
Exadata Storage Server 8 |
192.168.1.16 |
192.168.1.116 |
192.168.10.16 |
Oracle Database Server 2 |
192.168.1.9 |
192.168.1.109 |
192.168.10.15 192.168.10.14 192.168.10.13 192.168.10.12 |
Oracle Database Server 1 |
192.168.1.8 |
192.168.1.108 |
192.168.10.11 192.168.10.10 192.168.10.9 192.168.10.8 |
Exadata Storage Server 7 |
192.168.1.7 |
192.168.1.107 |
192.168.10.7 |
Exadata Storage Server 6 |
192.168.1.6 |
192.168.1.106 |
192.168.10.6 |
Exadata Storage Server 5 |
192.168.1.5 |
192.168.1.105 |
192.168.10.5 |
Exadata Storage Server 4 |
192.168.1.4 |
192.168.1.104 |
192.168.10.4 |
Exadata Storage Server 3 |
192.168.1.3 |
192.168.1.103 |
192.168.10.3 |
Exadata Storage Server 2 |
192.168.1.2 |
192.168.1.102 |
192.168.10.2 |
Exadata Storage Server 1 |
192.168.1.1 |
192.168.1.101 |
192.168.10.1 |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ3 |
192.168.1.203 |
なし |
なし |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ2 |
192.168.1.202 |
なし |
なし |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ1 |
192.168.1.201 |
なし |
なし |
イーサネット・スイッチ |
192.168.1.200 |
なし |
なし |
次の表に、Oracle Exadata Storage拡張ラックX4-2のデフォルトIPアドレスを示します。
表2-12 Oracle Exadata Storage拡張ラックX4-2のデフォルトIPアドレス
コンポーネント | NET0 IPアドレス | ILOM IPアドレス | InfiniBandアクティブ結合IPアドレス |
---|---|---|---|
Exadata Storage Server 18 |
192.168.1.68 |
192.168.1.168 |
192.168.10.86 192.168.10.85 |
Exadata Storage Server 17 |
192.168.1.67 |
192.168.1.167 |
192.168.10.84 192.168.10.83 |
Exadata Storage Server 16 |
192.168.1.66 |
192.168.1.166 |
192.168.10.82 192.168.10.81 |
Exadata Storage Server 15 |
192.168.1.65 |
192.168.1.165 |
192.168.10.80 192.168.10.79 |
Exadata Storage Server 14 |
192.168.1.64 |
192.168.1.164 |
192.168.10.78 192.168.10.77 |
Exadata Storage Server 13 |
192.168.1.63 |
192.168.1.163 |
192.168.10.76 192.168.10.75 |
Exadata Storage Server 12 |
192.168.1.62 |
192.168.1.162 |
192.168.10.74 192.168.10.73 |
Exadata Storage Server 11 |
192.168.1.61 |
192.168.1.161 |
192.168.10.72 192.168.10.71 |
Exadata Storage Server 10 |
192.168.1.60 |
192.168.1.160 |
192.168.10.70 192.168.10.69 |
Exadata Storage Server 9 |
192.168.1.59 |
192.168.1.159 |
192.168.10.68 192.168.10.67 |
Exadata Storage Server 8 |
192.168.1.58 |
192.168.1.158 |
192.168.10.66 192.168.10.65 |
Exadata Storage Server 7 |
192.168.1.57 |
192.168.1.157 |
192.168.10.64 192.168.10.63 |
Exadata Storage Server 6 |
192.168.1.56 |
192.168.1.156 |
192.168.10.62 192.168.10.61 |
Exadata Storage Server 5 |
192.168.1.55 |
