モノトニック・タイマー・ユニットの構成
モノトニック・タイマーは、ブート・イベントなどの様々な開始ポイントに対して相対的なタイム・スパンの後にアクティブ化するか、特定のsystemd
ユニットがアクティブになるときにアクティブ化します。これらのタイマー・ユニットは、コンピュータが一時的に中断またはシャットダウンされると停止します。モノトニック・タイマーは、OnTypeSec
オプションを使用して構成します。ここで、Typeはタイマーが関連付けられているイベントの名前です。一般的なモノトニック・タイマーには、OnBootSec
およびOnUnitActiveSec
が含まれます。
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必要に応じて、タイマー・ユニットによってトリガーされるサービスを定義する
.service
ファイルを作成します。次の手順では、サンプル・サービスは、更新スクリプトを実行するサービス・ユニットである/etc/systemd/system/update.service
です。サービス・ユニットの作成の詳細は、「ユーザーベースのsystemdサービスの作成」を参照してください。
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サービスを実行する時間と頻度を決定します。この手順では、タイマーは、システムのブートして10分後、およびサービスが最後にアクティブ化された2時間ごとにサービスを実行するように構成されます。
このタスクでは、特定のイベント(システムのブート時またはタイマーのアクティブ化から2時間経過した後)で実行するサービスをトリガーするシステム・タイマーを作成する方法を示します。