3 修正された不具合と機能拡張

この章では、リリース時点での修正された不具合と機能拡張について説明します。

Bug番号は、BugDBチケットの番号です。特定のチケットまたは問題に関する不明点は、Oracleサポートにお問い合せください。

3.1 リリース19.1.0.0.17 - 2024年1月

Spring Frameworkの6.0.8以降、5.3.27または5.2.24へのアップグレードにより、セキュリティの脆弱性に対応

次のセキュリティの脆弱性が修正されました: CVE-2023-20863

このパッチにアップグレードして、これらのセキュリティ修正を含めることをお薦めします。

3.2 リリース19.1.0.0.16 — 2023年11月

バグ35617764 - Oracle GoldenGate for Big Data のReplicatプロセスでメモリー・リークが発生

この問題は修正されました。

バグ35617691 - 3つの部分からなる表名の処理中にMongo Replicatがクラッシュする

この問題は修正されました。

3.3 リリース19.1.0.0.15 - 2023年6月

バグ32862043 - 「OGG-25119: 欠落したサブ・ディレクトリの作成に失敗しました。」で抽出が異常終了しています

この問題は修正されました。

3.4 リリース19.1.0.0.14 - 2022年6月

バグ34014027 - ファイル・ライター・ハンドラでjava.lang.IllegalArgumentExceptionが発生する可能性があります: Java操作のフィルタリングが有効な場合、ターゲット・チェックポイントをnullまたはGGTranID.UNSET例外に設定できません。

この問題は修正されました。

バグ33847292 - DDL変更/表メタデータ変更によってステージおよびマージ処理で問題が発生

この問題は修正されました。

バグ33734218 - BigQueryハンドラは、ソース数値フィールドがBigQueryの文字列フィールドにマップされている場合に、科学表記形式の大きい数値を伝播する可能性があります。

この問題は修正されました。数値を科学表記から標準形式に変換するために変更されました。

3.5 リリース19.1.0.0.13 - 2022年1月

セキュリティの脆弱性に対処するためのlog4j 2.17.1のアップグレード

次のセキュリティの脆弱性が修正されました: CVE-2021-44832

このパッチにアップグレードして、これらのセキュリティ修正を含めることをお薦めします。

バグ33270938 - 一般: GROUPTRANSOPSを無効にするときにロールバックが発生しないようにする必要がある

この問題は修正されました。

3.6 リリース19.1.0.0.12 - 2022年1月

セキュリティの脆弱性に対処するためのlog4jのアップグレード

次のセキュリティの脆弱性が修正されました: CVE-2021-45046およびCVE-2021-44228

このパッチにアップグレードして、これらのセキュリティ修正を含めることをお薦めします。

パッチを適用した後、次を実行してください。

  • 古いバージョンのlog4j関連jarファイルをggjava/resources/lib/optionalから手動で削除します。
  • ReplicatまたはExtractグループの.propertiesファイルで、次を追加します:gg.log.classpath=ggjava/resources/lib/optional/log4j-api-2.16.0.jar:ggjava/res ources/lib/optional/log4j-core-2.16.0.jar:ggjava/resources/lib/optional/log4j-slf4j-impl-2.16.0.jar​​

3.7 リリース19.1.0.0.10 — 2021年11月

バグ33471061 - ADLSへの認証用のAzureストレージ・アカウント・キー

この問題は修正されました。

バグ33392133 - Replicatが突然クラッシュし、再起動時に重複したParquetファイルが作成される。

この問題は修正されました。

バグ33328546 - Avroフォーマッタが、Oracle Numberソース・タイプを文字列として特別処理できるようにする構成を追加した。

この問題は修正されました。

バグ33322992 - ファイル・ライター・ハンドラが、プロセス・ベースのファイル・ロックが原因でWindows上のデータ・ファイルの削除に失敗する。

この問題は修正されました。ファイル・ライター・ハンドラは、ファイル削除操作に対する再試行を実装するようになりました。

バグ32880283 - Oracle GoldenGate for Big Dataが、Parquetファイル作成のハングをレプリケートし、ダンプ・ファイルを生成する。

