Oracle GoldenGateの構成

キー管理サービス(KMS)グローバル・パラメータは、Oracle GoldenGateでOracle Key Vault用に構成する必要があります。

KMSグローバル・パラメータを指定するための構文は次のとおりです。
KMS TYPE kms type KMS_VERSION kms_version HOME okv_home MASTER_KEY_NAME master_key_name [ TTL  time ]
たとえば:
KMS TYPE OKV  KMS_VERSION 18.1 HOME /u01/OKV MASTER_KEY_NAME OGG1 [ TTL  10 ]
KMSグローバル・パラメータの値を次に示します。
オプション 必須 説明

TYPE

はい

OKV

KMSのタイプを指定します。OKVのみがサポートされています。

HOME

はい

KMSエンドポイント・ソフトウェアのインストール・ディレクトリ。

Oracle Key Vaultエンドポイント・ソフトウェアがインストールされた、OKV_HOMEのディレクトリの場所。

KMS_VERSION

はい

KMSのバージョン

KMSソフトウェアのバージョンを指定します。

MASTER_KEY_NAME

はい

マスター・キーの名前

マスター・キーの名前。ソースとターゲットで同じにする必要があります。レプリケーションを停止しないと変更できません。

TTL

いいえ

時間

ExtractによってKMSから取得されたキーの存続時間(TTL)。次回の証跡の暗号化時に、ExtractはTTLが期限切れかどうかを確認します。該当する場合は、最新バージョンのマスター・キーを取得します。デフォルトは24時間です。