9 OHS/OTD WebGateへのアップグレード
OHS 12c (12.2.1.3.0) WebGateからOHS 12c (12.2.1.4.0) WebGateまたはOTD 12c (12.2.1.3.0) WebGateからOTD 12c (12.2.1.4.0) WebGateにアップグレードした後、次のステップのいずれかを実行する必要があります。
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新しいWebGateプロファイルを作成し、新しいWebGateアーティファクトをWebGateにコピーします。「WebGateアーティファクトの再生成、コピーおよび構成」を参照してください。
または
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md5 cert
を削除した後、SHA256
証明書を既存のWebGatecwallet.sso
に手動で追加します。
ノート:
OHS WebGateはOracle HTTP Server 12cインストールに含まれており、Upgrade AssistantによるOracle HTTP Serverアップグレード・プロセスの一部としてアップグレードされます。詳細は、11gから12cへのOracle HTTP Serverのアップグレードに関する項および以前の12cリリースからのOracle HTTP Serverのアップグレードに関する項を参照してください。
OTD WebGateはOracle Traffic Director 12cインストールの一部として含まれており、Upgrade AssistantによるOracle Traffic Directorアップグレード・プロセスの一部としてアップグレードされます。詳細は、11gリリースからのOracle Traffic Directorのアップグレードに関する項および以前の12cリリースからのOracle Traffic Directorのアップグレードに関する項を参照してください。
この項の内容は次のとおりです:
WebGateアーティファクトの再生成、コピーおよび構成
この項では、WebGateアーティファクトの再生成、コピーおよび構成について説明します:
WebGateアーティファクトの再生成
再生成するWebGateに軽微な変更を加えることで、WebGateアーティファクトを再生成できます。
WebGateアーティファクトを再生成するステップは次のとおりです:
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OAMコンソールにログインします。
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「エージェント」をクリックします。
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目的のエージェントを検索し、それをクリックして構成ページを開きます。たとえば: Webgate_IDM_11g。
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既存の値のいずれかを変更し、「適用」をクリックします(これはいつでも変更して再適用できます)。これにより、エージェントが強制的に再生成されます。
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「ダウンロード」をクリックします。エージェント構成がマシンにダウンロードされます。
WEBHOSTへのアーティファクトのコピー
WebGateマシンごとに、ホストにダウンロードされたファイルをコピーします。
WebGateの構成
各WEBHOSTにログインし、アップロードしたファイルを使用してWebGateを構成します。
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ディレクトリをWebGate構成ディレクトリに変更します
たとえば:
cd /u02/private/oracle/config/domains/ohsDomain/config/fmwconfig/components/OHS/ohs1/webgate
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アップロードしたファイルを解凍します。ファイルは構成内の正しい場所に配置する必要があります。
ノート:
WEBHOST1およびWEBHOST2に
ObAccessClient.xml
を再デプロイする必要がある場合、ObAccessClient.xml
のキャッシュされたコピーとそのロック・ファイルおよびObAccessClient.xml.lck
をサーバーから削除します。WEBHOST1のキャッシュの場所は、
WEB_DOMAIN_HOME/servers/ohs1/cache/
です。 -
Oracle HTTP Serverを再起動します。
親トピック: OHS/OTD WebGateへのアップグレード