この問題は修正されました。

バグ33298943 - Azure Data Lakeファイルが存在するというエラー

この問題は修正されました。Parquetイベント・ハンドラが変更され、ファイルがすでに存在する場合にターゲット・ファイルを上書きする。

3.8 リリース19.1.0.0.9 — 2021年8月

Enh 32804778 - 関連する表のメタデータが変更されたことを示すメタ列キーワードが追加された

この問題は修正されました。メタ列${metadatachanged}が追加されました。このメタ列にはブール値があり、trueの場合は、表のメタデータが現在のレコード時点で変更されていることを示します。

Enh 33053571 - 複数のターゲット・スキーマの表へのレプリケーションがサポートされるようになった。

バグ33007616 -Cassandraからの初期ロードがメモリー不足でクラッシュする

この問題は修正されました。

バグ32792682 - CassandraCommitLogDirectoryReader - commitlogsの読取り中の例外

この問題は修正されました。

バグ32830352 - Apache Commons IO 2.8.0がアップグレードされた。

これは、CVE-2021-29425のセキュリティ修正です。

3.9 リリース19.1.0.0.8 — 2021年4月

拡張32455419 - Oracle GoldenGate for Big Data: S3イベント・ハンドラ: Canned Access Controlリストのサポート

S3 Canned Access Controlリストを使用してS3オブジェクトACLへのアクセス許可を変更するためのサポートが追加されました。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドS3イベント・ハンドラの構成に関する項を参照してください。

バグ32639595 - AvroおよびKafkaの接続 - ソース・フィールドが日付または時刻の場合のタイムスタンプ論理型のエラー

タイムスタンプ・ソースは、タイムスタンプ論理型として伝播できます。日付と時刻はできません。この問題は修正されています。

バグ32609848 - モードtxの場合、Velocityテンプレートがファイル・ライター・ハンドラで重複メッセージを生成する

この問題は修正されました。

バグ32492392 - 証跡からのタイムスタンプの解析に失敗する

MySQL、PostreSQLおよびDB2ソースからのタイムスタンプ列データの解析に関する問題が修正されました。

バグ32322155 - 10進数が小数点で始まる場合、GoldenGate Big DataのJMS Extractが異常終了する

この問題は修正されました。

バグ32217448 - columnValueテンプレートへの切捨ての追加

この問題は、空白がサポートされるように${columnValue[]}パラメータのパラメータ内容を切り捨てる機能を追加することで修正されました。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドテンプレートを使用したトピック名およびメッセージ・キーの解決に関する項を参照してください。

拡張32200821 - seqnoおよびrbaのメタ列のサポート

この問題は修正されました。証跡ファイルのシーケンス番号とrbaを解決するために、それぞれにメタ列キーワード${seqno}および${rba}が追加されました。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドメタ列出力の設定に関する項を参照してください。

バグ32203093 - Oracle Walletのセキュリティ保護されたデータベース・パスワード

Cassandra Captureでは、Oracle WalletにCassandraデータベースのパスワードを格納するサポートが追加されました。

バグ32619663 - Kafka Connectハンドラを使用してop形式のメッセージのネームスペースと一意の名前で生成される行スキーマを設定する

Kafka Connectハンドラを使用して、op形式のメッセージのネームスペースと一意の名前で生成される行スキーマを設定します。この機能を有効にするには、構成プロパティgg.handler.name.schemaNamespaceを設定する必要があります。

バグ32430128 - Jackson Databindライブラリの2.12.1へのアップグレード

次のセキュリティ・バグが修正されました。

拡張32203093 - Oracle Wallet内のセキュリティ保護されたデータベース・パスワード

この問題は修正されました。

  • CVE-2020-25649

3.10 リリース19.1.0.0.7 — 2020年11月

拡張31953602 - Kafka Connectハンドラに、生成されたスキーマのネームスペースを制御する機能が追加されました

構成プロパティgg.handler.name.schemaNamespaceが追加され、ユーザーは生成されたスキーマのネーミングをより正確に制御できるようになりました。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataの使用Kafka Connectハンドラの構成(Kafka Connectハンドラの構成プロパティの表)を参照してください。

