7.32 CREATE_COLLECTION_FROM_QUERY_Bプロシージャ
このプロシージャを使用して、指定した問合せ(バルク操作を使用)からコレクションを作成します。このメソッドは、CREATE_COLLECTION_FROM_QUERY
メソッドよりも非常に高速です。問合せはアプリケーション所有者として解析されます。同じ名前のコレクションが、カレント・アプリケーションIDの同じセッション内にカレント・ユーザー用として存在すると、アプリケーション・エラーが発生します。
このプロシージャは、バルク動的SQLを使用して、名前付きコレクションにフェッチ操作と挿入操作を実行します。このプロシージャには、2つの制限事項があります。
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メンバー・データに対してMD5チェックサムは計算されません。
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問合せp_queryの列値は、2,000バイト以内である必要があります。列値が2,000バイトを超える行がある場合は、実行中にエラーが発生します。Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.1)以降では、この列の制限は4,000バイトです。
構文
APEX_COLLECTION.CREATE_COLLECTION_FROM_QUERY_B (
p_collection_name IN VARCHAR2,
p_query IN VARCHAR2,
p_names IN apex_application_global.vc_arr2,
p_values IN apex_application_global.vc_arr2,
p_max_row_count IN NUMBER default null,
p_truncate_if_exists IN VARCHAR2 default 'NO');
パラメータ
表7-11 CREATE_COLLECTION_FROM_QUERY_Bプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
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コレクションの名前。最大長は255文字です。このコレクションが、カレント・ユーザーの指定された名前で、同じセッションに存在すると、エラーが戻されます。 |
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コレクションのメンバーを移入するために実行する問合せ。p_queryが数値である場合、これはDBMS_SQLカーソルとみなされます。 |
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問合せ文で使用されるバインド変数名の配列。 |
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問合せ文内のバインド変数で使用されるバインド変数値の配列。 |
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p_queryの問合せから戻され、コレクションに追加する必要がある行の最大数。 |
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例
次の例は、CREATE_COLLECTION_FROM_QUERY_B
プロシージャを使用して、EMPLOYEES
というコレクションを作成し、そこにemp
表のデータを移入する方法を示しています。
declare
l_query varchar2(4000);
Begin
l_query := 'select empno, ename, job, sal from emp where deptno = :b1';
APEX_COLLECTION.CREATE_COLLECTION_FROM_QUERY_B (
p_collection_name => 'EMPLOYEES',
p_query => l_query,
p_names => apex_util.string_to_table('b1'),
p_values => apex_util.string_to_table('10'));
End;
親トピック: APEX_COLLECTION