行範囲によるプロセス・グループ間での表の分割
@RANGE
関数を使用して、表の行を複数のOracle GoldenGateプロセスで分割できます。これを使用して大規模でアクセスの多い表のスループットを向上でき、データをセットに分割して異なる宛先に分散させることもできます。各範囲をTABLE
またはMAP
文のFILTER
句に指定します。
@RANGE
は安全でスケーラブルです。同じ行は同じプロセス・グループによって必ず処理されることが保証されるため、データ整合性が保たれます。
Replicatを使用するよりも、プライマリExtractまたはデータ・ポンプを使用して範囲を計算する方が効率的な場合があります。範囲を計算するには、Replicatが証跡全体をフィルタし、範囲の指定を満たすデータを見つける必要があります。ただし、ビジネス・ケースに応じて、このフィルタリングをどこで行うかを判断します。