拡張31936725 - ステージングとマージ: Redshift: COPY SQL認可の拡張

Redshiftイベント・ハンドラが拡張され、使用可能なCOPY SQL S3認可メカニズムがすべてサポートされるようになりました。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataの使用Redshift COPY SQL認可を参照してください。

拡張31721551 - テンプレート・マッパーのトークン出力

テンプレート・マッパー機能が、トークン値を解決するための新しいキーワードである${token[]}によって拡張されました。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataの使用テンプレートを使用したストリーム名とパーティション名の解決を参照してください。

バグ31960873 - 操作区切りテキスト・フォーマッタ - 切捨て操作後に2つの行デリミタが挿入される

この問題は修正されました。切捨て操作後の余分な行デリミタは削除されました。

バグ31936543 - BigQueryハンドラ: 表スキーマ名から導出されるデータセット

replicatマップ文で指定された表スキーマ名が、BigQueryデータセット名にマップされていました。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataの使用表の自動作成を参照してください。

バグ32015766 - MongoDbターゲット接続が「Command failed with error 18 (AuthenticationFailed)」で失敗する

この問題は修正されました。

バグ31922247 - Kafka形式のメッセージに含まれているレコードの操作前のイメージの部分が正しくない

この問題は修正されました。

3.11 リリース19.1.0.0.6 — 2020年9月

バグ31839295 - AvroフォーマッタのformatOp操作が失敗しました。java.lang.ArithmeticException: 丸めが必要です

この問題は修正されました。スケール設定でAvro小数論理型の丸めが必要な場合、Avroフォーマッタは丸めを実装します。

拡張31814794 - STSが有効な場合、S3イベント・ハンドラはAWSロールを変更する機能を実装しています。

この問題は修正されました。Oracle GoldenGate for Big Dataの使用S3ハンドラの構成を参照してください。

バグ31786482 - OCIバケットの作成

この問題は、OCI自動バケット作成機能によるバケット作成をパブリック・アクセスからプライベート・アクセスに変更することで修正されました。

3.12 リリース19.1.0.0.5 — 2020年8月

バグ31526594 - ADWハンドラがjava.lang.ClassNotFoundException: oracle.jdbc.driver.OracleDriverで異常終了する

この問題は修正されました。

バグ31524648 - ADWハンドラがUPSERT処理時にORA-00001: 一意制約エラーで異常終了する

この問題は修正されました。

バグ31471259 - AdapterExamplesからのflumeの例の削除

この問題は修正されました。flumeの例はAdapterExamplesフォルダから削除されました。

バグ31409651 - 定義された宛先ではなくすべての宛先へのOracle GoldenGate for Big DataのReplicat Publishメッセージ。

この問題は修正されました。

Enh 31404378 - OGGBD: ステージングとマージ: ADW: 証跡での圧縮された更新のサポート

証跡での圧縮された更新のサポートが追加されました。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataの使用トラブルシューティングと診断を参照してください。

Enh 31404362 - OGGBD: ステージングとマージ: ADW: XMLTYPEのサポート

ステージング表のCLOB値をXMLTYPEに変換するために、マージSQLにXMLキャスト関数が導入されました。

バグ31302830 - NOAPPLYNOOPUPDATESパラメータに関係なく、NO-OP更新が適用されます

この問題は修正されました。

Enh 31316766 - HDFSイベント・ハンドラ - デバッグ・レベルでHDFS構成プロパティがログに記録される。

ログ・レベルがDEBUGに設定されている場合、HDFS構成プロパティがログに記録されます。

Enh 31202078 - コマンド・イベント・ハンドラ - 構成された場所にスクリプトが存在しないと、初期化で失敗する

この問題は修正されました。

Enh 29722965 - Elasticsearchハンドラ - Transport APIからHigh Level Rest同期APIへの移行

Elasticsearch High Level RESTクライアントのサポートが追加されました。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataの使用Elasticsearch High Level RESTクライアントの依存関係を参照してください。

