パラレルReplicatの基本パラメータ
次の表に、基本的なパラレルReplicatのパラメータおよびその説明を示します。
パラメータ | 説明 |
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マッパーの数を構成します。これは証跡ファイルを読み取るために使用されるスレッドの数を制御します。最小値は1、最大値は100、デフォルトは2です。 |
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アプライアの数を構成します。これは変更を適用するために使用されるターゲット・データベースの接続の数を制御します。デフォルト値は4です。 |
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並列化の適用が自動チューニングされます。最小値と最大値を設定して、Replicatが並列化を自動的に調整する範囲を定義できます。デフォルト値はありません。 |
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大きなトランザクションを指定のサイズのピースに分割して、パラレルに適用するように指定します。ピース間の依存関係は保持されます。デフォルトでは無効です。 |
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FULL直列化モードのコミットを有効にし、証跡の順序でトランザクションを強制的にコミットします。 |
詳細パラメータ |
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トランザクションをバッチ化するときに、スケジューラがどの程度先まで対象にするかを制御します。デフォルト値は10000です。 |
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パラレルReplicatで、どの程度の大きさのトランザクションを大きいトランザクションとみなすかを制御します。パラレルReplicatは、このサイズより大きいトランザクションを検出すると、そのトランザクションをシリアライズするためにパフォーマンスが低下します。ただし、この値を大きくすると、パラレルReplicatによって消費されるメモリーも増加します。 |
パラメータ・ファイルの例
REPLICAT repe USERID ggadmin, password ***
MAP_PARALLELISM 3
MIN_APPLY_PARALLELISM 2
MAX_APPLY_PARALLELISM 10
SPLIT_TRANS_RECS 60000
MAP *.*, TARGET *.*;