ログのサイズ指定および保持
Extractを停止した後または計画外の停止の後、Extractがチェックポイントから再開できるように、ソース・システムに十分なログ・データを保持します。Extractは、コミットされていない、最も古い作業ユニットの開始点を含むログと、それ以降のすべてのログにアクセスできることが必要です。Extractのチェックポイントの位置を決定するには、INFO EXTRACT
コマンドを使用します。INFO EXTRACT
の詳細は、Oracle GoldenGate for Windows and UNIXリファレンスを参照してください。
処理中にExtractが必要とするデータがオンライン・ログまたはバックアップ・ログのいずれかに保存されていない場合は、次のいずれかの修正処理が必要になる場合があります。
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ログ・データが使用可能な後の時点から取得する(およびターゲットで発生する可能性のあるデータ損失を受け入れる)ようにExtractを変更する必要がある場合があります。
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ソース表とターゲット表を再同期してから、Oracle GoldenGate環境を再起動する必要があります。
古いアーカイブ・ファイルがソース・システムの新しいバックアップで上書きされるようなバックアップ・オプションまたはアーカイブ・オプションは使用しないでください。新しいバックアップは、古い名前とは異なる名前の別のファイルにしてください。これによって、Extractが特定のログを探す際にそのログが確実に存在することになり、また、サポートのために必要になった場合に確実にデータを使用できます。