8 Oracle Identity Managementのアクセシビリティ機能とヒント

ここで取り上げるヒントを利用して、Oracle Identity Managementのアクセシビリティ機能に関する経験を積んでください。

内容は次のとおりです

Oracle Access Managementのアクセシビリティ機能とヒント

Oracle Access Managementコンソールは、スクリーン・リーダー、高コントラスト色および大きなフォントを使用するアクセシビリティ・オプションを有効化して使用するために設計されています。

OAMコンソールのアクセシビリティ・モードの有効化

アクセシビリティ・モードを有効化するには、次のステップを行います。

  1. 「WebLogic」をクリックし、OAMコンソールの上隅の「アクセシビリティ」をクリックします。

  2. ドロップダウン・リストから次のオプションを選択します。
    • 「スクリーン・リーダーを使用する」: スクリーン・リーダー・モードを有効化する場合は、このオプションを選択します。

    • 「高コントラスト色を使用する」: OAMコンソールと互換性のあるブラウザで高コントラスト機能を有効化する場合は、このオプションを選択します。

    • 「大きいフォントを使用する」: フォント・サイズを拡大する場合は、このオプションを選択します。デフォルトでは、ユーザー・インタフェースのルック・アンド・フィールが向上するように、フォントは固定の長さとサイズを持ちます。

  3. 「OK」をクリックして、OAMコンソールでの作業を続けます。

ディレクトリ・サービスのアクセシビリティ機能とヒント

ディレクトリ・サービス製品のアクセシビリティ・オプションおよび機能の有効化について説明します。

Oracle Unified Directoryのアクセシビリティ機能とヒント

Oracle Unified Directory Services Managerは、スクリーン・リーダーを使用するアプリケーション・ユーザー・インタフェースでアクセシビリティ・オプションを使用するように設計されており、高コントラスト色のサポートおよび大きいフォントのサポートを有効にできます。

OUD-OUDSMのアクセシビリティ・モードの有効化

スクリーン・リーダーのサポートを有効にする前に、Java Access Bridgeが有効になっていることを確認してください。

アクセシビリティ・モードを有効化するには、次のステップを行います。

  1. OUDSMインタフェースのログイン・ページで上隅の「アクセシビリティ」をクリックします。

  2. ドロップダウン・リストから次のオプションを選択します。
    • 「スクリーン・リーダーを使用する」: スクリーン・リーダー・モードを有効化する場合は、このオプションを選択します。

    • 「高コントラスト色を使用する」: OUDSMユーザー・インタフェースと互換性のあるブラウザで高コントラスト機能を有効化する場合は、このオプションを選択します。

    • 「大きいフォントを使用する」: フォント・サイズを拡大する場合は、このオプションを選択します。デフォルトでは、ユーザー・インタフェースのルック・アンド・フィールが向上するように、フォントは固定の長さとサイズを持ちます。

  3. OUDSMインタフェースでの作業を続けます。

OUD CLIユーティリティのアクセシビリティ・モードの有効化

oud-setupoud-proxy-setupおよびoud-replication-gateway-setupなどのCLIユーティリティのアクセシビリティ・モードを有効にするには、次のコマンドを実行します。

%JRE_HOME%\bin\jabswitch -enable

これで、Java Access Bridgeによって、Java Accessibility APIを実装するために必要なJavaアプリケーションとアプレットが有効化されます。

Oracle Internet Directoryのアクセシビリティ機能とヒント

Oracle Directory Services Managerは、アクセシビリティ・オプションを使用して、スクリーン・リーダーとともにODSMインタフェースを使用するために設計されています。

OID-ODSMのアクセシビリティ・モードの有効化

スクリーン・リーダー・モードを有効にする前に、スクリーン・リーダー・ソフトウェアがインストールされていることを確認してください。

アクセシビリティ・モードを有効にするには、ODSMログイン・ページの右上隅で次のステップを行います。
  1. 製品のユーザー・インタフェースのログイン・ページの右上隅で、「アクセシビリティ・モード」をクリックします。

  2. 「スクリーン・リーダー」オプションを選択します。

    これで、ODSMページでオプションを読み上げることができます。

Oracle Directory Integration Platformのアクセシビリティ機能とヒント

多くのOracle Directory Integration Platformの機能をOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlからグラフィックを使用して管理できます。

Oracle Identity Governanceのアクセシビリティ機能とヒント

Oracle Identity Self ServiceおよびOracle Identity System Administrationインタフェースのアクセシビリティ・オプションについて説明します。

Oracle Identity Self Serviceのアクセシビリティ・モードの有効化

Oracle Identity Self Serviceは、スクリーン・リーダーを使用するアプリケーション・ユーザー・インタフェースでアクセシビリティ・オプションを使用するように設計されており、高コントラスト色のサポートおよび大きいフォントのサポートを有効にできます。

Oracle Identity Self Serviceのアクセシビリティ・モードを有効にするには、次のようにします。
  1. Identity Self Serviceで、ページの右上隅の「アクセシビリティ」をクリックします。サインイン後は他のページでもこのリンクをクリックできます。
    アクセシビリティ・ダイアログ・ボックスが表示されます。
  2. 次のオプションを1つまたは複数選択します。
    • 「スクリーン・リーダーを使用する」: スクリーン・リーダー・モードを有効化する場合は、このオプションを選択します。

    • 「高コントラスト色を使用する」: Identity Self Serviceユーザー・インタフェースと互換性のあるブラウザで高コントラスト機能を有効化する場合は、このオプションを選択します。

    • 「大きいフォントを使用する」: フォント・サイズを拡大する場合は、このオプションを選択します。デフォルトでは、ユーザー・インタフェースのルック・アンド・フィールが向上するように、フォントは固定の長さとサイズを持ちます。

  3. Identity Self Serviceインタフェースでの作業を続けます。

Oracle Identity System Administrationのアクセシビリティ・モードの有効化

Oracle Identity System Administrationは、スクリーン・リーダーを使用するアプリケーション・ユーザー・インタフェースでアクセシビリティ・オプションを使用するように設計されており、高コントラスト色のサポートおよび大きいフォントのサポートを有効にできます。

Oracle Identity System Administrationのアクセシビリティ・モードを有効にするには、次のようにします。
  1. Identity System Administrationで、ページの右上隅の「アクセシビリティ」をクリックします。
    アクセシビリティ・ダイアログ・ボックスが表示されます。
  2. 次のいずれかのオプションを選択します:
    • 「スクリーン・リーダーを使用する」: スクリーン・リーダー・モードを有効化する場合は、このオプションを選択します。

    • 「高コントラスト色を使用する」: Identity System Administrationユーザー・インタフェースと互換性のあるブラウザで高コントラスト機能を有効化する場合は、このオプションを選択します。

    • 「大きいフォントを使用する」: フォント・サイズを拡大する場合は、このオプションを選択します。デフォルトでは、ユーザー・インタフェースのルック・アンド・フィールが向上するように、フォントは固定の長さとサイズを持ちます。

  3. Identity System Administrationインタフェースでの作業を続けます。