2.65 LIST TABLES

LIST TABLESでは、コマンド引数の指定に一致するデータベース内のすべての表を一覧表示します。このコマンドを使用する前に、DBLOGINコマンドを使用してデータベース接続を確立してください。Oracleマルチテナント・コンテナ・データベースにログインしている場合、一覧表示する表を含むプラガブル・データベースにログインします。

自動取得が有効になっているすべての表をリストするには、auto_captureオプションを使用します。このオプションはOracle Database 20c以上に対してのみ有効です。このコマンドを使用する前に、(DBLOGINコマンドを使用して)データベース接続を確立する必要があります。接続を確立できない場合、または必要な権限がない場合、このオプションは機能しません。

構文

LIST TABLES table

auto_captureオプションを使用する場合は、次の構文が適用されます。

LIST TABLES [container.]owner.table [AUTO_CAPTURE]
table

表名、またはワイルドカード(*)で指定した表グループ。

[container.]owner.table

このコマンドは、非CDBモードでは2つの部分からなる名前、CDBモードでは3つの部分からなる名前を受け入れます。サポートされているワイルドカードは、単一文字の一致およびゼロ以上の文字の一致に対してそれぞれ?および*です。GGSCIでは、container/schema/tableにワイルドカードを指定できます。Admin Clientでは、schema/ownercontainerの両方の名前にワイルドカード文字を含めることはできません。表名にはワイルドカードを使用できます。コマンドが成功すると、入力基準に一致する自動取得が有効な表のリストが出力に表示されます。

次にLIST TABLESコマンドおよび出力例を示します。

list tables tcust*
FINANCE.TCUSTMER
FINANCE.TCUSTORD
次の例は、自動取得が有効になっている表をリストするLIST TABLESコマンドを示しています。
LIST TABLES k1.tab*  AUTO_CAPTURE
Output:
K1.TAB1
K1.TAB3