ファイル名の選択
キャプチャされたデータは、次のOracle GoldenGateプロセス・ダウンストリームによって処理されるための格納場所である、証跡と呼ばれる一連のファイルへと格納される必要があります。基本的な構成は次のとおりです。
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ソース・システムのローカル証跡
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ターゲット・システムのリモート証跡
実際の証跡名には、./dirdat/tr
のように2文字のみが含まれます。新規ファイルが作成される際、Oracle GoldenGateによってこの名前に9桁の順序番号が付加され、./dirdat/aa000000002
のようになります。証跡はOracle GoldenGateプロセスにリンクされており、トラブルシューティングの目的で識別が必要になる場合があるので、そのネーミング規則を確立しておくことをお薦めします。
Windowsシステムでは、証跡パス名のディレクトリの名前が数字で始まる場合、パラメータ・ファイル内に証跡をリストするときに、そのパスをバックスラッシュでなくスラッシュで指定する必要があります。詳細は、「Windowsシステムでのパラメータ・ファイルでのファイルシステム・パス名の指定」を参照してください
Oracle GoldenGate証跡の詳細は、証跡とはを参照してください。