分散パス・ストリーミング・プロトコル
ネットワーク経由で証跡ファイルを転送するには、分散パスのプロトコルを構成する必要があります。この構成は、分散サービスで分散パスを作成すると実行されます。
ストリーミング・プロトコルの選択の詳細は、「分散パスの追加」を参照してください。
分散パスの設定中に、「ターゲット認証方式」でUSERIDALIAS
を選択した場合は、ネットワークを介した証跡データのストリーミングに使用するプロトコルとして次のいずれかを選択できます。
-
セキュアWebソケット(
wss
): セキュアな推奨されているプロトコル。 -
Webソケット(
ws
): セキュアでないデプロイメント。 -
Oracle GoldenGateプロトコル(
ogg
): 非マイクロサービス・デプロイメントとの相互運用性を提供します。
次のマトリックスでは、Oracle GoldenGate Microservicesで使用されるストリーミング・プロトコルの組合せを示します。
ソース/ターゲット | MA非セキュア | NGINXを使用したMA非セキュア | MAセキュア | Classic Architecture |
---|---|---|---|---|
MA非セキュア | wsプロトコルでの分散パス | wssプロトコルでの分散パス | wssプロトコルでの分散パス | oggプロトコルでの分散パス |
NGINXを使用したMA非セキュア | wsプロトコルでの分散パス | wssプロトコルでの分散パス | wssプロトコルでの分散パス | oggプロトコルでの分散パス |
MAセキュア | wsプロトコルでの分散パス | wssプロトコルでの分散パス | wssプロトコルでの分散パス | oggプロトコルでの分散パス |
Classic Architecture | Oracle GoldenGateのポンプExtract、レシーバ・サービス・ポートへの接続 | ターゲット・レシーバ・サービス・ポートを公開してから、Oracle GoldenGateのポンプExtractを使用したレシーバ・ポートに直接接続する必要があります | NA | 通常のOracle GoldenGateのポンプExtract |
OGGMAにアクセスするためのNGINXでのリバース・プロキシの構成も参照してください。