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cronジョブの作成

ユーザーのcrontabファイルを編集して、自動タスクをcronジョブとしてスケジュールします。

すべてのユーザーがcronジョブを作成できますが、ジョブ定義の場所はユーザーの権限によって異なります。

rootとしてサインインした管理者は、/etc/crontabに格納されるジョブを作成します。 ジョブ定義で別のユーザーが指定されていないかぎり、/etc/crontab内のジョブはrootとして実行されます。

管理者権限を持つユーザーは、システム全体のcronジョブを作成できます。 ジョブは/etc/crontab.d/に格納され、ジョブ・ファイル名には管理者のユーザー名が含まれます。

通常のユーザーは、/etc/crontab.d/に格納されているジョブを作成することもできます。 ジョブ・ファイル名には、そのユーザーの名前も含まれます。

jsmithなどのサインイン・ユーザーとしてcrontabファイルを作成または編集するには、次のステップを実行します:

  1. そのユーザー・アカウント(jsmithなど)を使用してシステムにサインインします。
  2. 次のコマンドを実行して、テキスト・エディタでcrontabを編集します:
    crontab -e

    crontabコマンドは、EDITOR環境変数を使用して、ユーザーのcrontabファイルでcronジョブを作成または編集するために使用するテキスト・エディタを決定します。 vimnanoなどの特定のテキスト・エディタを選択するには、この環境変数をシェル構成で設定します。 別のテキスト・エディタを一時的に使用するには、次のコマンドを実行します:

    env EDITOR=text-editor crontab -e
  3. エディタが開いたら、cron表フィールド・リファレンスで説明されている形式に従ってcronジョブを作成します。

    たとえば、15分ごとに実行され、そのユーザーのホーム・ディレクトリでmybackup.shというスクリプトを起動するバックアップ・ジョブを定義するには、次の行を追加します:

    15 * * * * /home/jsmith/mybackup.sh
  4. ファイルを保存して終了します。 ユーザーjsmithの場合、ファイルは/var/spool/cron/jsmithとして保存されます。

cronジョブがアクティブになりました。 新しいcronジョブの内容を表示および確認するには、次のコマンドを実行します:

15 * * * * /home/jsmith/mybackup.sh

サインイン・ユーザーのcrontabファイルを削除するには、次のコマンドを実行します:

crontab -r 

詳細は、crontab(5)マニュアル・ページを参照してください。