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Oracle VM Serverユーザーズ・ガイド
リリース2.2
B57076-01
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6 ドメインのライブ移行

この章では、他の同等のコンピュータへのドメインのライブ移行について説明します。 ライブ移行を実行するには同等のコンピュータを使用する必要があります。つまり、コンピュータの型およびモデル番号を同じにします。

ドメインのライブ移行を実行するには、移行前に、同じマウント・ポイントにある同じ共有ストレージをサーバー・プール内のすべてのホストに接続する必要があります。 このために、共有仮想ディスクを共有ストレージとして使用して、ストレージ・リポジトリを作成できます。 この章の構成は次のとおりです。

6.1 共有ストレージの作成

他の同等のコンピュータへのドメインのライブ移行を実行する場合は、ライブ移行中に共有ストレージとして使用する共有仮想ディスクを作成してから、クラスタを作成する必要があります。 共有ストレージおよびクラスタの作成方法の詳細は、第8.1項「共有ストレージの作成」および第8.2項「クラスタの作成」を参照してください。

6.2 ドメインの移行

Oracle VM Managerを使用して、ドメインを移行できます。 Oracle VM Managerを使用したドメインの移行の詳細は、『Oracle VM Managerユーザーズ・ガイド』を参照してください。 また、Oracle VM Serverでコマンドラインからドメインを移行することもできます。

Oracle VM Serverコマンドラインからドメインを移行するには、そのドメインが含まれているOracle VM Serverで次のコマンドを使用して、そのドメインをリモート・コンピュータに移行します。

# xm migrate mydomain myremotecomputer

ドメインがリモート・コンピュータに移行されます。

ドメインのライブ移行を実行するには、次のコマンドを使用します。

# xm migrate -l mydomain myremotecomputer