192.168.1.155 |
192.168.10.60 192.168.10.59 |
Exadata Storage Server 4 |
192.168.1.54 |
192.168.1.154 |
192.168.10.58 192.168.10.57 |
Exadata Storage Server 3 |
192.168.1.53 |
192.168.1.153 |
192.168.10.56 192.168.10.55 |
Exadata Storage Server 2 |
192.168.1.52 |
192.168.1.152 |
192.168.10.54 192.168.10.53 |
Exadata Storage Server 1 |
192.168.1.51 |
192.168.1.151 |
192.168.10.52 192.168.10.51 |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ3 |
192.168.1.223 |
なし |
なし |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ2 |
192.168.1.222 |
なし |
なし |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ1 (Oracle Exadata Database Machineフル・ラックおよびハーフ・ラックのみ) |
192.168.1.221 |
なし |
なし |
イーサネット・スイッチ |
192.168.1.220 |
なし |
なし |
PDU-A |
192.168.1.212 |
なし |
なし |
PDU-B |
192.168.1.213 |
なし |
なし |
次の表に、Oracle Exadata Storage拡張ラックX3-2、およびSun Fire X4270 M2サーバーを使用したOracle Exadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張ラックのデフォルトIPアドレスを示します。
表2-13 Oracle Exadata Storage拡張ラックX3-2、およびSun Fire X4270 M2サーバーを使用したOracle Exadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張ラックのデフォルトIPアドレス
コンポーネント | NET0 IPアドレス | ILOM IPアドレス | InfiniBand結合IPアドレス |
---|---|---|---|
Exadata Storage Server 18 |
192.168.1.68 |
192.168.1.168 |
192.168.10.68 |
Exadata Storage Server 17 |
192.168.1.67 |
192.168.1.167 |
192.168.10.67 |
Exadata Storage Server 16 |
192.168.1.66 |
192.168.1.166 |
192.168.10.66 |
Exadata Storage Server 15 |
192.168.1.65 |
192.168.1.165 |
192.168.10.65 |
Exadata Storage Server 14 |
192.168.1.64 |
192.168.1.164 |
192.168.10.64 |
Exadata Storage Server 13 |
192.168.1.63 |
192.168.1.163 |
192.168.10.63 |
Exadata Storage Server 12 |
192.168.1.62 |
192.168.1.162 |
192.168.10.62 |
Exadata Storage Server 11 |
192.168.1.61 |
192.168.1.161 |
192.168.10.61 |
Exadata Storage Server 10 |
192.168.1.60 |
192.168.1.160 |
192.168.10.60 |
Exadata Storage Server 9 |
192.168.1.59 |
192.168.1.159 |
192.168.10.59 |
Exadata Storage Server 8 |
192.168.1.58 |
192.168.1.158 |
192.168.10.58 |
Exadata Storage Server 7 |
192.168.1.57 |
192.168.1.157 |
192.168.10.57 |
Exadata Storage Server 6 |
192.168.1.56 |
192.168.1.156 |
192.168.10.56 |
Exadata Storage Server 5 |
192.168.1.55 |
192.168.1.155 |
192.168.10.55 |
Exadata Storage Server 4 |
192.168.1.54 |
192.168.1.154 |
192.168.10.54 |
Exadata Storage Server 3 |
192.168.1.53 |
192.168.1.153 |
192.168.10.53 |
Exadata Storage Server 2 |
192.168.1.52 |
192.168.1.152 |
192.168.10.52 |
Exadata Storage Server 1 |
