XFSファイル・システムの変更

ノート:

マウントされているXFSファイル・システムは変更できません。

xfs_adminコマンドを使用すると、マウントされていないXFSファイル・システムを変更できます。たとえば、次のような操作ができます。

  • レイジー・カウンタの有効化または無効化

  • ファイル・システムのUUIDの変更

  • ファイル・システムのラベルの変更

マウントされていないXFSファイル・システムの既存のラベルを表示し、新しいラベルを適用するには、次のコマンドを使用します。

sudo xfs_admin -l /dev/sdb
label = ""
sudo xfs_admin -L "VideoRecords" /dev/sdb
writing all SBs
new label = "VideoRecords"

ノート:

ラベルの最大長は12文字です。

既存のUUIDを表示してから、新しいUUIDを生成するには、次のコマンドを使用します。

sudo xfs_admin -u /dev/sdb
sudo xfs_admin -U generate /dev/sdb

UUIDを完全にクリアする場合は、次のコマンドを使用します。

sudo xfs_admin -U nil /dev/sdb
Clearing log and setting UUID
writing all SBs
new UUID = 00000000-0000-0000-0000-000000000000

レイジー・カウンタを無効にしてから、再度有効にするには、次のコマンドを使用します。

sudo xfs_admin -c 0 /dev/sdb
sudo xfs_admin -c 1 /dev/sdb

詳細は、mkfs_admin(8)マニュアル・ページを参照してください。