Enh 30121870 - ステージングとマージのサポートのADWへの適用

この問題は、ステージングとマージのサポートをADWに適用することによって修正されました。

Enh 31182988 - ADW: LOB更新のサポート

GoldenGate証跡がOracle統合取得によって生成される場合、ソースLOB列に対するUPDATE操作については、LOBの変更部分のみが証跡ファイルに書き込まれます。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataの使用Autonomous Data Warehouseイベント・ハンドラの使用を参照してください。

Enh 27444427 - Kafkaハンドラ - Kafkaハンドラのサポートの追加

ヘッダーに対するKafkaおよびKafka Connectのサポートが追加されました。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataの使用Kafkaハンドラの使用およびKafka Connectハンドラの使用を参照してください。

Enh 30564524 - メタ列機能 - 主キーの列名の出力の追加

Avroフォーマッタに、${primarykeycolumns}および${currenttimestampiso8601}の2つのメタ列が追加されました。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataの使用プラガブル・フォーマッタの使用を参照してください。

バグ31114658 - ADW: 10進データ型があるAVROファイルの非常に小さいまたは大きい値が外部表によってフェッチされない

この問題は修正されました。

バグ31101426 - OGGBD: JDBC MDPを使用するADW/ファイル・ライターによって生成されたAVROファイルが数値データ型について正しくない。

この問題は修正されました。ADW構成が修正されました。

バグ30846809 - ADWハンドラ: ORA-01830: 日付書式の変換で不要なデータが含まれているというエラー

この問題は、ADW handlerハンドラでgg.eventhandler.adw.dateFormat=YYYY-MM-DD HH24:MI:SSおよびgg.eventhandler.adw.timestampFormat=YYYY-MM-DD HH24:MI:SS.FF9のパラメータを使用することによって修正されています。

バグ29650246 - JMSサーバーが停止した後も、JMS Extractがハングしている

この問題は修正されました。

3.13 リリース19.1.0.0.4 — 2020年5月

バグ31235726 - ハートビート表のバッファ処理が正しくないことで、後続の操作でメタデータの不一致が発生する。

この問題は修正されました。

バグ31373926 - OCI資格証明にOCIバケットの取得と作成のための管理者権限がない場合にOCIイベント・ハンドラが失敗する

この問題は修正されました。Oracle Cloud Infrastructure (OCI)ハンドラは、管理者権限なしで動作するように変更されました。

ENH 31071500 - バイナリ・データを含む単一レコードのメッセージの取得のサポート。

この問題は修正されました。バイナリ・データを含む単一レコードのメッセージを取得できるようにサポートが追加されました。

バグ31208539 - RESTART ABENDレコードを処理した後のトランザクション・モードでのレコードの重複。

この問題は、最後のコミット操作のDDL操作を使用するRESTART_ABENDを処理するときの重複操作を修正することによって修正されました。

ENH 31073365 - Oracle GoldenGate ReplicatでのTRIMSPACES、SPACESTONULLのサポート。

この問題は、Oracle GoldenGate BigDataで、欠落しているTRIMSPACESTRIMVARSPACESおよびSPACESTONULLの各パラメータを実装することによって修正されました。

バグ31256903 - ALLOWDUPTARGETMAPモードが関与する場合に、操作前のイメージの処理が正しくない。

この問題は、同じソース表を異なるターゲット表にマッピングする場合に欠落しているBEFORE値を修正することによって修正されました。

バグ31010774 OCIイベント・ハンドラのプロキシ・サーバー構成の修正。

この問題は、プロキシ設定を設定するための次のプロパティを追加することによって修正されました。gg.eventhandler.name.proxySevergg.eventhandler.name.proxyPortgg.eventhandler.name.proxyProtocolgg.eventhandler.name.proxyUsernameおよびgg.eventhandler.name.proxyPassword。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataの使用ガイドのOracle Cloud Infrastructureイベント・ハンドラの構成を参照してください。