192.168.1.51 |
192.168.1.151 |
192.168.10.51 |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ3 |
192.168.1.223 |
なし |
なし |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ2 |
192.168.1.222 |
なし |
なし |
Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチ1 |
192.168.1.221 |
なし |
なし |
イーサネット・スイッチ |
192.168.1.220 |
なし |
なし |
PDU-A |
192.168.1.212 |
なし |
なし |
PDU-B |
192.168.1.213 |
なし |
なし |
2.7 ファイアウォール使用時のポート割当て
次の表に、Oracle Exadata Database Machineのサービスで使用されるポートを示します。ネットワーク通信でファイアウォールを経由してアクセスする必要がある場合は、リストを確認して必要なポートをオープンします。クライアント・ネットワークにあるポート1521以外のすべてのポートは管理ネットワークにあります。
表2-14 ファイアウォールのオープン・ポート
ソース | ターゲット | プロトコル | ポート | ネットワーク | アプリケーション |
---|---|---|---|---|---|
任意 |
データベース・サーバー、ストレージ・セル、およびデータベース・サーバー、Exadata Storage Server、InfiniBandスイッチのILOM |
TCP経由のSSH |
22 |
管理 |
SSH |
任意 |
KVM |
TCP経由のSSH |
22 |
管理 |
MPUIQ-SRLモジュールへのシリアル・セッション用SSH |
Exadata Storage Server |
SMTP電子メール・サーバー |
SMTP |
25 |
管理 |
SMTP(Simple Mail Transfer Protocol) |
任意 |
データベース・サーバー、Exadata Storage ServerおよびInfiniBandスイッチのILOM |
HTTP |
80 |
管理 |
Web (ユーザー構成可能) |
任意 |
PDU |
HTTP |
80 |
管理 |
ブラウザ・インタフェース |
任意 |
KVM |
HTTP |
80 |
管理 |
JavaアプレットのAvocentビデオ・ビューアのダウンロード |
任意 |
rpcbind |
TCP |
111 |
管理 |
rpcbind |
データベース管理 |
NTPサーバー |
UDP経由のNTP |
123 |
クライアント |
送信ネットワーク・タイム・プロトコル(NTP) |
データベース・サーバー、Exadata Storage Server、ILOM、InfiniBandスイッチおよびCiscoスイッチ |
NTPサーバー |
UDP経由のNTP |
123 |
管理 |
送信NTP |
任意 |
データベース・サーバー、Exadata Storage ServerおよびInfiniBandスイッチのILOM |
UDP経由のSNMP |
161 |
管理 |
SNMP (Simple Network Management Protocol)(ユーザー構成可能) |
任意 |
PDU |
UDP経由のSNMP |
161 |
管理 |
SNMP (ユーザー構成可能) |
任意 |
KVM |
UDP経由のSNMP |
161 |
管理 |
SNMP (ユーザー構成可能) |
Exadata Storage Server |
SNMPサブスクライバ(Oracle Enterprise Manager Grid ControlまたはSNMP Manager) |
SNMP |
162 |
管理 |
SNMPバージョン1(SNMPv1)送信トラップ(ユーザー構成可能) |
データベース・サーバー、Exadata Storage Server、およびデータベース・サーバー、Exadata Storage Server、InfiniBandスイッチのILOM |
ASRマネージャ |
SNMP |
162 |
管理 |
ASRマネージャに送信したテレメトリ・メッセージ |
データベース・サーバー、Exadata Storage ServerおよびInfiniBandスイッチのILOM |
任意 |
UDP経由のIPMI |
162 |
管理 |
送信IPMI(Intelligent Platform Management Interface)プラットフォーム・イベント・トラップ(PET) |
PDU |
SNMPトラップの受信者 |
UDP経由のSNMP |
162 |
管理 |
送信SNMPv2トラップ |
KVM |
SNMPトラップの受信者 |
UDP経由のSNMP |
162 |
管理 |
送信SNMPv2トラップ |
ASRマネージャ |
ASRバックエンド |
HTTPS |
443 |
管理 |
ASRバックエンドに送信した遠隔測定情報メッセージ |
ASRマネージャ |
ASRバックエンド |
HTTPS |
8100 16161 |
管理 | Diagpackのアップロード |
任意 |
データベース・サーバー、Exadata Storage ServerおよびInfiniBandスイッチのILOM |
HTTPS |
443 |
管理 |
Web (ユーザー構成可能) |
任意 |
PDU |
