8 Oracle GoldenGate Classic for MySQL
MySQLプラットフォームのためのOracle GoldenGate Classic Architectureのデプロイ
Marketplace上でOracle GoldenGate Classic Architectureを使用して、単一の場所からデプロイメントをデプロイおよび管理できます。
デプロイメント前に必要な前提条件は次のとおりです。
- Oracle Cloudアカウント
- Oracle Cloudテナント内の計算ノード・リソースへのアクセス
Oracle Cloud Marketplace内でのOracle GoldenGate for Non-Oracle (MySQL)の検索
Oracle Cloud MarketplaceからOracle GoldenGate for Non-Oracle (My SQL)をデプロイする場合は、次のステップを参考にしてください。
- Oracle Cloud Marketplaceにログインします。
- Oracle Cloud Marketplaceホーム・ページから、「アプリケーション」の下の検索ボックスを使用し、GoldenGateというキーワードで検索します。
- 検索結果から、「Oracle GoldenGate for Non-Oracle」を選択します。
Oracle GoldenGate Classic for Non-Oracle (MySQL)の起動
Oracle GoldenGate Classic for Non-Oracle (My SQL)計算ノードへの接続
- Oracle Cloudコンソールにログインします。
- 「Compute」 -> 「Instances」を選択します。
- 計算ノードのハイパーリンク名を選択します。パブリックIPアドレスは、「Primary VNIC Information」の下にリストされます。
- Oracle GoldenGateが実行されている計算ノードにアクセスするには、SSHを使用して
opc
アカウントとして接続します。opc
アカウントを使用してノードにアクセスする方法の詳細は、インスタンスへの接続を参照してください。
ssh -i <private-key-filename> opc@<public-id-address>
Oracle GoldenGate Classic for Non-Oracle (MySQL)の操作
Oracle Cloud MarketplaceにOracle GoldenGate Classic for Non-Oracle (My SQL)をデプロイすると、Oracle GoldenGate Classic for Non-Oracle (My SQL)の最新リリースにアクセスできます。
Oracle GoldenGate Classic for Non-Oracle (My SQL)の使用開始前に、いくつかのタスクを実行して、対象の環境がデータをレプリケートするための準備を完全に整えていることを確認する必要があります。
データ・レプリケーションを開始する前に、次のタスクを実行する必要があります。
トピック:
接続の確立
Oracle Cloud MarketplaceのOracle GoldenGate Classic for Non-Oracle (My SQL)計算ノードは、ソースおよびターゲットのMy SQLデータベースへの接続を管理できるハブとして機能します。Oracle GoldenGate Classic for Non-Oracle (My SQL)の計算ノードからオンプレミスのMy SQLデータベースへの接続を確立するには、次のオプションを使用します。
- IPSec VPN
- FastConnect
OCIとのIPSec VPNを設定する場合は、IPSec VPNのドキュメントを参照してください。FastConnect接続の確立については、FastConnectのドキュメントを参照してください。
Oracle GoldenGate for MySQLの要件
データのレプリケートを開始する前に、MySQLデータベースの場合は、Oracle GoldenGateのインストール・ガイドのOracle GoldenGate for MySQLのインストールに関する章と、『異種データベースのためのOracle GoldenGateの使用』のMySQLでサポートされる内容に関する章を参照してください。該当する項には、データベースの要件とサポートされる機能に関する重要な情報が記載されています。
リモート・キャプチャのためのソースMySQLデータベースの構成
- Oracle GoldenGateリモート・キャプチャ・ユーザーを作成してアクセス権限を付与します。
リモート・データベースで次の文を実行して、ユーザーを作成してリモート・キャプチャに必要な権限を付与します。次の例では、作成したリモート・キャプチャ・ユーザーに高度な権限を付与します。
mysql > CREATE USER 'sourceuser'@'dbhostname' IDENTIFIED BY 'password'; mysql > GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* TO 'sourceuser'@'dbhostname'; mysql > FLUSH PRIVILEGES;
ユーザー権限の要件に関する詳細は、『異種データベースのためのOracle GoldenGateの使用』ガイドのMySQLのOracle GoldenGateプロセスのためのデータベース・ユーザーに関する章を参照してください。
- リモートのMySQLサーバーの
server_id
値は0より大きくする必要があります。この値は、MySQLリモート・サーバーで次の文を実行することで確認できます。mysql > show variables like 'server_id';
server_id
の値が0の場合は、その値が0よりも大きくなるようにmy.cnf
構成ファイルを変更します。
リモート適用のためのターゲットMySQLデータベースの構成
Oracle GoldenGateリモート適用ユーザーを作成してアクセス権限を付与します。リモート・データベースで次の文を実行して、ユーザーを作成してリモート適用に必要な権限を付与します。次の例では、作成したリモート適用ユーザーに高度な権限を付与します。
mysql > CREATE USER 'targetuser'@'dbhostname' IDENTIFIED BY 'password';
mysql > GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* TO 'targetuser'@'dbhostname';
mysql > FLUSH PRIVILEGES;
ユーザー権限の要件に関する詳細は、『異種データベースのためのOracle GoldenGateの使用』ガイドのMySQLのOracle GoldenGateプロセスのためのデータベース・ユーザーに関する章を参照してください。
GGSCIの起動
$ cd mysql
$ ./ggsci