バグ31297753 log4jのバージョン2.13.2へのアップグレード

次のセキュリティ・バグが修正されました。

  • CVE-2020-9488

3.14 リリース19.1.0.0.3 — 2020年3月

バグ30926357 - プロパティgg.handler.name.EnableTimestampLogicalTypeのgg.format.timestampが有効化されない

Kafka ConnectとAvroの論理タイムスタンプを有効にする機能が、コンテンツの正規表現の置換機能も有効になっている場合に動作しません。この問題は修正されています。

バグ29875647 - ソース・データに改行が含まれている場合に抽出がエラー・コード16002で異常終了する

この問題は修正されました。

バグ30843726 - Parquetライターのバージョンを選択できない。

Parquetライターのバージョンの明示的な選択をサポートするために、Parquetイベント・ハンドラに新しいプロパティgg.eventhandler.name.writerVersionが追加されました。

バグ31038699 - OCI イベント・ハンドラ - 1.5.x+バージョンのOCI SDKでは動作しない

より新しいリージョンをサポートするために、OCI Java SDKのバージョンを上げました。OCIイベント・ハンドラが使用されている場合は、OCI Java SDKのバージョン1.5.4以上を使用する必要があります。

バグ30916397 - HDFSハンドラ - メタデータ変更のロールが壊れている

この問題は修正されています。

バグ30752010 セキュリティ・バグ

次のセキュリティの脆弱性が修正されました。
  • CVE-2019-16943
  • CVE-2019-19267
  • CVE-2019-17531

バグ31018223 セキュリティ・バグ

次の報告されたセキュリティの脆弱性が修正されました。
  • CVE-2020-8840
  • CVE-2020-9546
  • CVE-2020-9547
  • CVE-2019-14892
  • CVE-2019-14893

3.15 リリース19.1.0.0.2 - 2020年1月

バグ25106122 - Hive表の自動作成でSQLインジェクションの可能性

Hive表の自動作成機能で発生した可能性のあるSQLインジェクションが修正されました。

30318721 - CVE-2018-11058: ORACLE SECURITY SERVICE UPGRADE

次のセキュリティの脆弱性が修正されました。

  • CVE-2018-11058
  • CVE-2016-0701
  • CVE-2016-2183
  • CVE-2016-6306
  • CVE-2016-8610
  • CVE-2018-11054
  • CVE-2018-11055
  • CVE-2018-11056
  • CVE-2018-11057
  • CVE-2018-15769

3.16 リリース19.1.0.0.1 - 2019年10月

ENH 30153046 - JMS Extractが日付書式エラーで失敗する - [エラー]: 書式YYYY-MM-DD:HH:MI:SS.FFFFFFFFFを使用して日付を変換できなかった

このリリースには、複数の精度のタイムスタンプ・データの解析をサポートするためのJMSキャプチャの改善が含まれています。

バグ30220338 - Oracle GoldenGate Big DataアダプタのKafka Connectハンドラで、10進タイムスタンプを生成できない

このリリースには、Avro論理タイプをサポートするためのKafka Connectハンドラの改善が含まれています。

バグ30110907 - SQL ServerからAWS S3、OGG-15051 JavaまたはJNI例外: java.lang.NoClassDefFoundError: oracle/goldengate/datasource/UserExitMain。

このリリースでは、S3バケット管理(バケットの作成など)をユーザーが無効にできるようにするために、新しいS3イベント・ハンドラ構成が追加されました。デフォルト: true、これは、S3イベント・ハンドラが、バケットを検証し、存在しない場合は作成することを試行できることを意味します。

ENH 29873179 - GoldenGate for Big Data内のレスポンスからオフセット値を取得する方法このリリースでは、メッセージ送信が成功したときに、トピック、パーティションおよびオフセットをログに記録するために、Kafkaハンドラのデバッグ・ロギングが追加されています。

3.16.1 重要なセキュリティ更新 — 2019年10月

重要なセキュリティ修正

このリリースには、次のCVEを含む、重要なセキュリティ修正が含まれています。このリリースのOracle GoldenGate for Big Data、およびOracle GoldenGate CVE-2018-11058にアップグレードすることをお薦めします。

