3.2 対話モード・レポートへのアクセス

対話モード・レポートは、データベース・アプリケーションのページに含まれます。対話モード・レポートにアクセスするには、データベース・アプリケーションURLに移動し、アカウント資格証明(ユーザー名およびパスワード)を使用してサインインし、レポート・ページに進みます。

3.2.1 対話モード・レポートURLについて

対話モード・レポートには、URLを使用して直接アクセスできます。対話モード・レポートURLには、アプリケーションIDとページIDが含まれます。アプリケーション・ページにアクセスすると、アドレス・バーにセッションIDも生成されます。

対話モード・レポートURLの構成部分

次に、対話モード・レポートURLの例を示します :
http://apex.somewhere.com/pls/apex/f?p=4350:1:220883407765693447
f?p=
Oracle Application Expressアプリケーションにアクセスしていることを示します。
4350
アプリケーションID。アプリケーションIDは、アクセスするアプリケーションを指定します。
1
ページID。ページIDは、アプリケーション内でどのページにアクセスするかを指定します。開発者がページをどのように構成したかによりますが、ページIDにはhomeなどの単語を使用できます。
220883407765693447

セッションIDApplication Expressエンジンは、セッションIDを使用してデータベースからセッション・ステートをフェッチします。Oracle Application Expressは、認証プロセス中に新しいセッションIDを割り当て、認証されたユーザーのアイデンティティをセッションIDとともに記録し、続けて各ページ・リクエストのURLまたはPOSTデータをセッションのCookieおよびデータベースのセッション・レコードと照合して確認します。

警告:

対話モード・レポートURLにアクセスするときにセッションIDを入力しないでください。ページIDの異なる情報を入力すると、エラーが表示されます。

3.2.2 対話モード・レポートへのアクセス

対話レポートにアクセスするには、アプリケーションの開発者が指定したURLに移動します。URLに、アプリケーションIDとページIDは含まれるが、セッション・ステートIDは含まれないことを確認します。

URLがないか、URLが機能しない場合は、開発者にお問い合わせください。

対話モード・レポートにアクセスするには、次のステップを実行します。

  1. 提供されたURLをクリックするか、ブラウザのアドレス・フィールドにそれを入力します。
    「サインイン」ページが表示されます。
  2. サインイン・ページで、次のステップを実行します。
    1. ユーザー名: ユーザー名を入力します。
    2. パスワード: パスワードを入力します。
    3. 「サイン・イン」をクリックします。
    対話モード・レポートが表示されます。

関連項目:

『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』セッション・ステート管理の理解 に関する項