9.3 ページの作成ウィザードを使用したレポートの作成
既存のアプリケーションからページの作成ウィザードを実行して、様々なレポートを作成します。サポートされているレポートには、対話モード・レポート、対話グリッド、クラシック・レポート、表のフォーム付きレポート、リスト・ビュー、列切替えレポート、リフロー・レポートまたはWebサービスのレポートがあります。
- 新しいページでのレポートの作成
対話モード・レポート、対話グリッド、クラシック・レポート、表のフォーム付きレポート、リスト・ビュー、列切替えレポート、リフロー・レポート、Webサービスのレポートなど、広範なレポートに対してページの作成ウィザードを使用します。 - 外部データ・ソースを使用した新しいページのクラシックまたは対話モード・レポートの作成
ページの作成ウィザードを実行して、外部データ・ソースを使用したクラシック・レポートまたは対話モード・レポートを含む新規ページを追加します。 - ページの作成ウィザード実行時のレポート・オプション
ページの作成ウィザード実行時のレポート・オプションについて学習します。
親トピック: レポートの開発
9.3.1 新しいページでのレポートの作成
対話モード・レポート、対話グリッド、クラシック・レポート、表のフォーム付きレポート、リスト・ビュー、列切替えレポート、リフロー・レポート、Webサービスのレポートなど、広範なレポートに対してページの作成ウィザードを使用します。
ヒント:
この項では、アプリケーションのホームページからページの作成ウィザードを実行することによってレポートを作成する方法を説明しています。「作成」メニューをクリックして「ページ」を選択することによって、ページ・デザイナでこのウィザードを実行することもできます。
新しいページでレポートを作成するには、次のステップを実行します。
親トピック: ページの作成ウィザードを使用したレポートの作成
9.3.2 外部データ・ソースを使用した新しいページのクラシックまたは対話モード・レポートの作成
ページの作成ウィザードを実行して、外部データ・ソースを使用したクラシック・レポートまたは対話モード・レポートを含む新しいページを追加します。
外部データ・ソースを使用したクラシック・レポートまたは対話モード・レポートを新しいページに追加するには、次のステップを実行します。
親トピック: ページの作成ウィザードを使用したレポートの作成
9.3.3 ページの作成ウィザード実行時のレポート・オプション
ページの作成ウィザード実行時のレポート・オプションについて学習します。
ヒント:
ユニバーサル・テーマ - 42は、モバイルまたはデスクトップのいずれの環境でも同等に正しく動作するよう最適化されています。以前のリリースおよび以前のテーマでは、モバイル・ユーザー・インタフェースはjQuery Mobileに基づいています。できるだけ早く既存のモバイル・アプリケーションをユニバーサル・テーマに移行することをお薦めします。ページの作成ウィザードで使用可能なレポート
ページの作成ウィザードでは、ユニバーサル・テーマを使用してページの作成ウィザードを実行する際に次のレポートがサポートされます。
表9-2 ページの作成ウィザード - 使用可能なレポート
レポート・タイプ | 説明 | 詳細情報 |
---|---|---|
対話モード・レポート |
対話モード・レポートは、SQL問合せの結果の書式を設定したものです。開発者が、レポートを作成する表を選択するか、カスタムSQL SELECT文を指定する表を選択します。開発者は、レポートに表示する列も選択します。 レポートが、別の表への外部キー制約がある表に基づいている場合、開発者は「参照列」を定義することもできます。「参照列」を使用して、部門番号のかわりに部門名で表示するなど、識別子を表示列で置換します。 エンド・ユーザーは、「アクション」メニューのオプションを選択することによって、レポートのレイアウトと表示されるデータをカスタマイズできます。 |
「対話モード・レポートの管理」を参照してください |
対話グリッド |
対話グリッドは、SQL問合せの結果の書式を設定したものです。開発者は、レポートを作成する表を選択するか、カスタムSQL問合せを指定します。 エンド・ユーザーは、列メニューおよびソート・オプションを使用してレポート・レイアウトを変更したり、ドラッグ・アンド・ドロップで列を再配置したり、「アクション」メニューのオプションを使用してデータの表示方法を変更することができます。 対話グリッドは、編集可能にすることも、編集不能にすることもできます。編集可能な対話グリッドでは、基礎となるデータの編集、行の追加および削除をエンド・ユーザーが行えます。ページの作成ウィザードを実行しているときに編集可能対話グリッドを作成するには、「編集が有効」オプションに対して「はい」を選択します。 |
対話グリッドの管理または既存の対話グリッドを編集可能にするを参照してください。 |
クラシック・レポート |
SQL問合せの結果がフォーマット化されます。開発者が、レポートを作成する表を選択するか、カスタムSQL SELECT文を指定する表を選択します。開発者は、レポートに表示する列も選択します。 レポートが、別の表への外部キー制約がある表に基づいている場合、開発者は「参照列」を定義することもできます。「参照列」を使用して、部門番号のかわりに部門名で表示するなど、識別子を表示列で置換します。 クラシック・レポートは、ソートおよび単純なフィルタ処理を除いて、エンド・ユーザーがカスタマイズすることはできません。 |
クラシック・レポートの管理を参照してください。 |
フォーム付きレポート |
指定したデータ・ソースに基づいて、レポートおよびフォームを作成します。レポートに対して、レポート・タイプ(「対話モード・レポート」、「対話グリッド」または「クラシック・レポート」)を選択します。 |
適用されません。 |
リスト・ビュー |
モバイル・アプリケーション用に最適化されています。 スマートフォンでのデータ表示および簡単なナビゲーションを提供するレスポンシブ・デザインを特徴としています。SQL問合せの書式設定された結果を含むページを作成します。リスト・ビューを作成する表を選択したり、リスト・ビュー・エントリに使用するデータベース列を選択します。 |
適用されません。 |
列切替えレポート |
モバイル・アプリケーション用に最適化されています。 モバイル・アプリケーションおよびスマートフォン向けに設計されたレスポンシブなレポートを作成します。デフォルトでは、列切替えレポートはすべての列が同じ優先度に設定されて作成されます。ただし、開発者はレポート列属性を編集し、重要度に応じて列をランク付けできます。優先度がより低い(数字がより大きい)列は、狭い画面幅では非表示になります。レポートには、エンド・ユーザーが表示する列を選択できる「列」ボタンが含まれています。 |
適用されません。 |
リフロー・レポート |
モバイル・アプリケーション用に最適化されています。 モバイル・アプリケーションおよびスマートフォン向けに設計されたレスポンシブなレポートを作成します。レポートを水平に表示できる十分な領域がない場合、レポートは、表の列を縮小して、各列が別の行に表示される垂直方向の値ペア・レイアウトにすることによって対応します。 |
レポートの開発を参照してください。 |
Webサービスのレポート |
Webサービスの結果でレポートを作成します。 |
レガシーWebサービスの管理を参照してください |
親トピック: ページの作成ウィザードを使用したレポートの作成