HTTPS |
443 |
管理 |
ブラウザ・インタフェース |
任意 |
KVM |
HTTPS |
443 |
管理 |
MergePoint UtilityスイッチおよびKVMセッション用ブラウザ・インタフェース |
Exadata Storage Server |
SMTPSクライアント |
SMTPS |
465 |
管理 |
Simple Mail Transfer Protocol, Secure (構成されている場合) |
データベース・サーバー、Exadata Storage Server、およびデータベース・サーバー、Exadata Storage Server、InfiniBandスイッチのILOM |
Syslogサーバー |
UDP経由のSyslog |
514 |
管理 |
送信Syslog |
PDU |
Syslogサーバー |
UDP経由のSyslog |
514 |
管理 |
送信Syslog |
KVM |
Syslogサーバー |
UDP経由のSyslog |
514 |
管理 |
送信Syslog |
任意 |
データベース・サーバー、Exadata Storage ServerおよびInfiniBandスイッチのILOM |
UDP経由のIPMI |
623 |
管理 |
IPMI |
任意 |
plathwsvcd |
TCP |
723 |
管理 |
|
任意 |
evnd |
TCP |
791 |
管理 |
|
任意 |
partitiond |
TCP |
867 |
管理 |
|
任意 |
データベース・サーバー |
TCP |
1521 |
クライアント |
データベース・リスナー |
任意 |
KVM |
TCP |
2068 |
管理 |
キーボードおよびマウス送信、またはビデオ送信のためのKVMセッション・データ |
任意 |
tgtd |
TCP |
3260 |
管理 |
SCSIターゲット・デーモン |
任意 |
TCP |
3872 |
管理 |
Java EMエージェント |
|
任意 |
Cisco Smart Install |
TCP |
4786 |
管理 |
Cisco Smart Install |
任意 |
データベース・サーバーおよびExadata Storage ServerのILOM |
TCP |
5120 |
管理 |
ILOMリモート・コンソール: CD |
任意 |
データベース・サーバーおよびExadata Storage ServerのILOM |
TCP |
5121 |
管理 |
ILOMリモート・コンソール: キーボードおよびマウス |
任意 |
データベース・サーバーおよびExadata Storage ServerのILOM |
TCP |
5123 |
管理 |
ILOMリモート・コンソール: ディスケット |
任意 |
データベース・サーバーおよびExadata Storage ServerのILOM |
TCP |
5555 |
管理 |
ILOMリモート・コンソール: 暗号化 |
任意 |
データベース・サーバーおよびExadata Storage ServerのILOM |
TCP |
5556 |
管理 |
ILOMリモート・コンソール: 認証 |
任意 |
Oracle Notification Service |
TCP |
6200 |
管理 |
Oracle Notification Service |
ASRマネージャ |
データベース・サーバーおよびExadata Storage ServerのILOM |
HTTP |
6481 |
管理 |
アセット・アクティブ化用サービス・タグ・リスナー |
任意 |
データベース・サーバーおよびExadata Storage ServerのILOM |
TCP |
6481 |
管理 |
ILOMリモート・コンソール: Servicetagデーモン |
任意 |
データベース・サーバーおよびExadata Storage ServerのILOM |
TCP |
7578 |
管理 |
ILOMリモート・コンソール: ビデオ |
任意 |
データベース・サーバーおよびExadata Storage ServerのILOM |
TCP |
7579 |
管理 |
ILOMリモート・コンソール: シリアル |
任意 |
データベース・サーバーおよびExadata Storage Server |
TCP |
7777 |
両方 |
Oracle Enterprise Manager Grid Control HTTPコンソール・ポート |
任意 |
データベース・サーバーおよびExadata Storage Server |
TCP |
7799 |
両方 |
Oracle Enterprise Manager Grid Control HTTPSコンソール・ポート |
任意 |
Oracle WebLogic |
TCP |
7878 8888 |
管理 |
Java WebLogic |
Diagpackのアップロード |
データベース・サーバーおよびExadata Storage Server |
8100 16161 |
|||
任意 |
rpc.statd |
TCP |
21408 40801 41460 47431 |
管理 |
rpc.statd |
任意 |
gpnpd.bin |
TCP |
19193 (IPv6) 25194 |
管理 |
gpnpd.bin |
関連項目:
『Oracle Real Application Clustersインストレーション・ガイドfor Linux and UNIX』の付録E「Oracle Databaseのポート番号の管理」