第II部 エンタープライズ・デプロイメントの準備
エンタープライズ・デプロイメントの準備のために実行する必要があるタスクを理解することは重要です。
エンタープライズ・デプロイメント・ガイドのこの部の内容は次のとおりです。
- エンタープライズ・デプロイメント・ワークブックの使用
エンタープライズ・デプロイメント・ワークブックを使用すると、組織のエンタープライズ・デプロイメントを計画できます。 - エンタープライズ・デプロイメント用のリソースの取得
Oracle Identity and Access Managementの参照用トポロジを構成する前に、必要なハードウェア、ソフトウェアおよびネットワーク設定を取得することがきわめて重要です。 - エンタープライズ・デプロイメントのロード・バランサとファイアウォールの準備
ハードウェア・ロード・バランサの構成方法およびファイアウォールでエンタープライズ・デプロイメントに対して開く必要があるポートの構成方法を理解することは重要です。 - エンタープライズ・デプロイメント用のファイル・システムの準備
エンタープライズ・デプロイメント用のファイル・システムの準備では、ローカルおよび共有記憶域の要件や、エンタープライズ・トポロジのインストール時および構成時における重要なディレクトリとファイルの場所の参照に使用される用語を理解する必要があります。 - Oracle Identity and Access Managementデプロイメント用のオペレーティング・システムの準備
オペレーティング・システムの準備では、前述したすべての準備ステップを実行します。完了すると、環境には従来のサーバー・デプロイメントと同じ構造が作成されます。 - エンタープライズ・デプロイメント用のホスト・コンピュータの準備
エンタープライズ・デプロイメント・トポロジを構成する前に、各コンピュータまたはサーバー上で一連のタスクを実行することが重要です。これには、各ホストでのハードウェアおよびオペレーティング・システムの最小要件の確認、オペレーティング・システムのユーザーおよびグループの構成、Unicodeサポートの有効化、ホストへの必要な共有記憶域システムのマウント、および各ホストでの必要な仮想IPアドレスの有効化が含まれます。 - エンタープライズ・デプロイメント用のデータベースの準備
エンタープライズ・デプロイメント用のデータベースの準備には、データベースが特定の要件を満たしていることの確認、データベース・サービスの作成、データベースのラージ・オブジェクトに対するSecureFilesの使用、およびデータベース・バックアップ戦略の作成が含まれます。