このガイドで説明する新機能
次のトピックでは、Oracle TopLinkの新機能と変更機能およびこのガイドで説明する主な変更について紹介し、その他の参考資料へのリンクを示します。このマニュアルは、以前Oracle TopLinkソリューション・ガイドと呼ばれていたマニュアルの新しいエディションです。
次のトピックでは、EclipseLinkの新機能や変更された機能について、およびこのガイドに記載されるその他の重要な変更について紹介し、詳細情報へのリンクを提供します。
12c (12.1.3)での新機能と変更された機能
Oracle TopLink 12c (12.1.3)には、このマニュアルに記載されている次の新機能および機能変更があります。このリストには、このリリースの新機能または変更された機能をすべては含んでいません。このマニュアルに記載されている新機能のみが含まれます。
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直列化されたバージョンのエンティティをデータベースの単一の列に格納するためのシリアライズ・オブジェクト・ポリシー。「シリアライズ・オブジェクト・ポリシー」を参照してください。
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動的な単一チューニング・オプション用のための自動チューニング。ページ18-8の「自動チューニング」を参照してください。
12c (12.1.3)に関するこのドキュメントにおけるその他の重要な変更
このガイドは12c (12.1.3)でいくつかの点が更新されました。次の表に、追加または変更された項を示します。
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新しい章、「Oracle Exalogicの永続性アプリケーションの最適化」を追加し、Oracle Exalogicにデプロイするときに機能を構成して有効化する方法を説明しています。
12c (12.1.2)の新機能および変更された機能
Oracle TopLink 12c (12.1.2)には、このマニュアルに記載されている次の新機能および機能変更があります。このリストには、このリリースの新機能または変更された機能をすべては含んでいません。このマニュアルに記載されている新機能のみが含まれます。
EclipseLink 2.4.2には、このマニュアルに記載されている次の新機能および機能変更があります。このリストには、このリリースの新機能または変更された機能をすべては含んでいません。このマニュアルに記載されている新機能のみが含まれます。
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既存のOracleホームを含む希望の場所にTopLinkをインストールするクイック・インストーラ。「Oracle TopLinkのインストール」を参照してください。
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複数のアプリケーション・テナントがデータベース表やスキーマを共有する場合のクライアントの分離。これによりアプリケーションでは、同じアプリケーションの複数のテナントのエンティティを管理できます。「TopLinkを使用したテナントの分離」を参照してください。
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JavaScript Object Notation (JSON)から直接オブジェクトを変更するJSON結合。これは、Java API for RESTful Web Services (JAX-RS)サービスでJSONメッセージを使用しRESTfulサービスを作成する際に便利です。「JSONドキュメントからのオブジェクトの変換」を参照してください。
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JSONまたはXMLメディアのいずれかを使用するJAX-RSなどの標準に基づくRESTfulサービスを介してJava Persistence API (JPA)エンティティを公開するRESTful永続性。「RESTfulデータ・サービスを介したJPAエンティティの公開」を参照してください。
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キャッシュされたオブジェクトが共有キャッシュで無効化できるように、データベースがデータベースの変更をTopLinkに通知するTopLink Database Change Notification (DCN)に対するサポート。「キャッシュを無効にするためのデータベース・イベントの使用」を参照してください。
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NoSQLデータベースに対する非リレーショナル(NoSQL)データ・ソースへのマッピングのサポート。「NoSQLデータベースでTopLinkを使用する方法」を参照してください。
このリリースの変更点の完全なリストは、http://www.oracle.com/technetwork/middleware/toplink/overview/index.htmlを参照してください。
このリリースの変更点の完全なリストは、http://www.eclipse.org/eclipselink/releases/2.5.phpを参照してください。
12c (12.1.2)に関するこのドキュメントにおけるその他の大きな変更
12c (12.1.2)でこのガイドは何箇所か更新されています。次の表に、追加または変更された項を示します。
EclipseLinkのこのリリース用に、このガイドはいくつかの点が更新されています。次の表に、追加または変更された項を示します。
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インストール情報が、付録から「Oracle TopLinkのインストール」に移動され、古い情報は新しいクイック・インストーラの情報に置き換えられました。
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インストール情報は、付録から「Oracle TopLinkのインストール」に移動しました。
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「JBoss 7 Application ServerでのTopLinkの使用」という新しい章が、JBoss Application Server 7.1にデプロイされたアプリケーションでTopLinkをどのように使用するか説明するために追加されました。
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「IBM WebSphere Application ServerでのTopLinkの使用」という新しい章が、IBM WebSphere Application ServerにデプロイしたアプリケーションでTopLinkをどのように使用するか説明するために追加されました
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「ネイティブTopLinkからの移行」という新しい章が、TopLink 11g,リリース1 (11.1.1)以上でTopLinkのコア・ライブラリとなった、現在のEclipseLink APIに、ネイティブTopLinkオブジェクト・リレーショナル・マッピング(ORM) APIを使用しているアプリケーションを移行する方法を説明するために追加されました。
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「ネイティブTopLinkからの移行」という新しい章が、現在のEclipseLink APIに、ネイティブTopLinkオブジェクト・リレーショナル・マッピング(ORM) APIを使用しているアプリケーションを移行する方法を説明するために追加されました。
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「クラスタ内のアプリケーションのスケーリング」が、データのパーティション化を説明するために追加されました。
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「Software as a Serviceの提供」が4つの章に分割されました。
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Software as a Serviceの提供これは、次の3つの章の概要になります。
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「TopLinkを使用したテナントの分離」(この章には、仮想プライベート・データベース(VPD)のマルチテナントおよびテナントごとの表マルチテナントに関する情報も含まれています)
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「JSONドキュメントからのオブジェクトの変換」という新しい章が、JSONからまたJSONに直接オブジェクトを変換する方法を説明するために追加されました
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「コンテナ外部のJPAのテスト」に、ウィービングに関する情報を、コンテナの外のアプリケーション(たとえば、Java Platform, Standard Edition (Java SEプラットフォーム)のアプリケーション)をテストするために永続性ユニットのJARファイルを使用する方法を説明するために追加されました。
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「TopLink GridでのOracle Coherenceを使用したJPAアプリケーションのスケーリング」という新しい章が、高可用性の実現およびパフォーマンスの向上のためにアプリケーションでTopLink Gridを使用する方法を説明するために追加されました。
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「RESTfulデータ・サービスを介したJPAエンティティの公開」という章が、JSONまたはXMLメディアのいずれかを使用して、Java Persistence API-RESTful Services (JPA-RS)を介してJPAエンティティを公開する方法を説明するために追加されました。
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「キャッシュを無効にするためのデータベース・イベントの使用」という新しい章が、JPA環境でキャッシュを共有するためにEclipseLinkデータベース変更通知(DCN)の使用方法を説明するために追加されました。データベースはDCNにより、EclipseLinkにデータベースの変更を通知できるようになります。変更されたオブジェクトは、EclipseLinkの共有キャッシュでは無効になります。失効したデータは、他のアプリケーションがデータベース内の同じデータにアクセスする場合でも破棄されます。
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「Oracle DatabaseでOracle TopLinkを使用する方法」という新しい章が、TopLinkでサポートされるOracle Databaseの機能を使用する方法を説明するために追加されました。