Oracle GoldenGate for Big Data 19.1.0.0.1リリースでは、次のセキュリティ修正が提供されています。
  • CVE-2019-16335 (バグ: 30347733): これはjackson-databindコンポーネントに影響します。
  • CVE-2019-14439 (バグ: 30172810): これはjackson-databindコンポーネントに影響します。
  • CVE-2018-8088 (バグ: 30172807): これはslf4jコンポーネントに影響します。
CVE-2018-11058の更新では、次のものにも対処しています。
  • CVE-2016-0701
  • CVE-2016-2183
  • CVE-2016-6306
  • CVE-2016-8610
  • CVE-2018-11054
  • CVE-2018-11055
  • CVE-2018-11056
  • CVE-2018-11057
  • CVE-2018-15769
詳細は、Oracleクリティカル・パッチ・アップデート・アドバイザを参照してください。

3.17 リリース19.1.0.0.0 — 2019年8月

バグ29548820 — STOP *の発行時、すべてのグループがABENDEDステータスになる。

SQL操作レコードの処理中はチェックポイントの準備完了ステータスをfalseに設定するようにExtractが変更され、これにより、誤った異常終了ステータスが修正されました。

バグ29507343 — 特定のHP NonStopデータ型がOGGBDで誤って変換される。

HP NonStopの小数点タイプの小数を処理する際のマッピングの問題が修正されました。

バグ28065055 — GG_HEARTBEATレコードの処理中のReplicat SIGSEGV

Replicatは、ターゲット表定義を自動的に作成してハートビート表のマッピングを処理するように変更されました。

Enh 29719124 — Oracle以外のターゲットに対してMAPINVISIBILECOLUMMS機能が有効になった。

Oracle以外のターゲットでMAPINVISIBLECOLUMNS Replicat構成プロパティがサポートされるようになりました。

バグ28507572 — 間違ったラグがpmsrvrで報告される

pmsrvrの負のラグが、非常に高い正のラグとして報告されました。この問題は修正されています。

Enh 29689282 — ElasticsearchハンドラにElasticsearch 7.xに対するサポートが追加された。

Elasticsearchハンドラは、Elasticsearchバージョン7.xをサポートするようになりました。

Enh 29631406 — 区切り文字テキスト・フォーマッタで操作前と操作後の両方のイメージ・データが出力されるように拡張された。

Oracle GoldenGate for Big Data 19.1.0.0リリースより前では、区切り文字テキスト・フォーマッタは、挿入および更新の場合は操作後のイメージ・データ、削除の場合は操作前のイメージ・データのみを出力できました。区切り文字テキスト・フォーマッタは、挿入、更新および削除の操作前と操作後の両方でイメージ・データを出力するようにオプションで構成できるようになりました。

Enh 29624591 — Javaアダプタ構成フレームワークが構成値から末尾の空白を削除するように変更された。

Javaアダプタ構成フレームワークが、構成値から末尾の空白文字を削除するように変更されました。

Enh 29314345 — HBase 2.xでのHBaseハンドラの追加サポート

HBaseハンドラは、HBase 2.xをサポートするように変更されました。

Enh 29250231 — MongoDBハンドラにトランザクションのサポートが追加された。

MongoDBハンドラにオプションのトランザクションのサポートが追加されました。トランザクションのサポートは、MongoDBの4.0バージョンで追加されました。

Enh 29357124 — HBaseハンドラからHBase操作のタイムスタンプが設定されるようにHBaseハンドラのデフォルト機能が変更された

HBaseハンドラからHBase操作のタイムスタンプが設定されるように、HBaseハンドラのデフォルト機能が変更されました。Oracle GoldenGate for Big Data 19.1.0.0リリースより前は、gg.handler.hbase.setHbaseOperationTimestampのデフォルト値はfalseでした。Oracle GoldenGate for Big Data 19.1.0.0リリース以降では、デフォルト値はtrueです。